EUと協力し、管理栄養士監修によるオリーブオイルを活用した栄養満点の秋を感じるキッズメニューを発表

Olive Oils from Spainのプレスリリース

スペイン産オリーブオイル専門職連携非営利団体(https://oliveoilworldtour.jp/)は、欧州連合(EU)と協力して、スペイン産オリーブオイルを利用したキッズメニューを管理栄養士の米山久美子氏監修のもとで考案しました。メニューは、ヨーロッパでは“liquid gold”として親しまれているオリーブオイルと、秋の食材をふんだんに使った「鮭と秋野菜のほっこりドリア」です。良質なエキストラバージンオリーブオイルを利用して作られたオリジナルレシピで、子供に必要なビタミンやカルシウム等の栄養をより多く吸収できるように考えられています。

 

スペイン産オリーブオイルを使用した「鮭と秋野菜のほっこりドリア」スペイン産オリーブオイルを使用した「鮭と秋野菜のほっこりドリア」

2019年のスペインの一人当たりのオリーブオイル年間消費量は10.55キロで、世界第一位の消費量を誇ります。スペイン人にとってオリーブオイルは、幼少期から親しまれている油なのです。一方、日本の一人当たりの消費量は、スペインの約18分の1 の0.59キロです。オリーブオイルに含まれる成分は、様々な病気の予防に役立つとされています。食事の飽和脂肪酸をオリーブオイルのような不飽和脂肪酸に置き換えることで、心血管疾患の危険因子の一つを減らすのに役立ちます。特にエクストラバージンオイルに多く存在するオレイン酸の摂取は、血中コレステロール減少に有益な酸化を防ぐ効果があり、食事で飽和脂肪をオリーブオイルのような不飽和脂肪に置き換えると、オレイン酸は善玉コレステロールを減らさず、悪玉コレステロールのみを減らす働きがあり、さらにエキストラバージンオリーブオイルには、ポリフェノールやビタミンEなどの天然の抗酸化物質が含まれています。

また、多くの研究者達が何年も前から、オリーブオイルの摂取が子供の発達に与える効果を分析してきています。数ヶ月前にも、サンカルロス医療研究所の医学雑誌「Journal of Clinical Medicine」にて、オリーブオイルと妊娠糖尿病の予防に関する研究結果を発表しています。この研究では、エキストラバージンオリーブオイルを豊富に含み、ピスタチオを補った地中海式の食事法を母親が妊娠中に摂取することは、生後2年間の子供の入院が少ないことと関連付いていることが確認されています。

今回のレシピのポイントについて米山久美子氏は、「新米の美味しい季節となり、旬を迎える秋鮭と秋なすやきのこをメインに、やさしくトロッとして甘味がでる長ねぎを加えました。油に溶けやすいビタミン(脂溶性ビタミン)が豊富なトマトやブロッコリーをプラスすることで、オリーブオイルとの相性も抜群です。牛乳やチーズに含まれるカルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富なきのことの組み合わせも、育ち盛りのお子さんにはお勧めです。ここに発酵食品の味噌を少し加えることで、ほっこりとした、やさしい味わいになります。」と述べました。子どもが好きなメニューへのスペイン産オリーブオイル活用術については、「子どもが好きなオムライスやカレーライスなど料理へのエキストラバージンオリーブオイルの活用はもちろん、意外にも和食との相性もいいため、ぜひ様々な料理で試してみてください。また、お菓子作りに使用する油脂をオリーブオイルへ置き換えることもお勧めです」と述べました。

スペイン産オリーブオイル専門職連携非営利団体(https://oliveoilworldtour.jp/)は、ヨーロッパ産オリーブオイルの販売促進を目指した欧州連合(EU)の支援を受け、欧米およびアジアの主要都市でグローバル規模のキャンペーン「オリーブオイル・ワールドツアー」を2018年から開催しています。3年目を迎える今年の日本の取り組みでは、オリーブオイルの「健康」への貢献について発信しています。和食シェフや栄養士のサポートを得て、オリーブオイルの成分とその効能、オリーブオイルを使用した健康志向なオリジナル和食レシピなどを、各種メディアを通じて順次紹介しています。さらに、食に造詣の深いインフルエンサーを起用して、インフルエンサーのSNSからもオリーブオイルをアピールしています。

・鮭と秋野菜のほっこりドリア レシピ
材料(23人分)

  • 生鮭 ・・・2切れ
  • 料理酒 ・・・小さじ2
  • なす ・・・1本
  • しいたけ ・・・2個
  • しめじ ・・・1/2株
  • 長ねぎ ・・・1本
  • スペイン産エキストラバージンオリーブオイル・・・大さじ2
  • トマト(小) ・・・2個
  • ブロッコリー ・・・60g
  • 水 ・・・大さじ1
  • 温かいご飯 ・・・茶碗2杯分(300g)
  • 薄力粉 ・・・大さじ2
  • 牛乳 ・・・250ml
  • 味噌 ・・・小さじ2
  • 塩 ・・・ひとつまみ
  • こしょう ・・・ひとつまみ
  • ピザ用チーズ ・・・40g
  • スペイン産オリーブオイル(耐熱皿用)・・・小さじ1

作り方

  1. 生鮭は一口大に切って料理酒をかけ、5分ほどおいたらキッチンペーパー等で水気を拭き取る。
    しいたけは石づきを切り落とし薄切りにします。しめじは石づきを切り落とし、手でほぐす。長ねぎは細目の斜め切り、なすとトマトは輪切りにする。
  2. ブロッコリーは小房に切り分け、耐熱容器に入れて水を回しかけ、ふんわりとラップをし、500Wの電子レンジで30秒ほど加熱する。
  3. 中火に熱したフライパンに半量のオリーブオイルをひき、なすをこんがりと焼いて取り出し、同じフライパンに生鮭を入れて焼き、火が通ったら取り出す。
  4. フライパンに残り半量のオリーブオイルをひき、しいたけ、しめじ、長ねぎを入れとろりとするまで炒め、薄力粉を加えて粉っぽさがなくなるまでさらに炒める。
  5. 弱火にし、味噌をといた牛乳を加えて煮込む。
  6. ホワイトソースにとろみがついてきたら鮭を入れてさらに煮込み、塩、こしょうを加えて味を調える。
  7. オリーブオイルを塗った耐熱皿に温かいご飯をしき、7を上からかけて、なす、ブロッコリー、トマトをトッピングしてピザ用チーズをのせ、オーブントースターで約10分、こんがりと焼き目がつくまで焼いて完成。

 

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