10月1日は国際コーヒーの日。 コーヒーの新年度の幕開けをUCCドリップポッドが盛り上げる  次にくるコーヒーのトレンドは スペシャルティコーヒーの「ブレンド」?! UCC主催オールナイトコーヒーイベントで コーヒー偏愛者が全力議論

UCC上島珈琲株式会社のプレスリリース

 UCC上島珈琲株式会社(本社/神戸市、資本金/10億円、社長/朝田文彦)は、プロがハンドドリップで淹れたようなおいしいコーヒーを通じてお客様に「最高のコーヒー体験」をお届けするドリップコーヒーシステム『UCCドリップポッド』より、コーヒーの新年度の幕開けとなる10月1日に際し、今後のコーヒートレンドを分析・発信し、ゲストを交えて徹底議論するイベントを開催します。

当日、コーヒー界の新たな潮流に名前をつけて、イベント中に発表を行います

 10月1日は「国際コーヒーの日」です。コーヒーの新年度が始まる日として、国際協定で定められました。創業以来約90年にわたり日本のコーヒー文化をリードしてきたUCCも、コーヒー専業メーカーとして、毎年様々な企画を通じてコーヒーの日を盛り上げてまいりました。今年は、コーヒーを生業とするプロフェッショナル、コーヒーライターなどの専門家のほか、趣味が高じた「素人」も交えてオールナイトで熱い議論を繰り広げ、「次のコーヒートレンド」を大胆に予測します。
 コーヒーブームとして一世を風靡した「サードウェーブ」以降、スペシャルティコーヒー※1の広まりにより、コーヒー豆本来の味わいを楽しむスタイルが確立されました。それに伴い、コーヒーの代表的な味わいとも言える苦味だけでなく、フルーティなフレーバーなど、人々がコーヒーに求める味わいも多様化しています。
 また、エシカル消費への関心の高まりから、味わいだけでなく、生産者の顔や栽培環境を知ったうえでコーヒーを選びたいという新たな傾向も見られます。
 さらに、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛による「おうち時間」の増加によって生じた生活スタイルの変化も、トレンドを左右する大きなポイントとなります。
 このようなコーヒーを取り巻く環境を踏まえ、今回のイベントでは大きく3つのトレンドを予測し、熱いディスカッションを繰り広げます。

■UCCドリップポッドが予測するコーヒーの3大トレンド
(1) 個性豊かなコーヒー豆の味わいは、「ブレンド」によってさらに豊かになる
 生産農園によって多種多様な味わいを持つコーヒー豆ですが、今後、「ブレンド」によってコーヒーの味わいの表現はより豊かになっていくでしょう。
 すでに一部のプロフェッショナルにおいては、栽培環境が生み出したコーヒー豆の個性を純粋に味わう「シングルオリジン※2」で楽しむだけではなく、人の手を介することでそのコーヒー豆の良い部分を掛け合わせ、より自らが理想とする味わいを生み出す「ブレンド」を見直そうとする動きが生まれています。
 ベリーのような明るい酸味をもつコーヒーに、カラメルのような甘い余韻を楽しめるようにするなど、「ブレンド」によってコーヒーの味わいはさらに豊かに表現されるようになり、また今後その動きは加速していくものと予想されます。

(2) エシカル消費への関心の高まりから、農園主の顔が見えるスペシャルティコーヒーがよりスタンダードに
 「エシカル消費」への関心が高まっていることで、今まで生産国名でしか語られなかったコーヒー豆の出自が、農園名や、栽培品種まで言及されるケースが増えてきました。従来、コーヒー豆は安定供給のため定められた価格で一律に取引されるケースが多く見られましたが、今ではより良い品質のものを生産し、農園のラベルをつけ、より適正な価格を定めるエシカルな取引が増加傾向にあります。
 品質向上のため農法などの工夫を凝らす生産者が増えることで、各農園の特色を活かした個性的な味わいが増え、スペシャルティコーヒーはさらに多様になっていくでしょう。農園主の顔を思い浮かべながら、コーヒーを楽しむスタイルがよりスタンダードになっていくかもしれません。

9月1日に発売した『UCCドリップポッド』のスペシャルティカプセル「コロンビア ルパタ農園」の農園主であるハイメ氏。

カスティージョという品種を使用。紫がかったチェリーが特徴的。ドリップポッドはシングルオリジンのカプセルも販売している。

(3) 外出自粛による「おうち時間」の増加・多様化により、家でもおいしいものを、レベルを落とさずいつでも楽しみたいというニーズが加速
 カフェやコーヒースタンドなどで提供される品質の高いコーヒーを楽しむスタイルが広まり、「本格的な味わい」を求める人が増加していたさなか、新型コロナウイルスによる外出自粛により「おうち時間」が増加しました。急遽、新しい生活様式へのシフトが求められるなかで、外食時と同等のレベルのものを、外食時と同様に、すぐに、「おうちで」いつでも楽しみたいというニーズが高まっています。
 今後は、そうした新しい「おうち消費」への解決方法の提案が求められていくでしょう。

■『UCCドリップポッド』専用カプセルの展開
 UCCは、カプセル式コーヒーシステム『UCCドリップポッド』より、スペシャルティコーヒー2種を贅沢にブレンドした専用カプセルを、数量限定で発売します。
 『UCCドリップポッド』は、プロのハンドドリップ抽出メカニズムを搭載したマシンと、専用カプセルの機構により、淹れ手を選ばず、いつでも最高の一杯を楽しめるコーヒーシステムです。まさに新しい「おうち消費」のかたちに寄り添うコーヒーシステムとして、おいしいコーヒーのある豊かな生活をお客様へご提案します。
 また、UCCの強力なネットワークを活かし、直接農園主から仕入れたシングルオリジンのスペシャルティコーヒーを含めた豊富なカプセルラインアップを取り揃えており、お気に入りのコーヒースタンドでお好みのコーヒー豆を選ぶように、ご家庭にも心地よい時間をお届けします。
 今回は、まさにコーヒーの新年を祝いトレンドに沿った特別なカプセルを新たに開発し、イベント内では、コーヒーの新年を祝う乾杯コーヒーとして楽しみます。

■UCC主催 オールナイトコーヒーイベントについて
 コーヒーの新年度の幕開けに際し特別に開発した、スペシャルティコーヒー2種を贅沢にブレンドしたカプセルを味わいながら、次のコーヒートレンドとなる「ブレンド」について夜通し語り合うイベントを開催します。
 UCC社員はもちろんのこと、競技会での受賞歴を持つコーヒー業界の新鋭や、コーヒーとは切っても切り離せないスイーツのプロなどをゲストに迎え、熱い談義を繰り広げます。

イベント名  :オールナイトカフェ「ドリップポッド」
        ~一夜限りのコーヒー偏愛者の集い~
日時     :2020年9月30日(水)22:00開始/10月1日(木)3:00終了
開催方法   :オンライン配信(YouTube Live)
        ドリップポッド公式アカウントより配信。
        詳細は特設ページを参照。
        URL: https://drip-pod.jp/coffee_day2020/
参加費    :無料

コンテンツ内容:
・次年度のコーヒートレンドは「ブレンドのアップデート」?!情熱トーク
・コーヒーの日カウントダウン
・次に来る新しいトレンドの名称を決めよう!
・背徳のスイーツタイム:コーヒーとのペアリングについて
登壇者:
(ゲスト)
・ジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ2018優勝
 ROKUMEI COFFEE CO.代表取締役 井田浩司氏
・フランス・ガストロノミック・アルパジョン・コンクール(2008年)優勝
 パティスリーレザネフォール シェフ 菊地賢一氏
・株式会社βace CEO 山下貴嗣氏
(MC)
・伊倉愛美氏(タレント)
・ヴォーン氏
 (自称東京一のコーヒー愛好家/「GOOD COFFEE」エディター/ライター)
(UCC)
・コーヒー鑑定士/ドリップポッド スペシャルティカプセルの
 原料調達・開発者 農事調査室 室長 中平尚己
・ジャパン ブリューワーズ カップ2014/2015準優勝
 コーヒーアカデミー専任講師 村田果穂
※両名ともCOE国際審査員、CQI認定Qアラビカグレーダー資格保持者

■関連URL
▼UCCドリップポッド 公式サイト: https://www.ucc.co.jp/drip-pod/
▼UCCドリップポッド 公式通販サイト: https://drip-pod.jp/
▼『ドリップポッドDP3』発売について(2019年12月10日ニュースリリース):
https://www.ucc.co.jp/company/news/2019/rel191210a.html
▼カプセルリニューアルについて(2020年2月18日ニュースリリース):
https://www.ucc.co.jp/company/news/2020/rel200218.html
▼UCCのSDGsの取り組みについて
https://www.ucc.co.jp/company/csr/country_of_origin/
▼UCCドリップポッドのスペシャルティカプセル
 「コロンビア ルパタ農園」について(2020年9月1日ニュースリリース)
https://www.ucc.co.jp/company/news/2020/rel200901.html

※1 スペシャルティコーヒー
カップのなかで、生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されたコーヒーのこと。
通常コーヒーは先物取引であらかじめ値段が決められるが、スペシャルティコーヒーは品質本位で都度価格を決め取引を行う。なお、ドリップポッドのスペシャルティカプセルの多くのラインアップにおいては、信頼関係を構築した農園主から直接仕入れを行い、自社で焙煎・製品化まで行うことで、確かな品質のコーヒーをお客様にお届けする。

※2 シングルオリジン
単一農園で栽培されたコーヒー豆のこと。

<参考資料>
■『ドリップポッド』
 日本のコーヒー文化を生み育ててきたUCCが、日本人の味覚に合うドリップコーヒーのおいしさを、確実に届けるため開発した、独自のドリップコーヒーシステム。専用のカプセルと抽出マシンにより、プロのハンドドリップの抽出メカニズムを再現。「カップから農園まで」を理念に掲げるUCCが、“カップまでのラストワンマイル(抽出工程)”まで手掛けることにより、いつでもコーヒー豆の魅力を最大限に引き出した味わいをお楽しみいただけます。
 2020年1月には最新マシン『DP3』を発売。「Strong」「Iced」などの抽出モードを新たに搭載することで、50通り以上の飲み方を実現し、飲み方のバラエティが広がりました。多様化する飲用シーンや個々人の嗜好に合わせ、“その時の気分や飲用シーンに合わせた最高の一杯”を楽しめるように設計。発売以降、想定を大幅に超える出荷台数となり、ご好評いただいています。
 また、2020年3月には定番カプセルラインアップをリニューアルしています。

『DP3』

カプセルを開ける

マシンにセット

■『ドリップポッド』専用カプセル 定番ラインアップ
世界のコーヒーに加え、紅茶、お茶を取り揃えた14種類のカプセル
販売チャネル:全国の家電量販店および量販店・公式通販など
価格(税抜) :756円(63円/杯)、1,800円(150円/杯)の2パターン
       (各12個入り)

定番ラインアップ

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