女子栄養大学出版部のプレスリリース
濃い味が好きな人は、濃い味のものじゃないと満足しない理由は……。
「減塩は健康にいい」といわれていますが、男性の中には、「こってり、しっかり、がっつり」した料理じゃないと食べた気がしない、という人もいます。そういう男性には、「健康のために減塩を」といってもなかなか受け入れられないのではないでしょうか。
ですが、濃い味が好きな人は、塩味を感じにくくなることがあるそうです。濃い味が好き➡︎塩味を感じにくくなる➡︎さらに濃い味が好き➡︎さらに塩味を感じにくくなる、と負のスパイラルに陥ってしまいます。
また高齢になるほど塩味に対する閾値が大きくなる、つまり塩味を感じにくくなってくるので、余計に味が濃くないと、おいしいと感じられなくなってきます。
こうなると、どんどん塩分の摂取量が増えて、高血圧や腎臓病など、さまざまな病気を引き起こす原因になります。実際に、高血圧や動脈硬化、腎障害などになった人は、健康な人に比べて、塩味を感じにくいという調査結果※があります。
できるだけ早いうちから、適塩、あるいはうす味の食事をして、塩分過多やそれによる病気の予防を心がけたいものです。
ですが、濃い味が好きな男性に減塩を実現させるのは、至難の技。塩分を減らしたうす味の料理を出しても、塩分を感じにくい味覚になっていたら、なかなかおいしいと感じられないからです。減塩料理の本をレシどおり作ってもおいしくないと食べないなら、いつも作る料理の味つけを少し減らし、その味に慣れたらまた減らす、といった方法で、徐々に減塩していく方法を使えば、効果があります
ですが、濃い味が好きな人は、塩味を感じにくくなることがあるそうです。濃い味が好き➡︎塩味を感じにくくなる➡︎さらに濃い味が好き➡︎さらに塩味を感じにくくなる、と負のスパイラルに陥ってしまいます。
また高齢になるほど塩味に対する閾値が大きくなる、つまり塩味を感じにくくなってくるので、余計に味が濃くないと、おいしいと感じられなくなってきます。
こうなると、どんどん塩分の摂取量が増えて、高血圧や腎臓病など、さまざまな病気を引き起こす原因になります。実際に、高血圧や動脈硬化、腎障害などになった人は、健康な人に比べて、塩味を感じにくいという調査結果※があります。
できるだけ早いうちから、適塩、あるいはうす味の食事をして、塩分過多やそれによる病気の予防を心がけたいものです。
ですが、濃い味が好きな男性に減塩を実現させるのは、至難の技。塩分を減らしたうす味の料理を出しても、塩分を感じにくい味覚になっていたら、なかなかおいしいと感じられないからです。減塩料理の本をレシどおり作ってもおいしくないと食べないなら、いつも作る料理の味つけを少し減らし、その味に慣れたらまた減らす、といった方法で、徐々に減塩していく方法を使えば、効果があります
リモートワーク中こそ、減塩チャンス
男の減塩ポイント
●下味をしっかりつける
●粉をまぶして味をまとわせる
●香味野菜やスパイスを活用する
●だしをきかせる
●油のこくを活かす
●酢や酸味でこくをプラス
●粉をまぶして味をまとわせる
●香味野菜やスパイスを活用する
●だしをきかせる
●油のこくを活かす
●酢や酸味でこくをプラス
わがまま男をうならせよう!!!!
これらを活用すれば、「これ本当に減塩料理?」といわれるような減塩料理が作れます。これらのテクニックを使い、男性が好みそうな定番料理を減塩料理に変身させたレシピが一冊にまとめた本が『うまい! 減塩めし』です。「こってり、しっかり、がっつり」味が好きで、減塩がなかなか実現しないとお悩みに人は、ぜひおすすめです!
※栄養学雑誌Vol.46 No.5 211~216 (1988)
※栄養学雑誌Vol.46 No.5 211~216 (1988)
わがまま男をうならせる
『うまい!減塩めし』
『うまい!減塩めし』
料理/本田 よう一
編/『栄養と料理』
B5判/112ページ/本体1400円(税別)
詳しくはこちらから