セレクトショップの概念を超える　1+1が3にも4にもなるお店、実験中 Beauty stand plus新宿マルイ本館店

Jumou 日本羽毛製造のプレスリリース

飲食、観光と並んで大きなダメージを負うアパレル業界。未曾有の不況の中、商業施設からもテナントがどんどん撤退している昨今、売場を広げてます。いくつかのブランドが集まって一つの世界を作り出そうという試み。運営する店も商品を出す店も最小限の負担で、でも妥協するのではなくリンクしていく。世界観をどう表現するかが肝ですが面白い実験場です。

セレクトショップとはまた違う、新しい形を模索している男性がいます。beautystandplus新宿マルイ本館店のちょい悪オヤジです。
彼の人脈で集まったお店が4階に集結。売場全体を使って実験しています。

商品を並べるだけではなく、言うなればライフスタイル提案をするお店になっています。
今、一つ一つのブランドが店を出店するのはちょっと負担が大きい。一番のネックは人件費と家賃。でもいくつかが集まってそれを分担しあったら。そうしたら、、、ぜひ見ていただきたいお店が出来上がりました。

ご来店のお客様から見たら、パット見ただけでは他のお店と何が違うのかわからないと思います。今まで通りお買い物を楽しんでいただければ良いので。
その運営のコンセプト、方法論が実験的というお話なので。

しかし、何でもいいから集めればいいという訳でもないんです、これが。シンパシーとかシナジーとか、ぶつかってもいけないし、同じだけでもいけないし。互いを補完するような商品群を持つブランドを集めないと。

今集結しているのは、
・DessuusDessous（ドゥッシュドゥッスウ）
・絹屋
・Jumou（ジュモウ）
・NOSTRUM（ノストラム）
・メディテラニアン
・odus(オドアス）　他
運営しているのがbeautystandplus（ビューティスタンドプラス）になります。それぞれの商品を熟知し、お客様に最適なご提案をする販売のプロ集団です。世界観を出す飾り付けも彼らのセッティング。

もしかすると今までの百貨店やショッピング施設のカテゴリー分けに収まらない部分も出てくると思われます。フロアも通路2本をぶち抜きで使用するなどとにかく規格外。
大手アパレルが大きいフロアをというのはどこでも見るかたちですが、小さいところが集まってというのがこのお店の面白いところ。

すでに視察に訪れる業界関係者と思しき方々も、、、
また、「この区画と同じものをうちの館で」というように区画で切り取っての出店話も舞い込み始めています。

1+1が3にも4にもなりそうな予感がしています。

新宿マルイ本館の再オープン後には新作のオーガニックコットン商品を中心に集めたコーナーを作るなど企画も盛り沢山です。
ファクトリーブランドJumouの新しい試みとして、日本羽毛製造のプライベートブランドであると同時に、売場で他のブランドとのコラボレーションを進めています。OEMを長く続けてきたからこその柔軟さとも言えるでしょうか。

「今こそチャンス」ととらえる感覚を持って前に進もうとしています。