群馬県産の冷凍パンが2024年4月日本のフードロスを救う

スタイルブレッドのプレスリリース

焼成冷凍パンを製造・販売する株式会社スタイルブレッド（本社：群馬県桐生市、代表取締役社長：田中知、以下スタイルブレッド）の「Pan＆（パンド）」(https://stylebread.com/pand/）は、冷凍パンが日本の企業や外食、そして家庭のフードロス削減のソリューションとなり、国内自給率と貴重な国産資源の価値を上げ、生産者と消費者が幸せになる持続可能な社会を実現します。
当社は「April Dream 4月1日は、夢の日。」に参加しています。このプレスリリースはパンを愛する私たちのApril Dreamです。

April Dream

日本でどれだけの食品がまだ食べられる状態で廃棄処分されているかご存知ですか？答えは全国で年間612万トン(※1)、日本の米の年間生産量が778万トン(※2)ですから驚きの量です。一方世界では9人に1人が栄養不足という地球規模の課題を抱えています。原因のひとつは先進国の飽食となり、井戸水の枯渇、温暖化の加速、廃棄物の海洋汚染等を引き起こし結果的に地球を、そして自らを苦しめています。

私たちは群馬県桐生市でパンを製造しています。群馬県産小麦はもともとうどん用でパンには不向きでした。2016年地元の製粉会社さんと自家製酵母に合う粉を開発し群馬県産の小麦でパンを製造できるようになりました。ひとつの夢の実現です。「冷凍パンが日本のフードロスを救う？？」そうです。第一にパンがもつ素朴な幸せ感は誰もが笑顔になりますね。次に冷凍保存という手段は、おいしい状態でパンを眠らせ、食べるときに焼きたてを再現するためのもの、2006年の立ち上げ以降全国の外食業界で採用されてきました。それは余剰のロスもなく且つ不足のリスクもない時代に適したソリューションだからです。実は家庭でも同じこと、食べる予定が変更になり食材を消費しきれないこと、また外出頻度をさげるまとめ買いによりつい買い過ぎてしまうこと、何れも食材を無駄にするショックは大きいです。私たちの冷凍パンは365日の長期保存ができ(一部製品を除く)必要な分ずつ無駄なく消費でき、さらに冷凍であれば菌の発生を抑え余計な添加物は不要なのです。さらに地元の国産小麦が原材料となれば輸入リスクも回避できます。

例えば大きな台風や豪雨による突然の停電時、冷凍パンはその日の晩だけでも常温解凍で主食になります。例えば外出制限の厳しい日や買い物に行けない日、冷凍パンにケチャップと冷凍チーズをのせて焼けばもう一品完成です。記憶に新しい2021年2月発生の桐生市黒保根の山林火災では、山中で消化活動に従事する消防隊の朝食・昼食として冷凍パンで支援させていただく機会がありました。電気も調理器具もない冬の山中で携帯食として機能したと後日感想をいただきました。

冷凍パンを日本中にお届けするため、家庭向けには通信販売に加えスーパーでの販売を本格開始しました。街の一軒のベーカリーから始まった私たちは地域に暮らすスタッフと共に地域の材料で日々丁寧にパンを焼き上げています。この新しい世界において、冷凍パンが日本中の食ソリューションになる場面をたくさん探して、そして3年後の2024年には持続可能な社会で冷凍パンがスタンダードとなる夢に向けて進んでいきます。

スーパーで販売される製品について

「Pan＆至福のクロワッサン」
外はサクサク、中はしっとりとした、国産バターを100%使用したクロワッサン。芳醇なバターの香りをお愉しみください。

Pan＆至福のクロワッサン