酒文化研究所のプレスリリース
■全国燗酒コンテスト2020の最高金賞表彰式
GOTOトラベル対象エリアに東京都も含まれるようになった10月23日に、「全国燗酒コンテスト」2020の表彰式が学士会館(東京都千代田区)で行われた。祝辞をいただいた日本酒造組合中央会の宇都宮仁理事によると、世界的にも燗酒の価値を広めるために来年はイタリアのスキー場でも燗酒のイベントと開く予定があるなど世界的な活動も披露されました。これから燗酒のシーズンに入る中で、より燗酒のおいしさに理解を深めていただきたいです。
日本酒だけがもつ大きな特徴は温めても冷やしてもおいしく飲めることです。全国燗酒コンテストは、温めて飲むおいしさの価値を伝えるために、あえて手間のかかる湯煎で日本酒に燗をつけて1品ずつ審査を行っています。飲酒文化の継承・普及を担う取組みであり、先入観を排するために評価はブラインドで行います。審査会は酒造技術者など酒類専門家20名の審査員によって8月上旬の2日間にわたり行われました。
本年は245社から815点の応募があり、最高金賞25点、金賞200点が選ばれました。受賞商品名などコンテスト全体の詳細は、下記の公式サイトをご覧ください。
全国燗酒コンテスト2020 http://www.kansake.jp/#aAwardCeremony
表彰式には、最高金賞を受賞した中から22社が出席して、審査員代表の石川雄章さんとミス日本酒2020の松井詩さんから最高金賞のトロフィーが授与されました。都道府県ごとの受賞酒蔵の写真を添付しております。