日本酒 東光 醸造元 小嶋総本店  山形県で最大の全量純米蔵に

株式会社小嶋総本店のプレスリリース

安土桃山時代創業の小嶋総本店が全量純米造りに回帰

安土桃山時代(慶長2年・西暦1597年)に創業し山形県米沢市で日本酒「東光」を醸造する、国内に現存する中で13番目に古い酒蔵である株式会社小嶋総本店(代表取締役社長:小嶋 健市郎)は、このたび令和2年10月1日出荷分より、醸造アルコールの添加を一切行わない全量純米造り(*1)の酒蔵(以下 全量純米蔵)となることをご報告いたします。
これにより、当社は山形県に52蔵ある日本酒蔵の中で最大(*2)の全量純米蔵となります。

株式会社 小嶋総本店
■醸造アルコールとは
醸造アルコールは主に南米や東南アジアのサトウキビを原料としたスピリッツで、その大半が輸入原料です。小嶋総本店は安土桃山時代に創業した国内で13番目に古い酒蔵として、より地域性、文化性の高い酒造りを目指す中で、輸入原料である醸造アルコールの使用を中止し、山形県産米を中心とした国産米のみで酒造りを行う、全量純米造りに回帰いたします。

■小嶋総本店が製造するブランドごとの製造方針
小嶋総本店が製造する主なブランドは、具体的に以下のような製造方針となります。
東光 :全量純米酒
洌  :全量純米酒
小嶋屋:全量純米造り(*3)

■日本国内の清酒出荷数量構成比
日本国内の清酒出荷量における純米酒比率は全体の4分の1以下と低く、4分の3以上が醸造アルコールを添加した一般酒等で構成されています。純米酒の構成比は増加傾向にあるものの、製造量の全量を純米酒のみが占める酒蔵はまだまだ少数派と言えます。
当社の売上構成比も2010年時点では約6割が醸造アルコール添加酒でしたが、10年をかけてそれらを全て終売または純米酒に切り替えることで、本年10月より全量純米造りの酒蔵となります。

清酒出荷量 構成比
■会社概要
商号  : 株式会社小嶋総本店
代表者 : 代表取締役社長 小嶋 健市郎
所在地 : 〒992-0037 山形県米沢市本町2-2-3
創業  : 安土桃山時代 慶長2年(西暦1597年)
事業内容: 日本酒(純米酒)、リキュールの製造及び販売
URL   : https://www.sake-toko.co.jp/

1 昭和から平成にかけて貯蔵してきた長期熟成酒(古酒)については、今後もスポット商品として醸造アルコール添加を行った大吟醸酒等を販売する場合がございます。ただし、通常商品としてアルコール添加を行った商品の販売は行いません。また、今後追加的に製造することもございません。
2 山形県酒造組合調べ。令和1酒造年度(令和1年7月~令和2年6月)、出荷数量ベース。
3 小嶋屋の原料は純米酒と同じです。ただし特殊な製法等を用いた場合に酒税法上の「純米酒」表示を行わないことがあるため、「純米造り」としています。

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。