アサヒグループ、国際的な環境イニシアティブ「RE100」(※1) に参画

アサヒグループホールディングス株式会社のプレスリリース

 アサヒグループホールディングス株式会社(本社 東京、社長 小路明善)は、事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指す国際的なイニシアティブ「RE100」(※1)に2020年10月29日に参画しました。2050年までに使用電力の再生可能エネルギー100%化を実現します。
 尚、「RE100」への参画は、国内飲料業界では初となります。今回の参画に当たっては、持続可能な脱炭素社会実現を目指す企業グループである、日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)の支援を受けました。

 アサヒグループでは、グループ理念“Asahi Group Philosophy”において、行動指針の一つとして「事業を通じた持続可能な社会への貢献」を掲げています。また「アサヒグループ環境ビジョン2050」においては、気候変動への対応としてCO2排出量削減の中長期目標「アサヒカーボンゼロ」を設定し、2050年までにCO2排出量をゼロとすることを目指しています。
 「アサヒカーボンゼロ」の達成を目指し、グリーン電力証書の購入や、製造工程の改善による省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの活用などの環境施策を実施しています。
 さらに、排水由来のバイオメタンガスを利用した燃料電池による発電システムやCO2分離回収試験装置を導入した実証試験などにも取り組み、研究開発も積極的に推進しています。
 2020年からは「アサヒカーボンゼロ」の対象範囲を主要な海外事業会社にも拡大しており、今後も対象範囲をさらに広げていく計画です。
 
 アサヒグループは、「自然の恵み」を享受しながら事業を営む企業として、様々な環境課題に対し積極的な取り組みを推進していくことで「自然の恵み」を次世代に引き継ぐことを目指しています。「RE100」へ加盟することによって、再生可能エネルギーのさらなる活用に取り組みます。

※1)気候変動に関する国際NGO「The Climate Group」とCDPによって運営される、企業の再生可能エネルギー100%を推進する国際ビジネスイニシアティブです。企業による再生可能エネルギー100%宣言を可視化するともに、再生可能エネルギーの普及・促進を求めるもので、世界の多くの企業が参画しています。
※2 )2050年にScope1,2及びScope3にてCO2排出量ゼロを目指すものであり、2030年にScope1,2及びScope3にて(2015年比)30%削減を目標としています。

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