「和歌山のたねなし柿」で秋バテ予防を!「beauty & health KAKI RESCUE」がスタート~ 柿史上初のジャパニーズスーパーフードに認定 ~

和歌山県農業協同組合連合会のプレスリリース

JAグループ和歌山/柿消費拡大対策事業協議会(和歌山県和歌山市 代表者:村田昌隆)は、 「和歌山のたねなし柿」 が2020年7月1日にジャパニーズスーパーフードとして認定されたことを受け、栄養価の高い柿の新たな魅力を発信すべく、“秋バテ”予防を目的とした新プロモーション「beauty & health KAKI RESCUE」を2020年9月15日(火)より開始いたします。

“秋バテ”とは、夏の暑さが和らぎ、秋を迎えた頃に現れる症状で、1日の気温の寒暖の差による自律神経の変調が起こす食欲不振、倦怠感、睡眠不足、肩こりなどの症状であると言われています。

古くから、「柿が赤くなれば、医者は青くなる」と言われ、夏を越えて秋を迎える頃に、果実が成熟し喫食が可能になることから、柿は夏の暑さにバテた体にタイミングよく栄養を供給できる果物として認識されてきました。2020年7月には日本スーパーフード協会からもジャパニーズスーパーフードとして認定されるなど、その栄養価の高さはますます評価されています。

専門家も柿の健康効果・美容効果について言及しており、近畿大学農学部の米谷教授によると、「柿に含まれる低分子の糖質は吸収が早いためエネルギーになりやすく、秋バテの体の回復が期待できます。」とのこと。また、ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントを務めた経験もあるエリカ・アンギャルさんによると、「体とともに過酷な夏を乗り越えた肌も秋バテになることがあると考えられます。そんな時に抗酸化成分がたっぷりと含まれた柿は肌の秋バテを予防するためにもぜひ食べていただきたいです。」とコメントし、美容面での効果にも期待が寄せられています。

柿の生産量日本一を誇るJAグループ和歌山/柿消費拡大対策事業協議会では、「beauty & health KAKI RESCUE」として、秋バテ予防を訴求すべく店頭などでプロモーションを実施いたします。これからの季節に起こり得る“秋バテ”にならないよう、栄養豊富でおいしい「和歌山のたねなし柿」をぜひお召し上がりください。

<専門家もお勧めする柿の高い栄養価!>
■ 心身ともに効く!?秋バテにおすすめの回復アイテム!

まず、柿の健康機能として外せないのが「抗酸化作用」です。酸化ストレスは様々な疾病に関連するため、それらを抑制する抗酸化作用を持つ機能性物質は注目を集めています。柿には水溶性の抗酸化物質であるビタミンCと脂溶性の抗酸化物質であるビタミンA、カロテノイドが含まれ、さらに多量に含まれるポリフェノール(タンニンもその一種)も抗酸化力を発揮します。

また、柿にはグルコース、フルクトース、スクロースなどの低分子の糖質と食物繊維が含まれています。これらの糖質、特にグルコースは生体の基本的なエネルギーであり、脳は基本的にグルコースしかエネルギーにできないため、必要不可欠な栄養素でもあります。近年では糖質を嫌う風潮もありますが、柿に含まれる低分子の糖質は吸収性が早く、エネルギーになりやすくもあります。

柿は、甘すぎない甘みがあり食べやすいことから、エネルギーにもなりやすく、同時に、抗酸化物質であるビタミンCやビタミンA、カロテノイド、ポリフェノールも摂取でき、酸化ストレスも緩和できると考えられ、秋バテの体の回復が期待できます。さらに、柿の甘みは「癒し」の効果もあり、柿は心身ともに身体に優しい果物であると言えるでしょう。

専門家プロフィール

近畿大学 農学部
米谷俊(こめたに たかし)

京都大学大学院農学研究科修士課程修了(食品工学専攻)。京都大学農学博士 。江崎グリコ(株)に入社、健康科学研究所 所長などを経て現職。2018年より日本食品科学工学会関西支部 支部長。日本農芸化学会でも委員を務める。

■ 肌の”秋バテ”にも柿がオススメ!柿で内も外も美しく!
柿には食物繊維がたっぷり含まれており、体内の有害な物質を排出する機能を助けたり、腸内環境を整える働きがあります。お通じに悩んでいる方にはぜひ取り入れていただきたい果物の一つです。また、少しの量でも満腹感が得られやすい果物で、そのまま食べても満足感のある甘みがあります。そのため、美しくなるためにダイエットをしているけれど、間食に菓子パンやケーキ、スナック菓子などを、ついつい食べてしまう…という人は、間食を柿に置き換えてみましょう。少量でも満腹になりますし、栄養価も豊富。ジャンキーな間食はダイエットの敵ですが、柿なら美しさにプラスになる間食になります。

また、柿は美肌のためにも取り入れていただきたい果物です。日本の夏は、この10年ぐらいで年々暑くなっている傾向がありますが、過酷な夏の暑さを何とか乗り越え、やっと涼しくなってきた秋になると、何となく肌の調子が悪いと感じることがあると思います。これは、肌が秋バテになっている状態といえますが、原因は夏に浴びてしまった紫外線。紫外線を浴びると活性酸素が体内で発生し、シミやシワなどお肌の老化を加速させてしまいます。そんな時に、柿はぜひ食べてほしい果物。柿の真っ赤なオレンジ色は、β-クリプトキサンチン、β-カロテン、リコピン、ルテインといったカロテノイドなどによるもので、柿には紫外線ダメージから肌を守る抗酸化成分がたっぷり含まれています。カロテノイドをたくさん摂取すると、肌のつやが良くなるという研究結果も出てますし、柿の皮の部分も一緒に食べると、より強い抗酸化効果が得られます。肌の秋バテを予防するという意味では、ぜひ取り入れてほしいですね。

専門家プロフィール

元ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタント
エリカ・アンギャル / ERICA ANGYAL

1969年オーストラリア・シドニー生まれ。シドニー工科大学卒業、健康科学学士。ネイチャーケアカレッジ卒業(栄養学)。2004年から8年間、ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントとして世界一の美女を目指すファイナリストたちに「美しくなる食生活」を指南。栄養学、薬理学、生理学など予防医学における幅広い専門知識を駆使し、”内側からより美しく、心も身体も健やかに輝く”をテーマに、ハッピーな毎日のための食とライフスタイルを発信する。著書に『スーパーモデルの食卓』『ラブダイエット 〜スイーツなしで体と心を満たす美の教科書〜』『和食の食べ方を知れば、女性はもっと美しくなれる』などがある。

<日本スーパーフード協会について>

2014年1月に設立された協会で、単なる自然食・健康食としてのスーパーフードではなく、「食・美容・運動・暮らし」といった複合的な角度から自然のパワーを取り入れて、心身共に健康で幸福な状態を総合的に高めていくという「ライフスタイルとしてのスーパーフード」を推奨しています。スーパーフードが一過性のブームで終わることなく、「スーパーフードのあるライフスタイルを永続的に定着させること」を目標に、スーパーフードを普及・啓発する活動を行っています。

公式ホームページ:http://www.superfoods.or.jp/

<beauty & health KAKI RESCUE概要>
・開始時期 : 2020年9月15日(火)~
・販売地域 : 全国のスーパーマーケット、小売店ほか(一部店舗を除く)
・特設サイト: http://kakine-chan.com/rescue/

<和歌山の「たねなし柿」について>

甘くてまろやかな口当たりが人気のたねなし柿。果形は四角張った扁平で、全国で最も多く栽培されている品種です。中でも10~15日程度早く熟す「刀根早生柿(とねわせがき)」は、たねなし柿の早生品種で生産量が一番多い品種です。それよりもさらに早く熟し、露地栽培の中で一番早い時期に出荷される極早生品種を「中谷早生柿 (なかたにわせがき)」といい、9月上旬から出荷が始まります。

<主催者情報>
・主催者:JAグループ和歌山/柿消費拡大対策事業協議会
・所在地:〒640-8331 和歌山市美園町五丁目1番地の1
・代表者:村田昌隆
・TEL:073-488-5581

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