シュンビン株式会社のプレスリリース
苦境に立つ酒蔵にファンづくりのためのプラットフォームを提供
飲むだけではなく「知的好奇心で酔う」というお酒の楽しみ方を提案する新サービス
オンライン蔵開き「蔵開きjp」
【コロナ禍の酒蔵の現状】
蔵開き(くらびらき)は多くの酒蔵が、一般のお客様やファン向けに開催しています。春や秋に行っているところが多く、数万人も集める人気イベントもあります。広大な敷地に来てもらって、搾りたてのお酒や、地元の名産、歴史のある建物を見学するなどの体験が出来ます。また、蔵元や杜氏といった造り手と会話が出来て、お酒のことや伝統産業・文化を知れるのも魅力です。しかし、昨年からのコロナ禍で殆どが蔵開きの開催を中止、お客様との交流が出来なくなっています。また、飲食店での消費が減ったことの影響などで売上が下がっている酒蔵が増えています。消費拡大のために営業活動を強化しようにも「営業に行けないからずっと出張していない」、「営業に行ってコロナウイルスに感染してしまったら地域の迷惑になってしまう」などの悩みを抱えています。
【酒蔵の助けになりたいがスタート】
シュンビン株式会社は、全国600以上の酒蔵にお酒の瓶やラベルなどのデザイン、資材を供給している会社です。コロナ禍で苦境に立っている酒蔵に恩返しが出来ないかを考え、オンラインでの蔵開きを行うプラットフォームを作るというアイデアが出てきました。きっかけは、仕事で訪問すると、新商品の試飲、お酒のことや造り方、美味しい飲み方を説明してくれるので、その酒蔵やお酒のファンになってしまうという話が出たことです。それと同じことを、オンラインで行えばお酒の魅力が伝わり、ファンになることでより美味しくお酒を楽しめるのではとプロジェクトチームが立ち上がりました。いくつかの酒蔵で実際にオンライン蔵開きを開催し、WEBサイト制作など約1年の準備期間を経てサービスのリリースに至りました。
【蔵開きjpサービス概要】
「蔵開きjp」は、造り手やお酒のことを知ると、そのお酒がもっと美味しく感じられる「知的好奇心で酔う」を体感出来るサービスです。今後、日本酒・焼酎・地ビール・ワイン・ウイスキーなど様々な日本全国の酒蔵が参加し、毎月2~3回のペースで開催されます。参加方法は、サイトにてオンライン蔵開き限定のお酒セットがついた参加権を購入していただきます。購入者は、Zoomの機能を使ったオンラインの蔵開きに参加出来ます。価格はイベント・商品内容ごとに異なり、3,000円~10,000円(送料・税込)が目安です。オンラインで行われる酒蔵見学は、リアルでは蔵人以外入れないところまで中継で案内出来るのも特徴です。また、酒樽づくりの実演、島内一周ツアー、地域の名所からの中継など、それぞれの魅力が伝わる企画も行われます。最後には質問コーナー、プレゼント抽選会など参加者が一体感を感じられる時間も用意しています。お一人の方だけでなく、ご夫婦・友達同士など何名かで参加してる方も多くいます。飲みながらということもあって、時間があっと言う間に過ぎて行くというのが参加した方の感想です。カメラ・マイクのオンオフは自由なので、好きなおつまみを用意するなど気軽に参加していただけます。
【開催イベントの詳細・日時】
開催日時:3月6日(土)15:00-16:30
参加酒蔵:木下酒造・京都府京丹後市
イベント:蔵元と杜氏が語る古酒と京丹後の魅力
開催日時:3月13日(土)15:00-16:30
参加蔵元:天吹酒造・佐賀県三養基郡みやき町
イベント:花の酵母のお酒をワイングラスで楽しむオンライン蔵開き
開催日時:3月21日(日)15:00-16:30
参加酒蔵:朝日酒造・鹿児島県大島郡喜界町
イベント:喜界島の島酒「黒糖焼酎」とサトウキビ畑オンラインツアー
開催日時:3月27日(土)14:00-15:30
参加酒蔵:杵の川(キノカワ)・長崎県諫早市
イベント:日本初の洋館で卓袱料理と地酒のオンラインツアー
開催日時:4月3日(土)15:00-17:00
参加酒蔵:北川本家・黄桜・斎藤酒造・増田徳兵衛商店・京都市伏見区
イベント:春の十石船!伏見の酒と料亭のおばんざいを楽しむオンラインツアー
・予約開始:2021年2月15日(月)~
※各イベントは開催12日前に申込みが締め切りになります。
・参加は20歳以上に限られます。
・価格・イベントの詳細は下記公式サイトに記載しています。
https://www.kurabiraki.jp/