星野リゾート 界 うるはし現代湯治の案内人「界の湯守り」12月1日登場 ~全国の界15施設で展開~

星野リゾートのプレスリリース

2018年12月1日、星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」に、「うるはし現代湯治」の案内人「界の湯守り」が登場します。界の湯守りは、各施設の温泉の特徴を活かした「現代湯治滞在プログラム」を、「温泉いろは」や「湯守りタイム」などの温泉アクティビティと合わせて提案します。

「うるはし現代湯治」と「界の湯守り」とは

「うるはし現代湯治」とは

界では、2017年12月1日より、温泉の本質を伝え、湯治文化を現代に受け継ぐことをブランドの約束とし、「うるはし現代湯治」提案をしてきました。

現代人の忙しい日々で疲労した心と身体を調え、明日への活力を取り戻すような温泉旅館の楽しみ方をテーマに、温泉の入浴法や呼吸法、湯上がり処でのくつろぎ方など、温泉にまつわる知識を、気軽に実践できる内容として、界全施設で展開しています。

「界の湯守り」とは

新たな取り組みとして、温泉療法専門医の早坂信哉氏監修による「現代湯治滞在プログラム」を開発しました。温泉の泉質や立地、自然環境などさまざまな特徴に合わせた滞在プログラムで、全国の界15施設にて展開します。

今回登場した界の湯守りは、各施設の温泉の特徴を捉えた入浴方法はもちろん、食事や文化体験など含めた温泉旅館の過ごし方を案内します。

温泉いろは

「温泉いろは」では、各施設の「現代湯治滞在プログラム」の案内はもちろん、温泉の泉質の特徴や入浴法など、心と身体を整える「いろは」を、界の湯守りが楽しいトークや遊びを通じて伝えます。

湯守りタイム

「湯守りタイム」では、大浴場内で半纏(はんてん)姿の界の湯守りが、入浴中の簡単なストレッチ方法や入浴時のポイントを伝えます。また、水分補給用の飲み物を手渡し、快適な入浴の手伝いをします。

早坂信哉氏監修による「現代湯治滞在プログラム」

「うるはし現代湯治」の監修に引き続き、「現代湯治滞在プログラム」も全施設、温泉療法専門医である早坂信哉氏が監修をしています。

監修:早坂信哉博士(医学)、温泉療法専門医

1968年生まれ 宮城県出身

1993年     自治医科大学医学部卒業後、地域医療に従事

2002年     自治医科大学大学院医学研究科修了 

現在    東京都市大学人間科学部教授

         一般財団法人日本健康開発財団温泉医科学研究所所長

湯治は単に温泉に浸かるだけでなく、その温泉地ならではの食事、文化の体験などで体調を調えるものである。改めて界のそれぞれを見ると、特徴があって面白い。1泊2日で、その土地を感じてもらうような工夫をしており、これは他の旅館では見られない試み、コンセプトだ。まさに湯治への第一歩である。

「現代湯治滞在プログラム」モデルスケジュール

例1: 界 川治(栃木県・川治温泉)「里山の知恵で疲労回復をはかる」

渓流沿いに佇む界 川治は、石臼で挽くきな粉づくりや紙漉き体験など、里山の知恵に触れる滞在が特徴です。野趣溢れる温泉は、体に優しい療養向きの単純温泉で、昼間は里山の自然、夜は瓢箪ランプ*2の優しい灯りを楽しむことができます。敷地内には渓流を見下ろす庭があり、ストレッチや散策をするのに適しています。また、食事では滋味豊かなジビエを味わうことができます。滞在プログラムは、それらを効果的に組み合わせ、疲労回復をはかり、活力を生み出す工夫をしています。

*2 下絵を描きくり抜いた瓢箪の中に灯りを入れたランプ。ひょうたんの材料「ふくべ」は栃木県の名産。

1日目

  15:00 客室で一息

  16:00 自然に囲まれ入浴

  18:00 マッサージ    

              *疲れた足や体をゆっくり癒す。

  19:30 特別会席「味噌牡丹鍋」       

              *猪肉には、鉄分やエネルギーを作るのを助けるビタミンB群が多く

                 含まれている。

  21:30 瓢箪ランプのもと入浴

              *優しい灯りで心落ち着くひと時。

  22:30 瞑想・就寝前ストレッチ 

              *心身をほぐし、質の高い眠りへ。

2日目

    6:00 足湯しながら深呼吸・目覚めのストレッチ

              *足湯に浸かり緩やかに体温を上げる。

    6:30 庭の散策

              *目覚めたらすぐ太陽光を浴びて、体内時計をリセット。

    7:00   入浴 

    8:00 朝食 

  10:00 石臼きな粉挽き体験

              *きな粉に含まれる大豆ペプチドは疲労回復に効くと云われる。

泉質   単純温泉(低張性弱アルカリ高温泉)

環境   標高:502m 、夏平均気温:20℃ 

         冬平均気温:1℃ 、冬の降雪量:30cm

歴史   江戸時代中期、男鹿川の氾濫後、温泉が噴き出しているのが発見された

         ことが、はじまりとされる。宿場町として、また湯治場として栄えた歴史が

         あり「傷は川治、火傷は滝(鬼怒川)」と言われる。


例2:界 アンジン(静岡県・伊東温泉)「海を五感で感じ日常を忘れる」

界 アンジンは、英国人航海士・三浦按針(みうらあんじん)ゆかりの地、静岡県伊東市に位置します。最上階にある大浴場では海を眺めながら湯浴みができ、船の甲板をイメージした湯上がり処「サンブエナデッキ」では海風を感じながら湯涼みができます。大航海時代に思いを馳せながら、日常を忘れる滞在ができるプログラムです。

1日目

  15:00 客室で一息

  15:30 内風呂(ぬる湯)で入浴   

             *のんびり浸かりリッラクス。

             *冷タオル 、砂時計を使用して、のぼせを防止。

  16:30 海洋深層水で水分補給

              *ミネラル分豊富な海洋深層水で、入浴で失われた水分を補給。

  17:30 夕食 

  20:00 入浴 

  21:00 マッサージ 

  22:00 瞑想・就寝前のストレッチ 

2日目

    5:30 「オーシャンストレッチ」

              *心地良い海風を感じ、深呼吸・目覚めのストレッチ。 

    6:30 露天風呂(あつ湯)で入浴      

              *心と身体を目覚めさせる。 

    7:00 朝食 

泉質 単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)

環境 標高:10.8m、夏平均気温:29.6℃

   冬平均気温:6.9℃、冬の降雪量:0cm

歴史 伊東温泉は、別府温泉・湯布院温泉に並ぶ日本三大温泉と云われる。

         湯治湯として徳川家光に献上されていた歴史もある。


例3: 界 アルプス(長野県・大町温泉)「アルプスの山々からエナジーチャージ」

北アルプス山麓にある界アルプスでは、囲炉裏が設けられた土間での「おやき」や「おめざ粥」のふるまいなど、信州の贅沢な田舎を体感することができます。温泉は、さっぱりと汗を流すのに適した優しい湯で、登山など運動後の疲れを緩和させる効果もあります。山々が朝日を浴び、最も美しく見える時間帯に早起きをすることで、一日の活力を得ることができます。

1日目

  15:00 囲炉裏でお茶とお菓子

  15:30 露天風呂で入浴 

             *北アルプスの山々を眺め、寛ぐ。

  16:00 マッサージ 

  17:30 夕食

  19:30 温泉散歩

             *美しい夜空で心を安らかにする。

  20:00 入浴

  21:00 瞑想・就寝前のストレッチ

2日目

    5:30 中庭で朝日を浴び、深呼吸

    6:15 「アルプス体操」

              *活力生み出す、目覚めのストレッチ。

   6:30  囲炉裏でおめざ粥

             *かまどで炊き上げる香りも楽しむ。

   7:30 入浴 

   8:30 朝食

   9:30 客室で座禅・瞑想

泉質  単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)

環境  標高:830m、夏平均気温:22.2℃

    冬平均気温:-2.9℃、冬の降雪量:41cm

歴史  黒部立山アルペンルートの玄関口として発展した大町温泉郷。

            北アルプスの麓にある秘湯・葛温泉からの引湯で作られた。

星野リゾート 界

星野リゾートが全国に展開する日本初の温泉旅館ブランド。日本らしさと快適性を追求した空間やサービスを提供しています。旅の醍醐味であるご当地の魅力を表現する「ご当地楽」のおもてなしと、滞在を通して地域の文化に触れる「ご当地部屋」が特徴。2018年7月に15施設目となる「界 仙石原」が箱根町仙石原に開業しました。

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