敷島製パン株式会社のプレスリリース
敷島製パン株式会社(Pasco)は、2020年12月1日(火)よりPascoのオンラインショップ限定で「Korogi Cafe(コオロギ カフェ)」シリーズより「コオロギのフィナンシェ」、「コオロギのバゲット」を新発売します。
Pascoは1920年(大正9年)創業以来、本業を通じて社会に貢献することを理念とし、未来の食糧不安に備え、持続的な食糧の安定供給を目指しSDGsの取り組みも進めています。
このたび、栄養価が高く地球にも優しい昆虫食に着目し、高崎経済大学発ベンチャー企業であるFUTURENAUT合同会社(群馬県高崎市/CEO櫻井蓮)の食用コオロギパウダーを使用した製品を研究・開発しました。
▽FUTURENAUTの食用クリケットパウダーについて
https://futurenaut.co.jp/cricket_powder/
これまでの食生活や、未来の食について考える良いきっかけになればと考えています。
安全、安心で美味しい「未来食」としてお届けします。
■なぜ今、昆虫食?
2050年、世界の人口は97億人になり、現在の2倍の食糧生産が必要になると言われています。しかし、地球の資源は限られており、このままでは、早ければ2030年頃には世界的なたんぱく質不足が起こると予想されています。
その状況を乗り越える方法として、国際連合食糧農業機関(FAO)が2013年の報告書で昆虫の食用利用の可能性について言及しています。
食用に養殖される昆虫は、飼育に必要なエサや排出する温室効果ガスが食肉に比べて少ないとされており、地球に優しい次世代のたんぱく源として注目を集めています。中でもコオロギは、育てやすく味が良いことから、世界的にも人気が高まってきています。
■「Korogi Cafe」シリーズについて
「Korogi Cafe」シリーズには、タイで生産されたヨーロッパイエコオロギのパウダーを使用しています。
使用しているヨーロッパイエコオロギは、食品製造管理基準(*)の認証を受けた衛生的な農場で、トウモロコシや大豆の配合飼料を用いて食用に養殖された品種です。他のコオロギ品種に比べるとクセの少ないさっぱりした味が特徴です。炒ったナッツのような香りがあり、パンやお菓子に使うと、味に深みを出すことができます。
製品は、「Korogi Cafe」シリーズ専用の“未来食Labo”にて一つひとつ丁寧につくり上げています。
【製品概要】
「コオロギのフィナンシェ」
(1箱/10匹入×3個・30匹入×3個 計6個入/2,160円(税込・送料別))★100箱限定発売
ティータイムにぴったりの、やさしい甘さを感じられるフィナンシェです。
フィナンシェ1個あたりのコオロギの使用量は10匹、30匹の2段階。
コオロギの味わいの違いがお楽しみいただけます。
(匹数はFUTURENAUTの計算に基づき記載しています。)
「コオロギのバゲット」
(1本入/540円(税込・送料別))★100本限定発売
コオロギ由来の香ばしさや噛むほどに感じられるうま味が魅力で、そのまま軽く焼いて風味をお楽しみいただくほか、普段の食事の付け合わせや、レバーパテやトマトソース、クラムチャウダーとも良く合います。
■セット発売もあります
「コオロギのバゲットとフィナンシェのセット」
(「コオロギのフィナンシェ」6個入、「コオロギのバゲット」1本入/2,484円(税込・送料別))
★100セット限定発売
■アレルギー物質について
本品で使用している食用コオロギパウダーは、えびやカニなどの甲殻類と類似した成分が含まれています。
えびやカニのアレルギーをお持ちの方はお控えください。
▽ご購入はこちら Pascoのオンラインショップ
URL:https://www.pascoshop.com/Page/LP/korogi/
注文受付開始:2020年12月1日(火)~10日(木)(売り切れ次第終了)
製品発送日 :12月18日(金)
*食品製造管理基準
GMP(Good Manufacturing Practice)認証:原材料の受け入れから製造、出荷まで全ての過程において、製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるようにするための製造工程管理基準。
HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)認証:食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法。
■お客さまからのお問い合わせ先
お客さま相談室 (フリーダイヤル)TEL:0120-386-835
【受付時間】10:00~17:00(土日・祝日・年始を除く)