株式会社ふぁんドリのプレスリリース
株式会社ふぁんドリ(本社:東京都中央区、以下「ふぁんドリ」)と結城麦酒醸造(本社:茨城県結城市、以下「結城麦酒醸造」)は、事業の差別化としてオリジナルビールを販売したい事業者向けに、高付加価値のクラフトビールの開発・OEMサービスを提供するため、業務提携契約を締結しました。今後、ふぁんドリによるオリジナルビールの開発資金調達、販売・マーケティング支援と、結城麦酒醸造によるオリジナルビールの開発から商品化までの支援を合わせ、両社で包括的にサービスを提供していきます。
■withコロナ時代におけるオリジナルビール開発の必要性の高まり
競争優位性の創出には、付加価値が高く、消費者にとって魅力的な商品を持続的に提供できるかが鍵となります。 withコロナ時代において、商品の差別化を図り、高い収益性を確保するためには、ドリンクにおいてもオリジナル商品の提供が効果的だと思われます。一方で、新型コロナウイルスの影響が長期化しており、収益が回復していない事業者が多く、商品開発などの成長に向けた投資に対するハードルが高くなっていることが課題であると認識しています。ふぁんドリと結城麦酒醸造は、事業者の課題解決を目指し、業務提携によるオリジナルクラフトビール開発・OEMサービスを提供します。
■業務提携の内容
ふぁんドリと結城麦酒醸造は業務提携により、「事業の差別化の源泉となる高付加価値のオリジナルクラフトビールの開発・OEMサービス」をワンストップで提供する仕組みを構築します。オリジナルクラフトビールの開発・OEMサービスは、基本的に商品開発、資金調達、商品化、販売の流れで提供し、すべての過程において、ふぁんドリと結城麦酒醸造の強みを活かし事業者と並走します。商品開発と商品化については、結城麦酒醸造が、事業者がつくりたいビールの実現に向けた商品開発をサポートし、商品化に向けた製造サポート、OEM供給サービスを提供します。ふぁんドリは、資金調達においては、クラウドファンディングプラットフォーム「ふぁんドリ」、販売については、ECサービス「ふぁんドリ公式ストア」を提供します。ふぁんドリと結城麦酒醸造は両社の強みを最大限に発揮し、withコロナの時代において、事業者の課題解決の事例を多数生み出すことで、課題解決型のビジネスプロデュースサービスの確立を目指します。
■新商品開発におけるクラウドファンディング「ふぁんドリ」
クラウドファンディングプラットフォーム「ふぁんドリ」を活用することで、新商品開発に要する資金をゼロから始められるだけでなく、テストマーケティングや予約販売の役割も活用でき、商品開発に伴うトータルのリスクを低減することが可能になります。新商品開発には初期の投資負担に加え、投資や商品化後に軌道を修正することは難しくなりますが、クラウドファンディングを活用することで、商品化する前にニーズを把握でき、テストマーケティングとして検証が可能です。また、思うような売れ行きにならなかった場合の在庫リスクを抱えたまま、商品化すると、キャッシュフローにネガティブに働きます。一方、クラウドファンディングは、購入/支援状況をみて、商品の発売前に販売予測を立てられるうえ、事前にキャッシュが創出できるため、経営のリスクを抑え、安全性を高めることが可能となります。このような「ふぁんドリ」の役割を活用し、課題解決型プロジェクトを創出できます。
■オリジナルビール開発結城麦酒醸造の特徴
結城麦酒醸造の醸造長の塚越氏は、小中学校の教員を務め、平成30年3月に結城市立結城中学校の校長を退職後、ビールづくりを学び、61歳で結城麦酒醸造を立ち上げました。教員として児童生徒、保護者や地域の方々に伝えてきた生活信条でもある「NO PLAY NO ERROR」「失敗を怖れず、何にでもチャレンジしなさい。やらない後悔は絶対してはならない。」と語ってきた本人が、身をもって示しています。醸造は、1回の仕込みが150リットル強と少量であるため、小回りが利き、オリジナルビールの醸造に向いています。地元産の大麦、ホップを一部使用し、副原料はほぼ地元産のものを用意でき、風味豊かなクラフトビールの開発が可能となります。
■両社の概要
社名:株式会社ふぁんドリ
所在地:東京都中央区日本橋兜町17-2
HP:https://www.fun-dri.com/
クラウドファンディングサイト:https://www.fun-dri.jp/
社名:結城麦酒醸造
所在地:茨城県結城市中央町1-7-1
HP: https://yukibrewery.com/