森永乳業【47都道府県1万人超対象 全国一斉 「大腸環境(※1)」 実態調査】第3弾『ライバル篇』 【東西二大都市比較】東京都VS大阪府、【南北比較】北海道VS沖縄県、【お隣県比較】鳥取県VS島根県

森永乳業株式会社のプレスリリース

森永乳業は50年以上にわたるビフィズス菌の研究において得た知見や成果を、人々の健康にお役立ていただけるよう取り組んでまいりました。このたび全身の健康の要となる大腸の健康に関する意識と実態を明らかにするため、全国47都道府県の20~50代の男女11,656人を対象に「大腸環境」の実態を調査し、その結果を2020年9月に発表いたしました。
今回は、「大腸環境」実態調査から、何かと比較されがちな「東京都と大阪府」「北海道と沖縄県」「鳥取県と島根県」に絞り、改めて分析した結果をご報告いたします。※1「大腸環境」とは…おなかの中でも特に大腸の健康状態のことを指しています。

<調査結果>
「大腸環境」の乱れの代表的な状態でもある「便秘」の状況を明らかにするため、みなと芝クリニック川本徹先生監修のもと、全国47都道府県の20~50代男女11,656人(各県248人)に対し、下記の「便秘の指標」に関する質問を行い、それぞれの回答を点数化しました。その合計点数をもとに「快便偏差値」を算出し、都道府県別にランキング化。 今回は対象の各県に対し、便秘の指標として重要項目である『排便回数』『便・オナラのニオイ』『便の形状・色』『ストレス』『運動頻度』『睡眠時間』で比較しました。

【東西二大都市比較:東京都VS大阪府】
①大阪府民は健康意識を絶賛改革中⁉
「大阪府」の男性は、「大腸の健康のために行っていること」5項目で「東京都」の男性に6.5ポイント以上の差!
②日本の二大都市、「東京都」と「大阪府」では働き方に大きな差が⁉

【南北比較:北海道VS沖縄県】
①快便偏差値は拮抗していても、「北海道」と「沖縄県」で「大腸の不調を感じた時に感じる他の不調」に差!
 北海道民は沖縄県民よりも6.8ポイントも「全身の不調」を感じている!
②「沖縄県」は、「朝食を食べる割合」全国ワースト1位
 「北海道」は、「1日当たりの水を飲む量」全国ワースト2位
 
【お隣県比較:鳥取県VS島根県】
①8年連続長寿県(※2)トップは伊達じゃない、「大腸環境」は「島根県」が7勝で勝利!
②お隣同士なのに働き方には大きな差があった!  
 ※2「長寿県」とは…ここでは100歳超の高齢者が多い県のことを指しています。

*リリース詳細はこちら https://prtimes.jp/a/?f=d21580-20201216-9267.pdf

【東西二大都市比較:東京都VS大阪府】
①大阪府民は健康意識を絶賛改革中⁉

 東西の二大都市、東京都と大阪府を比較してみると、快便偏差値は大阪府が全国3位となっており、東京都も15位と上位ではありますが、大きく差が開く結果となりました。「便秘の指標」を細かく比べてみると、毎日の排便とニオイは僅差で東京都が勝利。ストレスは大阪府よりも東京都が7.7ポイントも少なく勝利しています。
 一方で、理想的な大便や睡眠時間は僅差で大阪府が勝利。加えて、運動習慣では5.3ポイント大阪府の方が高く、全国平均と比べても10ポイント以上高い全国1位でした。日ごろの運動習慣で腹筋が衰えることなく便を押し出す力がキープされていることが、大阪府の快便県3位に繋がっているのかもしれません。

②日本の二大都市、「東京都」と「大阪府」では働き方に大きな差が⁉

東京都民の「完全テレワーク」は大阪府民の約2倍。
大阪府民の「ほぼ毎日出勤」は東京都民の約1.3倍快便偏差値の差は“巣ごもり”も要因!?

【南北比較:北海道VS沖縄県】
① 快便偏差値は拮抗していても、
「北海道」と「沖縄県」で「大腸の不調を感じた時に感じる他の不調」に差!
 北海道民は沖縄県民よりも6.8ポイントも「全身の不調」を感じている!

 北海道と沖縄県を比較してみると、快便偏差値が拮抗しており、「便秘の指標」では、毎日の排便がある「毎日腸スッキリ」は沖縄県の勝利、ニオイの少なさでは便・ニオイともに北海道の勝利となっています。ストレスの少なさでは引き分けとなっているものの、理想的な大便では11.3ポイントの差がついて沖縄県の勝利となっており、北海道は全国平均と比べても8.0ポイントも低く、全国ワースト1位でした。一方、運動習慣では北海道は沖縄県より9.7ポイント、全国平均と比べても8.8ポイントも高く、全国2位でした。

②「沖縄県」は、「朝食を食べる割合」全国ワースト1位
 「北海道」は、「1日当たりの水を飲む量」全国ワースト2位
  両県ともに、生活習慣を改善すればさらに快便偏差値が良くなるかも⁉
 
 さらに両県の生活習慣を詳しく見てみると、沖縄県は 『朝食を食べていますか?』という質問に対して、“食べない”と回答した人が37.5%(「まったく食べない」14.1%「あまり食べない」23.4%)と、全国で最も多い割合でした。また、『1日どれ位の水分を摂取していますか?』という質問に対して、「1ℓ未満」と答えた人が北海道は41.9%と、全国で2番目に多い結果でした。

【お隣県比較:鳥取県VS島根県】
① 8年連続長寿県トップは伊達じゃない、「大腸環境」は「島根県」が7勝で勝利!

 都道府県の中で最も人口が少ない鳥取県と2番目に少ない島根県。何かと比較されがちな両県を比べてみると、快便偏差値は鳥取県が36位、島根県が27位となりました。また「便秘の指標」で細かく比べると、僅差ではあるものの、睡眠時間以外は全て島根県が勝利する結果となりました。特に『1週間に(大便を)排便する日が何日くらいありますか?』と聞いてみると、「毎日」と回答した人の全国平均は45.8%となりましたが、島根県は全国平均よりも7.0ポイントも高く、全国ナンバーワンの「毎日腸スッキリ県」でした。

②お隣同士なのに働き方には大きな差があった!
 全国平均16.0ポイント差、「ほぼ毎日出勤している」76.2%で「島根県」1位
 毎日のルーティーンで生活リズムを整えることが、毎日“腸”スッキリの秘訣!?

<川本徹先生のコメント(みなと芝クリニック 院長)>

 全体を通して新型コロナによる生活リズムの乱れが『大腸環境』に影響を与えており、その中でも、規則正しい生活リズムが保たれている傾向がありそうな県ほど、『大腸環境』が良好であることが伺えます。ペットと一緒に散歩に出る、ガーデニングで水やりや草むしりをすることなどで、規則正しい生活リズムを作るための工夫をしてみるのも、『大腸環境』にとって良いかもしれません。
 東京都と大阪府に関しては、同じ大都市圏でも働き方や生活習慣が違うのは驚きでした。それによって『大腸環境』にも影響が出たようです。このような生活がしばらく続く中、生活リズムを整える意識をして欲しいですね。
 北海道と沖縄県に関しては、「朝食を食べる割合が少ない」や「1日の水を飲む量が少ない」という、『大腸環境』に良くない習慣が多くなっているにも関わらず、共に快便偏差値が上位であるのは意外でした。南北で離れているものの、『大腸環境』に良い共通した習慣が何かあるのかもしれませんね。
 鳥取県と島根県に関しては、隣同士の県にも関わらずこんなにも差があることは驚きでした。似たような食文化圏だと思いますが、もしかしたら県民性など、隣同士でも異なる部分があるのかもしれませんね。

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