クラシエフーズのプレスリリース
今回、クラシエフーズでは、小学1年生から3年生までの子どもとその母親を対象に、「クラシエ 子どもとおかしのアンケート」第21弾として、「新型コロナウイルスの影響下における、新学期と子育てに関する意識調査」を実施しました。
■主な調査結果:
Ⅰ.新学期とこれからの学校生活について
- 新学期、子どもの約8割が「楽しみ」と回答。
- 一方で、母親の約6割がコロナ禍で迎える子どもの新学期を心配。「学校行事が通常通り行われるか」や「学習の遅れ」などが心配ごとの上位に。
Ⅱ.コロナ禍における家庭での生活について
- コロナ禍での生活で大事にしたいことは、「家族でよく話すこと」「家族で食事をとること」など、家族の中でのコミュニケーション。
- ステイホームの中で、約4割が「子どものお菓子の量が増えた」。子どもに買ってあげたいお菓子、2割以上が「ねるねるねるねのような自分で作って食べるお菓子」と回答。
Ⅲ.教育・学習について
- 子どもの教育で重視するのは、「コミュニケーション能力」「基礎学力」「個性」。
- いまの小学校に驚くこと、「自分で考える問題が多い」「タブレットを使用して授業」「『さん付け』で呼び合う」。コロナの影響で「給食は全員前を向いて話さずに食べている」との回答も。
- こんな子に育ってほしい!理想の子どもは「芦田愛菜さん」。
■調査の概要:
・調査方法:インターネット調査
・対象エリア:全国
・調査対象:小学校1年生から3年生(2021年3月現在)までの子どもとその母親
※子どもの回答は母親が代理回答
・サンプル数:子どもと母親400組
・調査実施期間:2021年3月9日~11日
・調査実施機関:株式会社ネオマーケティング
■調査結果サマリー:
Ⅰ.新学期とこれからの学校生活について
Ⅰ-1. 新学期、子どもの約8割が「楽しみ」と回答。新型コロナウイルス感染拡大の影響への心配もなく、新たな学校生活を楽しみにしている様子が明らかに。
小学1年生から3年生の子どもに対して、学年が上がる新学期に「楽しみな気持ち」と「嫌だなと思う気持ち」のどちらの方が大きいかを尋ねたところ、「楽しみな気持ちの方が大きい」と回答した子どもは、全体の79.6%(「楽しみな気持ちの方が大きい」28.3%、「どちらかといえば楽しみな気持ちの方が大きい」51.3%の合計)だった。
さらに、子どもに対して、新学期を迎えるにあたって「楽しみなこと」と「不安なこと」について尋ねた。
「楽しみなこと」については、「1つ学年が上がること(大きな学年になること)」と回答した人が50.0%で最も多く、以下、「新しいことを勉強できる」(29.5%)、「新学期になってクラスが替わること」(23.0%)と続いた。
「不安なこと」については、「授業が難しくなりそう」と回答した人が43.5%で最も多く、以下、「新学期になって担任の先生が替わること」「宿題が増えそう」(26.3%)と続いた。
新型コロナウイルスの影響による不安についても尋ねたが、いずれの設問に対しても不安に思っていると回答した子どもは1割未満で、あまり心配せずに新学期を楽しみにする様子が伺える結果となった。
Ⅰ-2. 母親の約6割はコロナ禍で迎える子どもの新学期に心配。
「学校行事が通常通り行われるか」や「学習の遅れ」などが心配ごとの上位に。
母親に対して、コロナ禍で迎える子どもの新学期について、例年に比べて心配が大きいかを尋ねた。
「例年より心配している」と回答した人は全体の57.8%(「例年より心配している」14.5%、「例年よりやや心配している」43.3%の合計)で、子どもの学校生活に対するコロナの影響を心配する様子が伺い知れる結果となった。
さらに、「例年より心配している」と回答した母親に対して、どのようなことを心配しているかを尋ねたところ、最も多かった回答は「学校行事が通常通り行われるかどうか」(50.6%)で、以下、「学習に遅れがでないかどうか」(40.7%)、「学校の先生とコミュニケーションをしっかりとれるかどうか」(32.5%)と続いた。
Ⅱ.コロナ禍における家庭での生活について
Ⅱ-1.コロナ禍での生活ストレス、感染への心配や外出規制などのほか、収入面への不安も。
母親に対して、コロナ禍での日々の生活の中で、不安やストレスに感じていることを尋ねた。
最も多かった回答は「家族へのコロナ感染」(48.3%)で、以下、「普段のコロナ対策」(39.8%)、「外出規制」(38.5%)、「家族や親せきや友達に会えない」(32.3%)、「収入」(28.0%)と続いた。感染への心配や外出規制などへのストレスのほか、収入面にも不安を抱える人が3割近くいることが分かった。
Ⅱ-2. コロナ禍での生活で大事にしたいことは、「家族でよく話すこと」「家族で食事をとること」など、家族の中でのコミュニケーション。
母親に対して、コロナ禍での日々の生活で、大事にしたいことを尋ねた。
最も多かった回答は「家族でよく話すこと」(56.5%)で、以下、「家族で食事をとること」(48.0%)、「家族で遊ぶこと」(42.0%)、「子どもの教育」(36.0%)、「栄養のある食事をとること」(35.3%)と続いた。
Ⅱ-3. ステイホームの中で、約4割が「子どものお菓子の量が増えた」と回答。
2割以上が「ねるねるねるねのような自分で作って食べるお菓子」を子どもに買ってあげたいと回答。
母親に対して、コロナ禍でステイホームが続く中、子どもが食べるお菓子の量は増えたかを尋ねたところ、全体の40.1%が「増えた」と回答した(「以前より増えた」12.3%、「以前よりやや増えた」27.8%の合計)。
また、ステイホームが続く中で、子どもにどのようなお菓子を買ってあげたいかを尋ねたところ、最も多かった回答は「子どもの好きなお菓子」(69.8%)で、以下、「少しずつ食べられる小分けになったお菓子」(32.0%)、「家族と一緒に分けて食べられるお菓子」(29.0%)、「健康に配慮したお菓子」(26.3%)、「自分で作って食べられるお菓子」「手作りのお菓子」(23.0%)と続いた。
Ⅲ.教育・学習について
Ⅲ-1.子どもの教育で重視するのは、「コミュニケーション能力」「基礎学力」「個性」。
母親に対して、子どもの教育で重視することについて尋ねた。最も重視している割合が高かったのは「コミュニケーション能力や協調能力」(87.4%)で、以下、「基礎学力」(86.8%)、「個性を伸ばす教育」(82.3%)と続いた。
Ⅲ-2. いまの小学校に驚くこと、「自分で考える問題が多い」「タブレットを使用して授業」「『さん付け』で呼び合う」。コロナの影響で「給食は全員前を向いて話さずに食べている」との回答も。
母親に対して、子どもの学校生活について、自分が子どものときと違って戸惑うことや驚いたことをフリーアンサーで回答してもらった。
授業内容では、「英語やプログラミング教育などの学習があること」「宿題が多い」「自分で考える問題が多い」との回答があった。
授業形式では、「タブレットを使用して授業が行われていること」「オンライン授業が行われていること」などの回答があった。
生活面では、「先生や友達から『さん付け』で呼ばれる」「給食は全員前を向いて話さずに食べている」などの回答があった。
Ⅲ-3.子どもにどんな大人になってほしい?「自分で考えて行動できる人」「自立した人」「人に愛される人」。
母親に対して、将来子供にどのような大人になってほしいかを尋ねたところ、最も多かった回答は「自分で考えて行動できる人」(67.5%)だった。以下、「自立した人」(66.0%)、「人に愛される人」(58.8%)、「信頼される人」(51.5%)、「人を助けられる人」(48.8%)と続いた。
Ⅲ-4.こんな子に育ってほしい!理想の子どもは「芦田愛菜さん」。
「目標に向かって努力している」「礼儀正しい」「挑戦し続けている」ことが理由。
母親に対して、子どもにこんな人になってほしいと思う有名人について尋ねた。
最も多かった回答は「芦田愛菜さん」(13.8%)で、以下、「イチローさん」(7.0%)、「羽生結弦さん」(6.8%)と続いた。
また、その理由についても尋ねたところ、「目標に向かって努力しているから」(59.0%)と回答した人が最も多く、以下、「礼儀正しいから」(50.0%)、「挑戦し続けているから」(44.0%)、「幅広い世代に愛されているから」(43.0%)、「厳しい状況でも諦めず、前向きに頑張るから」(35.0%)と続いた。
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