アマン東京のプレスリリース
コペンハーゲン出身のベック氏は、パリ、ロンドン、スウェーデン南部のルンドなどの5つの星付きレストランで経験を積んだ後、2000年初期にその前衛的なテイストで名を馳せたコペンハーゲンのレストラン「Paustian(パウスシャン)」のヘッドシェフとして、ミシュラン一ッ星を獲得しました。その独創的なスタイルから「アンファン・テリブル(異端児)」と呼ばれ注目を集めていたベック氏は、“世界一のレストラン”として名高い同じくデンマークの「Noma」のシェフ、レネ・レゼピ氏に、「Paustian」が、「ヨーロッパ中で一番興味深いレストランである。」と言わしめたことでも知られています。
(photo by Petra Kleis)
2011年に「Paustian」を閉めた後、デンマーク語で “スピリット”を意味する「Geist(ガイスト)」をオープンし、シンプルながら哲学的な奥深い料理のクリエーションで、世界中のレストランから熱い視線を浴び、ニューヨークやパリ、メルボルンなどのレストランに招かれポップアップイベントを開催してきました。そして、このたび、アマン東京のレストラン「アルヴァ」にて、日本で初めて厨房に立ち、3夜限定のスペシャルディナーイベントにて、「Geist」の代表作の数々を披露いたします。
今回のイベントを開催するきっかけは、今年1月、ボー・ベック氏のアマン東京滞在に始まりました。先日発売されたばかりの著書『In My Blood』を書き上げるための2週間の滞在を、ベック氏は、「この上なく幸せで、素晴らしかった」と振り返ります。そして、イベントに至った経緯に関して、「アマン東京とは、まったく違った文化背景がありながら、建築や料理に対する姿勢に深い親和性と敬意を感じました。レストラン「アルヴァ」の素材に対する理念にも共鳴し、ぜひここで料理をしたいと感じたのです」と述べています。
素材が持つ特性をあらゆる角度から分析し、さまざまな組み合わせの中から厳選して創り上げた料理には、そのシンプルな見かけからは想像もつかない時間が費やされ、工夫が凝らされています。ベック氏のシグネチャーディッシュのひとつ、「アボカドのウエハー キャビアとアーモンドオイル」を含む、アーティスティックな5品のコースによる美食の世界を、ご堪能ください。
また、当日は、ボー・ベック氏による最初の著書で「Paustitan」での思い出を綴った、『What Does Memory Taste Like』と、今年1月、アマン東京滞在時に書き上げたばかりの新著で「Geist」について書かれた『In My Blood』をベック氏の直筆サイン入りで販売いたします。エッセイやレシピが、色鮮やかな写真やアーティスティックなイラストとともに収録されたコーヒーテーブルブックは、プレゼントやインテリアのアクセントにも好評です。
ボー・ベック氏のクリエイティビティに満ちた世界観をお楽しみください。
『ボー・ベック氏による美食の世界 ”Geist” Culinary Experience by Bo Bech』
場所: アマン東京33階レストラン「アルヴァ」
日程: 2018年10月12日(金)、13日(土)、14日(日) 3日間のみ30名限定開催
時間: 開場:6.30pm 開始:7.00pm
料金:5品コース お一人さま30,000円 ※税・サービス料別
お問い合わせ: 03-5224-3339(レストラン予約 9.00am – 9.00pm)
https://www.aman.com/ja-jp/resorts/aman-tokyo/seasonal-promotions
Bo Bech (ボー・ベック)
1972年コペンハーゲン生まれのボー・ベック氏は、24歳で料理の世界に入り、デンマーク人シェフ、Frank Lantzの元、シーフードの名店「Krogs Fiskerestaurant」で料理の基礎を学びました。その後、約4年間、スウェーデン南部のランド市、パリ、ロンドンの星付きレストランで、マルコ・ピエール・ホワイトやアラン・パッサールなどの著名なシェフの元でファインダイニングの経験を積んだ後、デンマークに戻り、ヤン・ホッティカールのレストラン「Ålsgårde」でさらにキャリアを重ね、2004年、「Paustian」をオープンしました。“世界一のレストラン”として名高い、「Noma」のシェフ、レネ・レゼピ氏が「ヨーロッパ中で一番興味深いレストラン」と絶賛し、ミシュラン一ッ星を獲得したことで、世界中から注目を浴びるようになる中、2010年に「Paustian」を閉店し、2011年に「Geist」をオープンしました。素材の特性をあらゆる角度から考察した、アーティスティックで斬新な料理で、世界中のファンを魅了し続けています。
アマン東京とは
「アマン東京」は2014年12月22日にアマン初の都市型ホテルとして、日本で初めて開業いたしました。高層複合ビル大手町タワーの最上階部33階から38階に、木と石と和紙による、日本の伝統文化と現代性を兼ね備えた広々とした静かな空間を提供しています。客室数84室、高い天井高を持つガーデンラウンジを始め、イタリアンレストラン、シガーラウンジを併設したバーラウンジ、地上階別棟のカフェ、8室のトリートメントスイート、スケールの大きな屋内プールやフィットネスジムを持つアマン・スパなどを擁し、そのどこからでも東京の眺望や自然をご堪能いただけます。料飲施設とアマン・スパはビジターのお客さまにもご利用いただけます。アマンは世界に33の小規模なホテルやリゾートを展開し、心温まるおもてなしと美しさの際立つラグジュアリーで非日常的な体験をご提供しており、アマン東京はその27軒目のホテルです。
アマンとは
アマンは、プライベートな邸宅にいるかのような心温まるもてなしと、常に小規模であること、そして美しさの際立つラグジュアリーで非日常的な体験のできる、プライベートなリゾート・コレクションとして1988年に創設されました。そのコンセプトは、初のリゾートとして誕生したプーケット島のアマンプリ(平和なる場所)から、世界へと発信されていきました。現在、アマンは、ブータン、カンボジア、中国、ドミニカ共和国、フランス、ギリシャ、インドネシア、インド、イタリア、日本、ラオス、モンテネグロ、モロッコ、フィリピン、スリランカ、トルコ、タークス&カイコス諸島、北米のデスティネーション、メキシコ、そしてベトナムにて33軒のリゾートやホテルを展開しています。