efoo株式会社のプレスリリース
料理業界をテクノロジーの力で前進させ、食べる人と作る人が相互に理解し合うことで、食から始まるよりよい社会を目指す会社「efoo(イフー)」(所在地 : 東京都杉並区、代表 : 山本 篤)は、2021年4月7日(水)に、シェフの動画が付いたスタディ型のミールキット宅配サービス『シェフレピ (https://chefrepi.com/pages/about/)』のオンライン販売を開始します。
「シェフレピ」キービジュアル
- 従来の「家事改善型」とは異なる「スタディ型」のミールキットサービス
「シェフレピ」は、人気店のシェフや、SNSで話題の出張料理人のオリジナルレシピと、そのレシピに使われる食材や調味料が分量分小分けされて自宅に届けられるミール(食材)キットサービスです*1。利用者は、毎月更新される4種のメニューのなかから選んで注文をすると、その日から最短4日でご指定の住所で受け取ることができます*2。
これまで、日々の献立に対する様々な労力の軽減とメニューの質の向上が大きな目的であった「家事改善型」のミールキットに対し、シェフレピは、シェフのテクニックや食材の知識といった知的財産をユーザーが最大限に得ることに特化した新しい「スタディ型」ミールキットサービスです。
「切る」「焼く」「煮る」といった文字だけでは伝わりにくいシェフの微妙な手技を動画で解説。シェフと同じ食材、同じ分量を使って料理するので、出来あがりの完成度が高まります。
「シェフ」と「レシピ」の造語「シェフレピ」
この度は、2021年4月7日(水)のサービス開始に合わせ、オンラインショップ(https://chefrepi.com/pages/about/)をリニューアルいたしました。
*1 価格はメニューにより変動します。
*2 宅配便を使用。一部地域を除きます。
野菜から調味料まで、ほぼすべての食材がまとめて届く。
シェフの盛り付けも学びになる。
ミールキットのイメージ。一部、購入者でそろえる食材もある。
☑シェフのテクニックが学べる
動画でポイントを確認しながら料理を作る。
「焼き色ってどこまでつけるの?」や「どこまで煮込んだらいいの?」という、文字や写真だけではわかりづらかった調理のポイントを動画で丁寧にフォローします。食材の切り方、火加減、調理道具の扱い方なども観察できるのは、情報量の多い動画ならでは。シェフが長い修業のなかでしか得られたなかった技や知識を思う存分学ぶことができます。
☑レシピの食材が使う分量だけ届きます
食材は分量のみ個包装されて届く。
「シェフのレシピを作りたいけど、珍しい食材をどこで買ったらいいのかわからない」そんな経験ありませんか? シェフレピなら、ほとんどすべての食材が使う分量だけ届きます。冷蔵庫に1度しか使わずに眠っているスパイスや調味料が増えたらどうしよう、なんて心配する必要もありません。
☑プロのおいしい料理を作って食べられる
合わせて作りたい料理やワインの提案も。
シェフレピのレシピは、プロのハイクオリティな料理を、自宅のキッチンでも再現できるようにアレンジしてあります。また、月ごとの変わるメニューは、食卓の中心になるメイン料理ばかり。あなたが作ったプロの味を囲んで家族や恋人、友人との大切な時間をお過ごしください。
- こんなあなたに「シェフレピ」
☑時間がかかってでも難しいプロの技を学んでみたい
時短や簡単レシピに「どこか物足りない」と感じ始めた中・上級の料理好きにピッタリなのが「シェフレピ」です。一から手作りで手間をかけた料理や珍しい食材を使った料理など、学びたいテーマにあったレシピを選ぶことができます。調理難易度は3段階で表示されていますので、あなたのレベルに合わせて挑戦することも可能。時間をしっかりとって、じっくりと料理を作りながら、シェフの技や知識を学んでみてください。
☑学ぶ向上心をもったプロの卵や料理研究家にも
シェフの技術や知識を学ぶことは、家庭だけでなく、食のプロにとっても貴重な知の財産になります。家庭向けのレシピ開発や料理教室を主宰する料理研究家や将来、料理人を目指している調理専門学生、飲食店でも働きながらも自主練習として料理を学びたいという修業中の料理人など、向上心をもった人たちにとっても有益なサービスになっています。また、食を扱うメーカーなどでも社員の食のリテラシー向上のための福利厚生の一環としてもご利用いただけます。
スーパーでは手に入りにくい食材もミールキットなら手軽に。
- 元料理人だからこそ信じる「食は人生を豊かにする」
efooの代表、山本 篤は元料理人です。料理が好きで、自然とシェフになることを目指していましたが、25歳の頃料理業界の環境に適応できずレストランで働くことを辞めてしまいました。それでも料理を好きな気持ちは変わらず、そして料理が人を幸せにする力を信じていた山本は、それをテクノロジーの力で実現し、その想いを広く伝えていこうと「efoo」の会社を立ち上げ、シェフレピのサービスを生み出します。
■代表 山本 篤 メッセージ
シェフレピで出会った珍しい食材や、思いもよらない食材の組み合わせ、さらには動画から見られるシェフならではの技などを作るたびに発見し、それを別の料理でも使ったりして、普段のお料理にも応用していただくところまでがシェフレピのゴールだと思っています。
efoo代表取締役の山本は、1993年生まれの28歳。
また「シェフってこんなふうに料理を作るんだ」とか、「こんな料理はシェフじゃなければ教えてもらえない」と、多くの方に僕が憧れたシェフという職業の素晴らしさに気付いていただきたいです。おいしいもので人を幸せにできるシェフが、100年後も、1000年後も人々の笑顔を作るように。料理が豊かな人生を彩る楽しみであることを願って、シェフレピは今日も、食卓に笑顔の花を咲かせたいと思っています。
- 株式会社サムライインキュベートから資金調達成功
株式会社サムライインキュベートから追加出資も決定。
シェフレピは、株式会社サムライインキュベート(Samurai Incubate Fund 6号投資事業有限責任組合)を引受先とした第三者割当増資を受ける運びとなりました。
今回の得た資金はシェフレピを始めるにあたっての設備投資、運営資金として活用する予定です。
今後は、引き続きサービスの向上に注力しながら、サービスの改善や告知、ユーザーニーズの深掘りなどを進めていき、さらなる事業の飛躍を目指したいと思います。
- 4月のテーマは「煮込み料理」。4つのレシピでスタート
4種類の煮込み料理のレシピのなかから選べる。
サービス開始にあたる4月のテーマは「煮込み料理」です*3。
煮込み料理は、メイン食材の個性の出し方や、うま味の作り方など料理人のルーツや個性が見えやすい調理法です。ジャンルの異なる4名のシェフのレシピは、食材だけでなく、学べるポイントも違います。お好みに合わせてお選びください。
*3 毎月4種類のレシピは一新されます。5月のテーマは「ラム肉」を予定しています。
米沢豚のトムセップ風|h.b.(フリーランス料理人)
¥4,200 / 2人前 ※ 写真は1人前です
米沢豚のトムセップ風|h.b.(フリーランス料理人)
ハーブや豚の内臓を使ったタイの料理「トムセップ」を、豚バラ肉にアレンジ。豚バラの塊肉を煮込む前に塩漬けにすることで、煮込んだ後も肉にしっかりと深い味わいが残ります。さらに煮込みの見極めやスパイスを入れるタイミングなどのプロの技やオレンジやタマリンドの組み合わせの妙が学べます。
おもな材料/豚バラ肉(山形県産米沢豚)、スパイス【タマリンド、朝天辣椒、バイマックル、レモングラス】、オレンジ、セリ(根付き)ほか
h.b.(フリーランス料理人)
伝統的なフランス料理をルーツに持ちながら、東南アジアやネパールといったニューワールドな料理を積極的に取り入れて、オリジナリティあふれる料理を提案する店舗をもたないフリーランスの料理人です。不定期で開催する間借りレストランは、告知とともに満席になる人気ぶり。なかなか食べられないh.b.さんの料理が、シェフレピなら体験できます。
Twitter:@huji_no_hana1(https://twitter.com/huji_no_hana1)
牛ホホ肉の赤ワイン煮込み|大森雄哉(TOYO Tokyo)
¥4,700 / 2人前 ※ 写真は1人前です
牛ホホ肉の赤ワイン煮込み|大森雄哉(TOYO Tokyo)
伝統的なフランス料理をみっちりと学んできた大森雄哉さんの「和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」はフォン・ド・ヴォー(牛骨の出汁)を使いません。その代わりに野菜のうま味を最大限に引き出すように焦げる直前まで炒めて濃厚な赤ワインソースを作ります。うま味を引き出すための野菜の切り方や煮込み中の微妙な火加減など、レストランシェフの技を学べます。付け合わせのマッシュポテトのレシピも付いています。
おもな材料/牛ホホ肉、タマネギ、ニンジン、セロリ、ニンニク、赤ワイン、日本酒、穀物酢ほか
大森雄哉(TOYO Tokyo)
日比谷ミッドタウン3階にある「TOYO Tokyo」のシェフ、大森さんはフランス料理界の重鎮シェフ・上柿元勝氏の薫陶を受けた後、熊本の洋食の名店「橋本」で日本人の味覚を徹底的に学んできました。「TOYO Tokyo」のシェフに就任する前には、パリのTOYO本店で中山豊光氏から現代フランス料理も学びます。小細工なし、真正面からおいしさを求める大森さんの料理をお楽しみください。
TOYO Tokyo:http://toyojapan.jp/
ウサギ肉のバスク風シードル煮込み|清水和博(エチョラ)
¥4,600 / 2人前 ※ 写真は1人前です
ウサギ肉のバスク風シードル煮込み|清水和博(エチョラ)
スペインの美食エリア・バスクの家庭で日常的に食べられているウサギ肉を使ったシードル煮込みを伝授してくれるのは、現地でも研修経験のある清水和博さんです。野菜を塩とオイルで焦がす直前まで炒めてうま味を引き出すシェフのテクニックを学ぶことができます。そこにシードルの酸味が加わり、ウサギ肉初体験でもあさっりと食べられます。ウサギ肉を鶏肉や豚肉に替えても応用可能です。
おもな食材/ウサギのモモ肉、タマネギ、ピーマン、ニンニク、シードル(バスク産)、タイム、ローズマリー、ジャガイモ
清水和博(エチョラ)
清水さんは、年に1度は、1カ月間バスクに渡って現地のレストランで研修に励むといいます。今回のレシピは、バスクの海辺の町・ゲタリアにあるレストラン「エルカノ」(ミシュラン一つ星)での研修中に食べた賄いをアレンジしたもの。「日本では馴染みのないウサギ肉ですが、バスクでは家庭料理の定番。さわってみると鶏肉に似ていることがわかると思います」と清水さん。
エチョラ:http://www.etxola.com/
Instagram:https://www.instagram.com/kaazuuu/
ブランケット・ド・ヴォー(仔牛肉のクリーム煮込み)|白竹俊貴(ペルティカ)
¥6,900 / 2人前 ※ 写真は1人前です
ブランケット・ド・ヴォー(仔牛肉のクリーム煮込み)|白竹俊貴(ペルティカ)
白を意味する「ブラン」が語源の「ブランケット・ド・ヴォー」は、まだ赤みが薄い白い肉の仔牛と、白いベシャメルソースで煮込む伝統的なフランスの家庭料理です。再現が難しいベシャメルソースにも、白竹さんの力を借りて挑戦してみてください。仔牛肉は骨付きのまま焼き、うま味を引き出してから煮込むなど、フランスの家庭で作られる煮込み料理の基本が学べます。
おもな食材/骨付き仔牛のスネ肉、マッシュルーム、タマネギ、ハマグリ、菜の花、生クリーム、牛乳、エストラゴン
白竹俊貴(ペルティカ)
「ここ2年ほど、安心しておいしさを楽しめる『名前のある料理』をきちんと作りたいと思うようになりました」という白竹さんは、シェフレピにも“名前のある”フランス料理のレシピを提案してくれました。「すべての食材に塩をして水分量をコントロールしながらうま味を引き出す料理人の技にも気付いていただきたいです」とレシピに込めた思いを白竹さんは話してくれました。
ペルティカ:https://www.tablecheck.com/shops/pertica/reserve
Instagram:https://www.instagram.com/calros_shiratake_pertica/
- efoo(イフー)概要
efooの社名ロゴ
efooは、サービスを立ち上げた元料理人で代表の山本篤のほか、食に精通した編集者の江六前一郎、エンジニアの阿部圭史など様々なバックグラウンドを持ったメンバーで構成された会社です。料理業界をテクノロジーの力でアップデートするため、2020年5月に創設しました。会社名には、《food→dfoo→efoo》「料理業界を前へ前へと前進させる」という意味を込められています。
左から江六前、山本、阿部。
料理人の新たな活躍の場を創出し、それにより食を通じて人々の暮らしが豊かになる、「シェフレピ」を起点にそのようなエコシステムを作っていきます。
■会社概要
社名:efoo株式会社
住所:東京都杉並区井草4-4-6 川広ビル101
設立:2020年5月20日
代表:代表取締役 山本 篤
URL:https://chefrepi.com/pages/about/
efooに対する問い合わせ先:atyamamoto@efoo.jp