累計製造1,000万缶突破!3月8日「サヴァ缶の日」を前に大記録達成!震災から10年で東北の一大産業へ成長

一般社団法人東の食の会のプレスリリース

一般社団法人 東の食の会(東京都品川区、事務局代表:高橋大就)は、岩手県産株式会社(岩手県紫波郡、代表取締役社長:岩間 隆)、岩手缶詰株式会社(岩手県釜石市、代表取締役社長:山下純明)とともに開発した「サヴァ缶」が、2021年2月末をもって累計製造数1,000万缶を超えたことをお知らせいたします。

3者によって開発された「Ça va(サヴァ)?缶」(以下、サヴァ缶という)は、東日本大震災で被災した三陸からオリジナルブランドの加工品を発信しようと、国産鯖を使用したオリジナルの洋風缶詰として2013年9月に誕生しました。

「Ça va?(サヴァ)?」はフランス語『元気ですか?』という意味で、東日本大震災によって被災し、多くの人に支えられた東北の地から、全国へ向けて声をかけるイメージで名づけられたものです。
 

  • サヴァ缶ヒットの裏側

2013年の発売以来、徐々に販路を拡大することで製造・出荷数、販売数を伸ばしてきたサヴァ缶ですが、2016年に100万缶を達成し、2019年に500万缶超え。そこから3年とかからずしてこの度、製造数は倍の1,000万缶に到達することができました。これまで魚の缶詰といえば、ツナ缶が圧倒的な存在感を放っていましたが、2017年にはツナ缶を完全に逆転。鯖缶がその需要を上回り、以降も継続して伸び続けています。

震災復興を機に開発した商品ではありますが、7年を経て、被災地支援という文脈に限らず一商品として多くの方に愛され続けており、今や東北・岩手を代表する一大産業へ発展しました。またサヴァ缶ヒットを通じて、鯖缶を日々の食卓に取り入れる習慣が広がるなど、漁業や加工業を下支えするカルチャーにまで広がったことは嬉しい限りです。さらに、以下の通り新パッケージや新たなコラボレーションもまもなく始まります。コロナ禍による影響は少なからず受けているものの、今後もより良い商品づくりと企画によって、さらに多くの方の手に届く商品に育てていきたいと考えています。
 

  • 発売から7年で5つのフレーバーが誕生。新たに5缶セットの販売も決定

 

 

発売から7年で下記の5種類までランナップが増えました。
黄色:オリーブオイル漬けhttps://www.iwatekensan.co.jp/cava/oliveoil.php

緑色:レモンバジル味https://www.iwatekensan.co.jp/cava/lemonbasil.php
赤色:パプリカチリ味https://www.iwatekensan.co.jp/cava/paprikachili.php
黒色:ブラックペッパー味https://www.iwatekensan.co.jp/cava/blackpepper.php
青色:アクアパッツァ風https://www.iwatekensan.co.jp/cava/acquapazza.php

 

新味の開発には非常に深いこだわりがあり、数十回の試作は当たり前。果てしない研究の末に誕生したからこそ、多くの人に愛してもらえるサヴァ缶シリーズへ育ちました。今回、震災から10年目という節目を記念して、写真の5色缶セットを来月発売することが決定しました。
◆販売予定価格「Ca va ?缶」5色セット:2,200円(税別)

▼ 製造・販売会社 ▼
□岩手県産株式会社(https://www.iwatekensan.co.jp
所在地:岩手県紫波郡矢巾町流通センター南1-8-9
代表者:代表取締役社長 岩間 隆
設 立:昭和39年12月17日
電 話:019-638-8161

□岩手缶詰株式会社(http://www.iwa-kan.com
所在地:岩手県釜石市浜町 1-1-205(市営釜石ビル2F)
代表者:代表取締役社長 山下 純明
設 立:昭和16年12月29日
電 話:0193-22-3001 
 

  • ヘラルボニーとのコラボレーションも実現!

岩手県を本拠地を置き、福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニット「ヘラルボニー」とサヴァ缶でコラボレーションし、来月より発売されることになりました。「障害のある作家が描くアート」を缶詰のパッケージに用いて限定デザインで販売いたします。今回、アート提供にご協力頂く作家は全て、岩手県内在住の方の予定です。コラボ商品の展開については、現在販売している5種を「ART Ça va(サヴァ)?缶」としてそれぞれ別のデザインでとして発表します。第一弾となるオリーブオイル漬けのデザインは近日中に公開いたします。

今後の予定

  • 先行予約開始日:2021年3月下旬
  • 一般販売予定日:2021年4月下旬
  • 展開予定数:5種類(5色缶がそれぞれ別のデザインでコラボ缶を発表します)

 

「異彩を、 放て。」をミッションに掲げ、 福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニット。日本全国の知的障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸とする事業を展開する。知的障害のある作家が描くアート作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場の仮囲いに知的障害のある作家が描くアート作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた社会実験に奔走中。世界を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。

株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:〒020-0026 岩手県盛岡市開運橋通2-38 @HOMEDELUXビル 4F
    東 京拠点:100BANCH(渋谷)
    名古屋拠点:〒451-0042 愛知県名古屋市西区那古野2丁目14−1
代表者:代表取締役社長 松田崇弥 | 代表取締役副社長 松田文登
設 立:2018年7月24日
HP:https://www.heralbony.jp/
 

 

  • 一般社団法人東の食の会とは?

「東の食に、日本の力を。東の食を、日本の力に。」をモットーに、東日本大震災によって被害を受けた東日本の食産業の長期的支援を目的として2011 年に創設された一般社団法人です。東北の食の販路開拓や、商品プロデュース、人材育成を行い、当初の5年間で約 150 億円の流通総額を創出することに成功。これまで累計 600万缶、20億円以上を売り上げている岩手発のサバの缶詰「サヴァ缶」や、スーパー海藻「アカモク」、福島の寄付つきドライフルーツ「りんごポリフェノールのチカラ」、福島の伝統的漬け床三五八(さごはち)」をリブランディングした「358 (サゴハチ)」といった商品開発のプロデュースを行い、東北の食からヒット商品を生み出している。名称:一般社団法人 東の食の会
住所:東京都品川区大崎1-11-2ゲートシティ大崎イーストタワー5階
電話:03-6867-1128
FAX:03-5539-4982
H P:https://www.higashi-no-shoku-no-kai.jp/
facebook:https://www.facebook.com/higashinoshoku

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