ビーフン最大手のケンミン食品と、もやし最大手のカット野菜メーカーの名水美人ファクトリーが業務提携。スーパーの青果売場向け商品を販売し、コロナ禍で需要減の野菜の消費拡大、健康増進、食品ロス削減に協力

ケンミン食品株式会社のプレスリリース

ビーフン市場国内シェアNo.1のケンミン食品株式会社(兵庫県神戸市・代表取締役社長:高村祐輝)は、株式会社神明ホールディングスの子会社、もやし最大手のカット野菜メーカーの名水美人ファクトリー株式会社(大分県竹田市・代表取締役:奈良賢吾)と3月25日㈭に業務提携契約を締結し、西日本のスーパーの青果売場専用焼ビーフンの販売を6月より開始します。両社の西日本での知名度や商流を活かし協働で取り組むことで、コロナ禍で広がる内食需要に対応するとともに、外食需要の激減で市況低迷が続いている野菜の消費拡大に取り組みます。野菜価格の下落によって、野菜の大量廃棄が行われるなどの食品ロスが問題視される中、野菜の消費拡大と廃棄削減に貢献します。

業務提携写真 左)ケンミン食品(株)高村祐輝代表取締役社長 (右)名水美人ファクトリー(株)奈良賢吾代表取締役社長業務提携写真 左)ケンミン食品(株)高村祐輝代表取締役社長 (右)名水美人ファクトリー(株)奈良賢吾代表取締役社長

 

 

左:ケンミン食品(株)高村祐輝代表取締役社長 右:名水美人ファクトリー(株)奈良賢吾代表取締役社長

『業務提携概要』

ケンミン食品・名水美人業務提携構図ケンミン食品・名水美人業務提携構図

提携の名称:「青果向け商品の販売協力に関する業務提携」
提携締結日:2021年3月25日(木)
提携締結の目的:
内食需要を捉える商品をスーパーの青果売場を通じてご提案することで、1年を通して野菜の消費拡大を促進し、食品ロス削減に寄与する。
提携事項:
(1)2021年6月より九州エリアのスーパーの生鮮売り場でVEGE BE-FUN(ベジビーフン)の販売開始。
(2)2021年7月より中四国・近畿のスーパーの生鮮売り場でVEGE BE-FUN(ベジビーフン)の販売開始。
(3) 1年を通した青果売り場での提案を行う。
提携に至った背景:
従来、スーパーマーケットのグロッサリー売場で販売されている焼ビーフン(乾めん)を、青果売場で販売することは、商習慣上難しく、名水美人ファクトリーと2社で取り組むことで、この流通の障壁を超える新しいビジネスモデルを構築する。
今後の展望/展開
新商品やキット商品の開発も両社で検討している。
(1)2021年秋 キット商品発売予定
(2)2022年春 新商品発売予定
東日本エリアでの提携先の検討に入っている。

(ケンミン)VEGE BE-FUN(ベジビーフン) カット野菜とチンする焼ビーフン(ケンミン)VEGE BE-FUN(ベジビーフン) カット野菜とチンする焼ビーフン

【対象商品】
商品名:VEGE BE-FUN (ベジビーフン)カット野菜とチンする焼ビーフン
内容量:81g(ビーフン46g、液体スープ35g)
商品形態:常温(冷蔵流通も可)
賞味期限:12ヶ月
希望小売価格:170円(税抜)
販売エリア:全国

(ケンミン)VEGE BE-FUN(ベジビーフン) カット野菜とチンする焼ビーフン調理例(ケンミン)VEGE BE-FUN(ベジビーフン) カット野菜とチンする焼ビーフン調理例

【補足資料】

■VEGE BE-FUN(ベジビーフン)の発売の背景及び理由

1.カット野菜市場の更なる拡大のために(図①②)
カット野菜は、購買金額(PI値)が10年間で約3倍に拡大しています。近年ではその中でも炒め物用などの目的に合わせたカット野菜が平成30年以降に大幅な増加に転じています。
VEGE BE-FUNにより、炒め物用のカット野菜の更なる拡大を目指し、野菜の消費拡大に寄与します。

(図1)カット野菜購買金額推移(全体) (図2)カット野菜購買金額推移(炒め物)(図1)カット野菜購買金額推移(全体) (図2)カット野菜購買金額推移(炒め物)

2.「野菜に良く合うめんランキング」No.1である ビーフンでカット野菜市場を拡大(図③)
「野菜に良く合うめんは?」というアンケート調査でビーフンは第1位を獲得しました。
ビーフンはお米からでできており野菜本来の旨味や甘みなどを吸収して美味しくなる特徴を持ち、野菜の風味を楽しめるところが、他のめん料理とは違う魅力です。カット野菜と組み合わせることで時短にもなり、野菜の消費拡大につながります。

(図3)野菜に良く合うめんランキング(ビーフンがNo.1)(図3)野菜に良く合うめんランキング(ビーフンがNo.1)

3.野菜不足解消による野菜消費拡大(図④)
このVEGE BE-FUN(ベジビーフン)は厚生労働省が推奨している野菜摂取目標量である1日350gの約2/3の200〜250gを入れてちょうど良い味の設計にしておりますので、野菜不足の解消に役立ちます。このことにより野菜使用量を増加することで、野菜消費と健康増進につながります。
(2人で召し上がっても1日の1/3量が摂ることができます。)

(図4)野菜平均摂取量(目標値350gに達していない)(図4)野菜平均摂取量(目標値350gに達していない)

●主要野菜の取引量と平均価格の推移(2020年1〜12月)
2020年は、コロナの影響で業務用野菜の需要が激減して野菜の平均価格(赤線)が乱高下しました。
特に秋〜冬にかけて、豊作も重なり平均価格が下落して野菜の大量廃棄が行われた。ビーフンの需要は年間を通して安定しており、野菜需給の平準化の一助なります。

東京市場のキャベツの取引量と価格東京市場のキャベツの取引量と価格

 

東京市場のハクサイの取引量と価格東京市場のハクサイの取引量と価格

■名水美人ファクトリー株式会社とは
1990年に大分県にて創業したもやし・カット野菜メーカーです。2020年に神明ホールディングスの100%子会社となりました。大分県と岡山県に合わせて4つの工場を持ち、西日本で最大のもやし生産能力を保有しています。鮮度の良い状態で皆様にお届けするため、販売エリアは西日本に限定しています。「水と鮮度と味にこだわり、世界中のお客様の健やかな毎日に貢献する」を企業理念に、国内だけでなく、海外輸出にも取り組んでいます。
当社の社名でもあり、ブランドである「名水美人もやし」は単品として日本で一番売れている「もやし」※です。 長年の経験に基づいてきめ細かく育成環境をコントロールしながら、美しい天然水を使用してじっくり育てており、シャキシャキとした食感が特徴です。※日経POS調べ(2012年〜2020年)
本社所在地:​大分県竹田市
代表者:代表取締役 奈良賢吾
https://www.meisuibijin.co.jp/company

■ケンミン食品とは
1950年神戸創業のビーフンメーカー。1960年発売の『ケンミン焼ビーフン』は『最も長く販売されている焼ビーフンブランド』に認定されている。国内ビーフン市場の52.8%のシェアで日本一。創業者高村健民に因み、健康(健)を皆さま(民)に提供するという理念を持つ。ビーフンの他にも、フォー、ライスパスタ、ライスペーパーなど米を原料とした加工食品を製造する専門企業である。近年、グルテンフリーがトレンドの欧米にも輸出し親しまれている。2018年地域未来牽引企業、2020年ひょうごオンリーワン企業に認定。明治安田生命J1リーグヴィッセル神戸のユニフォーム・パンツスポンサー。
https://www.kenmin.co.jp/
 

ケンミン食品創業71年ロゴケンミン食品創業71年ロゴ

 

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