雪印メグミルク株式会社のプレスリリース
雪印メグミルク株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:西尾 啓治)の
「6Pチーズ」が、2018年10月3日(水)に2018年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞(表彰主体:公益財団法人 日本デザイン振興会 会長)を受賞いたしました。
1925(大正14)年にバターの製造から創業した雪印メグミルク株式会社の前身、北海道製酪販売組合は、1933(昭和8)年に日本で初めてチーズの大規模製造を始めました。1935(昭和10)年に「北海道チーズ6Pタイプ」を発売、その後1954(昭和29)年に「6Pチーズ」として発売を開始しました。北海道の酪農振興と乳製品の普及に努め、日本のチーズの食文化発展の歴史と共に成長してきた商品です。赤・青・白の丸い箱に6個入ったデザインはチーズの象徴として、当社及び日本を代表するチーズとなりました。
1954年発売当時の「6Pチーズ」
雪印メグミルク「6Pチーズ」のデザインの特長として、シンプルで強いアイキャッチ機能があります。赤・青・白の3色のデザインは誕生当時からほぼ変わっていません。1954年の発売時は、天蓋が透明フィルムだったことにより、中に入っている6個のチーズが見えていました。その後、1975年に天蓋のフィルムを廃止し、全体を紙カートンに変更しました。天蓋に赤・青・白を基調とした6つの扇型デザインを採用し、中身のラベルが並んだようなイメージをそのままデザインとしました。その後大幅なデザイン変更はしておらず、現在でもこのデザインを踏襲しています。
また、2017年には箱を開けやすくするために、開封シールを変更しました。
デザインをはじめ、味や品質、伝統を守りながらも、改良を続けていることが長年ご愛顧いただいている理由と考えます。
雪印メグミルクでは、引き続き、お客様に長く愛される商品の開発や改善に努めてまいります。
現在発売している「6Pチーズ」の裏面
開封シールをつまみやすく開けやすいシールに変更しました。
カートンに大きく「あけくち」を表示し、開封位置もわかりやすくしました。
◆〈参考〉2018 年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞について
ロングライフデザイン賞は、長年にわたり作り手と使い手、社会との対話の中で醸成され、暮らしや社会の礎となり、未来においてもその役割を担い続けてほしいデザインとして選ばれ、顕彰される賞です。詳細はこちらをご覧ください。
◆今後のスケジュール(予定)
(1) 10/31(水)〜11/4(日)受賞展 「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018」
会場:東京ミッドタウン(港区赤坂9-7-1)ミッドタウン・ホール【G1】
(2) 11/23(金)~12/24(月) 「GOOD DESIGN AWARD神戸展」
会場:神戸ファッション美術館(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)
(3) 12/3(月) ロングライフデザイン賞 表彰式
会場:国際文化会館 (港区六本木5‐11‐16)
(4) 2019年3月 受賞年鑑発刊