株式会社三田屋本店のプレスリリース
株式会社三田屋本店(本社:兵庫県三田市武庫が丘7丁目5番 代表:廣岡賢治)は、2018年10月21日(日)に、ステーキレストラン三田屋本店-やすらぎの郷-内の能舞台「有馬能楽堂」において、能楽の追加公演を行います。
この追加公演は、9月30日に予定されていた公演が、台風24号の影響により中止となったことをうけてのもの。『源氏物語』を題材とした能の名作《葵上》を、人間国宝の能楽師・大槻文藏氏が演じます。
昨年から始まった、初心者にも分かりやすい、上演前の解説付の席種も設定しています。
お食事とともに、野外の能舞台に繰り広げられる幽玄と幻想の伝統芸能による、充実したやすらぎの時間をお過ごしください。
【日時】
平成30年10月14日(日)午後5時30分~
【演目】
観世流能《葵上・あおいのうえ》古式
[あらすじ]
光源氏の正妻・葵上が病に倒れています。医師の治療も高僧の祈祷も効果がありません。霊を呼び寄せる照日の巫女に命じて調べさせると、破れ車に乗り、従者の青女房を従えた高貴な女性の姿が現れます。
女性は六条御息所の生霊と名乗り、昔の栄華を懐かしみ、光源氏の愛人になり果てて愛欲に沈む嘆きを語ります。しかし留めきれない嫉妬の炎に突き動かされ、病床の葵上を打ちすえます。葵上の身の危険を感じた臣下は、山伏・横川の小聖を呼び出し、御息所の生霊を祈り伏せるよう命じるのでした。
原作は『源氏物語』。葵上は人としては登場せず、舞台上に小袖を置くことで、病臥している様子が表現されます。愛を失った悲しみと、葵上への嫉妬と怒り、元皇太子妃の誇りが葛藤する六条御息所の心中を想像しながら、お楽しみください。
【主演】
大槻文藏(おおつき・ぶんぞう)
能楽師シテ方観世流。昭和17年生まれ。大槻秀夫の長男、祖父に大槻十三。祖父、父並びに観世寿夫、八世観世銕之亟(人間国宝)に師事。平成14年紫綬褒章、平成25年旭日小紫章を受章。平成28年重要無形文化財個人認定(人間国宝)。公益財団法人大槻能楽堂理事長。
【料金・席種】
①さじき席(解説・お食事付き)
2階喫茶「羽衣」にて、当日の演目についてのお話をお聞きいただいた後、能舞台間近のお席でご鑑賞いただきます。また、2階喫茶でのお話中には季節の和菓子を、能楽ご鑑賞後には、1階レストランにてお食事をお召し上がりいただきます。
受付/午後4時~ お話/午後4時30分~
お食事/鑑賞後 午後6時45分ごろ
料金/15,000円(お話・さじき席鑑賞・お食事代を含みます)
②レストラン席(お食事付き)
レストラン内のテーブル席(能舞台正面籍および側面)でご鑑賞いただきます。ご鑑賞後、お食事をお召し上がりいただきます。
受付/午後4時30分~ お食事/鑑賞後 午後6時30分ごろ
料金/13,000円(レストラン席鑑賞・お食事代を含みます)
③レストラン席(お食事なし)
レストラン内のテーブル席(能舞台側面)でご鑑賞いただきます。
※ご鑑賞後のお食事ご提供はいたしかねますのでご了承ください。
受付/午後4時30分~
料金/5,000円
【お問合せ・お申込み先】
株式会社三田屋本店
住所 〒669-1544 兵庫県三田市武庫が丘7丁目5番
電話 079-564-4151
FAX 079-564-4152
【三田屋本店-やすらぎの郷-について】
3万6千平方メートルの敷地に広がる落ちついた日本建築。250席を超すレストランの正面には本格的な能舞台「有馬能楽堂」を備え、薪能を定期的に上演しております。こだわりのロースハムのオードブル、上質の和牛ステーキ。器は三田青磁、そして生演奏。充実したやすらぎの時間をお届けします。