株式会社丸松青果のプレスリリース
株式会社丸松青果(山形県寒河江市/代表取締役 芳賀秀明)は、「山形県産果物の魅力と実力をもっと伝え生産者に貢献・還元したい」と考え、厳選した果物や加工品のみに冠するMARUMATSU PREMIUM SELECTIONに、新しく「山形御用達(やまがたごようたし)」ブランドを立ち上げ、その第一弾として完熟するまで収穫をしない「木なり完熟りんごの栽培方法」で育った山形県産サンふじを、充填する際に最初に絞る濃厚な一番搾り果汁だけを贅沢に使用した「山形御用達 りんごジュース」を当社公式オンラインサイトにて数量限定予約販売を開始しました。
山形御用達 りんごジュース 2本入り外観イメージ
山形御用達 りんごジュース 1本入り 外観イメージ
■「山形御用達」ブランドの立ち上げと第一弾りんごジュースを展開する背景
【当社の沿革と概況】
当社は1955年(昭和30年)に寒河江市で創業<1987年(昭和62年)に法人化>。果実、野菜の卸販売および農産物を使った加工食品の企画・販売を行い、契約農家から仕入れた果実を全国の市場への卸売り、もしくは食品加工メーカーへの販売が売上の約30%。自社企画の農産物加工品を流通業等へ直接販売が約半数。残りが自社オンラインストア等を通じ直接エンドユーザーへ通販しています。
【山形県のりんご生産状況と評価】
山形県のりんご生産量は全国で4位40,500t(2009年)です。国内の総生産量は701,600tで1位の青森県(409,800t)、2位の長野県(127,600t)、3位の岩手県(45,900t)(※1)で、青森県単体で58%、上位3県計で83%のシェアを超えます。山形県内のりんごの作付面積と生産量は右肩下がりで2009年~2018年の10年間で約23%、生産量も約11%減少。2013~2017年まで全国3位もここ数年は4位に転落しています。
そのような状況も影響しているのか、青森県や長野県のりんごに比べ山形県産の知名度の低さに加え、品質や美味しさの面でも劣るといった評価を営業時に受けることがあります。自社加工食品についても山形県産前面の商品は採用減少傾向で、ギフトカタログ等に掲載されても売上が減少傾向にありました。
【生産量と知名度で圧倒的な青森県】
年間を通しカットりんごなどの加工品の安定出荷も重視し、CA貯蔵保存方法(※2)と長期間(1年間)冷蔵保存可能な設備をさせ、完熟前に収穫することが一般的な青森県は生産量と知名度で圧倒的な位置にあります。一方、山形県は旬の時期を大切に考え完熟するまで収穫をしないことで蜜が自然と多く入る「木なり完熟りんごの栽培方法」を行う生産者が多いです。しかし、いくら関係者が「木なり完熟で栽培する山形産りんごは美味しい」と考えても、世間では「りんごと言えば青森県」の印象が強いのが現実です。
【山形御用達ブランド立ち上げとりんごジュース展開について】
そこで、「山形県産果物の魅力と実力をもっと伝え生産者に貢献・還元したい」と考え、厳選した果物や加工品のみに冠するMARUMATSU PREMIUM SELECTIONに、新しく「山形御用達(やまがたごようたし)」ブランドを立ち上げました。その第一弾として完熟するまで収穫をしない「木なり完熟りんごの栽培方法」で育った山形県産サンふじを、充填する際に最初に絞る濃厚な一番搾り果汁だけを贅沢に使用した「山形御用達 りんごジュース」を当社公式オンラインサイトにて数量限定で予約販売を開始しました。なお商品の出荷は2021年1月下旬を予定しております。
果物は贈り物として依然人気を誇ります。しかし、増え続ける単身世帯や少人数家族の場合、量が多すぎて腐らないうちに食べ切ることに困る場合が少なからずあります。そのような意味でも、従来の商品や販売方法をもって販路拡大を挑むだけでなく、県内の高品質なりんごを多く集め広く市場に届けることができる当社のような卸販売および加工食品販売企業が、高品質なものを正当な価格でギフト需要を掘り起こし、正当な評価と対価を生産者に還元する視点が今まで以上に大切と考えています。
「山形御用達」シリーズは、今後ラ・フランス、ぶどうジュースの販売も予定しています。法人対法人のギフトを主に個人ギフト需要にも対応。当社公式オンラインストアでの販売を皮切りに、百貨店、通販会社カタログ、フルーツ専門店などへの販路拡大を予定しています。なお、本件に関して山形市売上増進支援センターY-bizよりコンセプト設計、情報発信等について助言を得ています。
※1 https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kazyu/index.html 農林水産省「作況調査(果樹)」2020年5月
※2 CA貯蔵(Controlled Atmosphere:空気調整)保存は、酸素(空気の1/10)・二酸化炭素・窒素・温度・湿度を調整し、鮮度よく長期の貯蔵を可能とする方法。https://www.ringodaigaku.com/ringo_blog/blog/2019/04/16/4740.html りんご大学(青森りんごTS導入協議会)
■「山形御用達」シリーズの特徴
「山形御用達」は山形の果実の中でも厳選された特別な存在を、贈る人に誇りを、貰う人に喜びと感動を届けようと考え立ち上げられた当社独自ブランドです。第一弾のりんごジュースは、山形県産のサンふじりんごを充填する際に最初に絞る濃厚な一番搾りのストレート果汁を無添加で使用。山形桐箱で作られた特別な箱に入り、女性が高感度を持てる雰囲気のデザインを施しています。朝の食卓や、お酒と混ぜてフルーツカクテル、パーティや女子会の手土産、結婚・出産・新築祝いなどにも最適と考えています。
■「山形御用達」シリーズの概要
商品名:MARUMATSU PREMIUM 山形御用達 りんごジュース
価格:2本入り5,000円(税別、送料別)50セット限定
価格:1本入り3,000円(税別、送料別)200セット限定
送料一律(税込) 866円(沖縄県と離島は別途1,020円)
販売先:当社公式オンラインストア https://www.e-marumatsu.net/shopbrand/ct181
なお、商品の画像はイメージです。予告なく変更になる場合がございます。