それでも成長する外食へ【IMMフードサービス株式会社】がオリジナル業態レストランのフランチャイズ展開に本格着手。キーワードは「郊外立地・居抜きの活用」多様な業種のブランドで展開を進める。

エスダムスメディアJAPAN株式会社のプレスリリース

中華点心、大型回転寿司、ステーキや天丼の専門店、スペイン・イタリア料理からBARまで多様な業態を運営し、設立以来急成長を遂げるIMMフードサービス株式会社(本社:石川県金沢市 代表取締役:水口直文。以下「IMM」)。近年成長率では北陸エリアの上位の実績を誇る同社でもコロナウィルス蔓延の煽りは、その加速を妨げるものであった。局面打破の戦略のひとつとして、IMMは積極的なブランドライセンス及びフランチャイズ展開に着手した。その背景とコロナ禍でも成長を続ける理由を、専務執行役員としてチームに合流した「神山 満」氏のコメントを混じえて紹介します。

 

IMM専務執行委員 神山満氏IMM専務執行委員 神山満氏

 

  • コロナ禍での成長戦略の柱、自社ブランドのフランチャイズ展開への取り組み。開業への速攻性、収益確保への即効性を持つ、多様なFCブランド展開

「直営店舗の改善、新業態の開発は経営の主要な部分ですが、現状況下では、直営店舗に依存する形の経営はリスクを伴うことも考えられます。ブランド拡大と同時に、リスクヘッジもとれるFCビジネスを、一つ経営の柱として進めていこうとしています。」フランチャイズモデルに成り得る、新鮮さを持ったブランドを複数有しているIMM社の開発チーム。現在ブームである、もしくは既に成熟したブランドを再燃させる「リブランドスタイル」のフランチャイズ展開ではないと、同社専務としてFC事業の先頭に立つ神山満(カミヤマ ミツル)氏は説明する。
IMMは新ブランドを創出する時点で、既にフランチャイズモデルになり得る、強いパッケージを造り出す力を持っています。直営の実店舗数自体は少数でも、徹底的にオペレーションを造り上げてきた実存モデルは、フランチャイズモデルに変換する必要が無い為、新規開業への速攻性を持ちます。グループ企業に現在60を超える店舗を構える「株式会社レモネードbyレモニカ」が有ります。急速なフランチャイズ拡大を見せるブランドも、展開が開始された時点では直営2店舗のみでした。確固たる実績を持ち、既存のパッケージをリモデルすることなく、早期に収益を確保できる即効性のあるブランドと言えます。そして、強いブランドを複数業態運営している事が、多種の開業希望者の方に対するアプローチを可能にし、FC加盟希望者の増加に繋がっており、その強みを今後推し進めていく方針です。業界に大きなダメージを与えているコロナウイルス感染症による影響下では、居抜き店舗の増加も見込まれています。そのテナントを利用して、即開業を考えるFC加盟希望者に対して、例えば、前業種が天ぷら屋の居抜き店舗での開業を考えた際に、IMMが運営する「天丼こし」のパッケージを提案する事が可能です。実際に、ステーキチェーンの居抜きテナントで当社ブランド「オー!マイステーキ」のFC店が11月、千葉県柏市と12月に同じく千葉県の八千代市、2店舗開業しました。また、来春には、金沢回転寿司ブランド「輝らり」のFC店も2店舗開業予定となっています。過去、多くの商業施設、例えば百貨店の地下に位置するテナントでは廃業後に、また類似したショップが開業されるのを繰り返し目にして来ました。開業をする側も利用者からしても、目新しいブランドの出店が望まれています。IMMが展開するブランドは、そのニーズに充分に応える事ができるものと考えています。
 

 

 

 

  • 世界的な外食・サービス産業を襲う経営危機。新たな需要を見出すことで逆にチャンスを切り拓く、IMMの今後の展望

フランチャイズビジネスは、BtoBが主幹にあります。企業と加盟オーナーを結びつける事に特化した紐付け専門の企業もより増えると思いますが、IMMは介さずとも、強い経営の柱を持つ直営店の過去成功モデルをベースにした直接的なプレゼンテーションを有し、オーナーにとってより短期間、低コストでの出店を可能にします。先でも触れましたが、今後空き物件、居抜きのテナントの増加が見込まれ、一等立地であっても低コストでの出店が可能になるケースは、加盟オーナーにとって一つチャンスと見る事ができます。そのチャンスを生かしてフランチャイズビジネスを考えるオーナーに対し、自社のブランドをプレゼンテーションする機会、飲食事業以外からの参入を考える方へのアドバイス機会の増加は、FC展開を進めるIMMにとってのチャンスと捉えています。自社運営によって培った、現在の環境にも負けない強い業態を絞り込み紹介していく予定です。

 

  • 経営組織の抜本的刷新。その皮切りに新組織を発表。IMM専務執行役員に、神山満氏が就任。コロナウイルス感染症による経済停滞が外食に大打撃を与える中、新社長・新専務を迎え新たな組織でこの夏に新たなスタートを切った。

「業界が不安定な状況を迎え、今後どういう企業が伸び、生き残っていくかと考える中で、ポジションや条件面での選択ではなく、企業自身が持つ魅力で選ぶという方法を取りました。」
老舗企業に見られる完成されたものを増やし、大きくする行為ではない、トライアンドエラーを繰り返し、チャレンジし、新しい物を生み出し、革新し続ける企業。未完成なモノが持つ、成長の可能性、IMMという企業自身の魅力に惹かれたと神山氏は語る。「自身にもチャレンジ精神を持ち続けるというモチベーションを与えてくれる企業を選びました。
 

 

  • 外食産業の未来。今後の業界全体に求められること。「イノベーションし続ける事」

現在の不安定な状況を「転換の時期」と捉えています。今後の変化に対応する為には、今あるモノに対して懐疑的であり、今あるモノを正しく客観視し、そしてイノベーションし続ける事が必要と考えます。大手の老舗企業も過去の経営資質に固執したままの状態では、大きなダメージを受けると思います。壊すべきモノは壊すという事ができない企業が大勢を占める状況は、業界にとって望まれるものではありません。既存の柱となる部分をしっかりと支えながら、新しい事に取り組んでいくバランスを保って、変化に対応していく事が求められると思います。変化に対応出来ない企業、人材は取り残される時代です。IMMとしても企業自身、そして企業を作る人材に、強みであるイノベーションの力と対応力の成長を求めて行きたいと考えています。

【プロフィール紹介】
神山 満 Mitsuru Kamiyama / Vice President
IMMフードサービス株式会社
専務 執行役員 
2000年4月株式会社グローバルダイニング入社。営業サポート部リーダーとして不採算店舗の管理全般行いながら、新店、既存店の広報、セールスプロモーション、施工統括等を行う。2005年9月株式会社HUGEを設立、取締役兼営業統括マネージャーとして戦略の立案、中長期経営計画の策定、リスクマネージメント業務に携わる。新規出店業務においては、物件開発、コンセプト立案、 ブランディングを行い、在籍中20店舗の出店と売り上げ62億と貢献した。2015年1月J.フロントリテイリング入社、3月より関連会社の株式会社J.フロントフーズ代表取締役社長に就任。改革と利益体質の改善に着手。初年度より黒字化を実現した。 2019年よりJFLAホールディングス、自身でのコンサルタント業務を経て2020年8月より現職。

飲食店の経営、トータルプロデュースを行う「アイエムエムフードサービス株式会社」
「私達は独自で革新的な製造方法に取り組み高品質な商品提供で地域の活性化に貢献します」アイエムエムフードサービス株式会社はSDUMSmediaJapan株式会社の関連会社です。

■会社情報
アイエムエムフードサービス株式会社
本社:石川県金沢市森山1-2-1
設立:2011年6月
代表者:代表取締役社長 水口 直文
事業内容:飲食店の経営、トータルプロデュース
【お問い合わせ】
エスダムスメディアJAPAN株式会社 担当:本間
 

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