経済産業省・東京証券取引所が共同で選定する 令和2年度「なでしこ銘柄」に選定

キリンホールディングス株式会社のプレスリリース

キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、女性活躍推進が優れた企業として、経済産業省・東京証券取引所が共同で選定する「なでしこ銘柄」に選定されました。なお、当社は過去にも2018年度・2019年度に「なでしこ銘柄」および2017年度・2020年度に「準なでしこ」に選定されています。

当社は2016年の「新世代エイジョカレッジ※1」において大賞を受賞した「なりキリンママ・パパ※2」を全社的に実施し、性別役割分業に対する意識改革や家事育児参画を促すと共に、女性活躍を巡る課題解決を「社会との共有価値(CSV※3)」と捉え、「なりキリンママ・パパ」のノウハウや女性従業員の声から生まれた制度や施策等、業種を超えた有益な取り組みについて情報発信を行っています。これらを、経営陣のコミットの下で推進するガバナンス体制について、評価されました。
※1 「営業で女性がさらに活躍するための提言」に向けた異業種合同プロジェクト。2014年に㈱リクルートホールディングス、サントリーホールディングス㈱、日本アイ・ビー・エム㈱、KDDI㈱、㈱三井住友銀行、日産自動車㈱、キリンホールディングス㈱の7社とコンサルティング会社の㈱チェンジウェーブが創設し、現在までに30社を超える企業が参加。
※2 キリングループの5名の女性社員が、ママになりきり、時間制約や子どもの発熱などの突発事態への対応を要する働き方を徹底したうえで、労働生産性を向上させる実証実験を実施。女性が実際にライフイベントを迎えても、働き続ける自信を持てることを示しただけでなく、高い成果を出しながら働き続けるために必要な、周囲のマネジメント向上策や、組織カルチャー変革のきっかけにもつながった。2019年2月からはキリンホールディングス㈱、キリンビール㈱、キリンビバレッジ㈱、メルシャン㈱の全部門を対象に、部門長や場所長のリーダーシップの元で実施している。
※3 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造。

キリングループは長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」(略称「KV2027」)を策定し「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業になる」ことを目指しています。また、「KV2027」の実現に向け、イノベーションを実現する組織能力の強化の1つに「多様な人材と挑戦する風土」を掲げています。
当グループは、これまでも女性活躍推進法に先んじて2013年に策定した「キリングループ女性活躍推進計画(KWN2021:キリン・ウィメンズネットワーク2021)」に基づき、計画的に女性の育成や登用を進めてきました。
今後も、出産・育児などのライフイベントを両立しながらキャリア形成できる環境整備や、管理職のマネジメント力向上のための取り組み、仕事の意義・目的に立ち戻って仕事そのものを継続的に見直しながら主体的な働き方に取り組む「『働きがい』改革 KIRIN Work Style 3.0」などを通じて、女性はもちろん全ての従業員が強みを発揮できる組織づくりを進めていきます。
 

 

 

■「なでしこ銘柄」とは
女性活躍推進に優れた上場企業を、「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取り組みを加速化していくことを狙いとしており、平成24年度より、経済産業省・東京証券取引所の共同で実施しています。一定のスクリーニング基準を通過した企業について、女性活躍推進に関するスコアリング基準に従って評価を行い、業種ごとに上位企業を「なでしこ銘柄」として選定しています。
※経済産業省ホームページより

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