豊中団地に「シェフのこだわり料理」がやってきた！ “食”でつながる、ウィズコロナ時代のにぎわいづくり

■家から“徒歩０分”！　こだわりメニューがすぐそこに！
　この日は豊中団地で初めてのキッチンカー出店。前日から雪が降るあいにくの天候でしたが、開店時刻の午前11時にはなんとか回復し、オープンとともに近隣からお客様が訪れました。

▲「モナの幸せごはん」

　今回出店したのは、阪急豊中駅近くにあるイタリアンのお店「クッチーナカサイ」が運営するキッチンカー「モナの幸せごはん」と、アイリッシュ料理「TAPE’S STAND（タペズスタンド）」のキッチンカー。正午を待たずにそれぞれの屋台からはおいしそうなにおいが漂っていました。

　ランチを買いに来た赤ちゃん連れの女性にお話を伺うと、「隣の団地（OPH服部緑地）に住んでいます。子どもを連れて買い物に出かけるのが面倒なときもあるので、こうやってすぐ近くにお店があるとすごく嬉しいです。」とのこと。団地へのキッチンカー出店は、公社が敷地を提供することにより、ウィズコロナ時代の中食需要への対応や「密」を避けながらのにぎわいづくりに繋がっていくことを感じさせてくれました。

▲とろとろ牛タンシチュー

■それぞれのお店のおすすめメニューをいただきました！

　公社スタッフは「モナの幸せごはん」の「とろとろ牛タンシチュー」（800円）をオーダー。箕面ビールとたっぷりの野菜でコトコトと煮込んだアツアツのシチューは「絶品！」のひとこと。ココロもカラダも温まりました。

▲フィッシュフライバーガーBOX

　「TAPE’S STAND」さんのイチ押しの「フィッシュフライバーガーBOX」（800円）はビールに付け込んで下味をつけたフィッシュフライが美味。お腹いっぱいになること間違いなしのボリュームでした。

▲濱中さん

■豊中団地自治会顧問　濱中 守雄さんのコメント
　「コロナの影響で夏祭りなど団地のイベントが中止となり、団地住民どうしが出会い、交流する機会が減っています。そんな中、今回のキッチンカー社会実験は、まさに『渡りに舟』のお話でした。団地の空いたスペースを活用し、密を避けながら人が集うきっかけができるので、住民にとってたいへん良いことだと思います。」

■豊中市「公園・住宅団地へのキッチンカー提供の社会実験」について

▲「TAPE’S STAND（タペズスタンド）」

　豊中市は株式会社Mellow（メロウ）と連携し、公園・住宅地にキッチンカーを提供する社会実験を2020年から実施しています。この実験では、公共交通機関を使わず徒歩で行けるような生活圏で気軽にシェフのこだわり料理が楽しめる機会を提供し、ウィズコロナ・アフターコロナにおけるにぎわいの創出や新たなまちの魅力の可能性を探ることを目的としています。

豊中団地では2021年1月12日から2月9日までの毎週火曜日、11時から19時に出店します。
▽出店スケジュールやメニューについてはこちらをご覧ください。（豊中市ホームページ）
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/joho/koumin_renkei/torikumi/kitchencar2.html

■豊中団地 ／ 豊中B団地　概要

▲　豊中団地

所　在　地     ︓ 豊中市服部本町5丁目2番
総　⼾　数     ︓ 351 ⼾
構　　　造     ︓ 鉄筋コンクリート造13階建　他
住⼾専有⾯積  ︓ 41.10m²〜89.99m²
⼊ 居 開 始     ︓ 1996年8月 ／ 1998年12月
交         通     ︓ 阪急宝塚線「服部天神」駅徒歩10分
                        または　北大阪急行線「緑地公園」駅徒歩25分

◆大阪府住宅供給公社概要

▲スマリオ　ブランドロゴ

代　表　者　：理事長　　山下 久佳

所　在　地　：大阪市中央区今橋2丁目3番21号

創　　　業　：1950年6月
事 業 内 容　：賃貸住宅等管理・運営事業
            　  　 [公社賃貸住宅SMALIO（スマリオ）の提供]             　　　府営住宅管理事業（大阪府から受託）
基　本　金　：3,100万円（全額大阪府出資）
WEBサイト  ：https://www.osaka-kousha.or.jp/
 
公社は、国連目標であり、2025 年⼤阪・関⻄万博が達成目標に掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現を目指しています。とりわけ、SDGｓ目標11「住み続けられるまちづくりを」および目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」の実現に向けて事業展開を⾏っており、関係機関と連携して様々な取り組みを進めています。

▲　2020年6月8日　おかげさまで創業70周年