【エビソル飲食店予約推移・2021年4月度(2021/4/5〜2021/5/9)】3度目の緊急事態宣言が発令されたGWを含む4月の飲食店予約数は、前月比69%と大きく減少

エビソルのプレスリリース

 飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営する株式会社エビソル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中 宏彰、以下、エビソル)は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に伴い大幅に自粛営業を余儀なくされている飲食店の厳しい状況を知っていただくことを目的に、飲食店の前年対比の予約状況(※1)を公開しております。本日は、新たに2021年4月5日〜5月9日の5週間分を更新した4月度のレポートを公開します。

  • 飲食店の予約推移に関する調査サマリ
<全国(1店舗あたり)>

4月総予約数:136.1件
1日平均予約数:3.9件
(対2019年比:60%)
(対前月比:69%)

<大阪(1店舗あたり)>

4月総予約数:104.7件
1日平均予約数:3.0件
(対2019年比:37%)
(対前月比:39%)

<東京(1店舗あたり)>

4月総予約数:103.2件
1日平均予約数:2.9件
(対2019年比:47%)
(対前月比:68%)

 

● <全国>飲食店における4月の総予約数・1日平均予約数は対前月比69%、1店舗あたりの総予約数の実数も3月の197.7件から136.1件へダウン。一方で、昨年の同時期(1回目の緊急事態宣言下)と比較すると、飲食店の予約数は約5倍増加。背景に、長期化するコロナ禍で飲食店の努力と消費者の工夫が見受けられる。

● <大阪>大阪における飲食店の月間の総予約数・1日平均予約数は、対前月比39%と大きく落ち込む。総予約数は3月の269.3件から4月は104.7件、1日の平均予約数は7.7件から3.0件に。これまで予約数が全国や東京を上回っていたが、深刻な感染拡大により飲食店も窮地に。

●  <東京>東京における飲食店の月間の総予約数・1日平均予約数は対前月比68%、1店舗あたりの総予約は、3月の151.0件から103.2件、1日平均予約数は4.3件から2.9件へ減少に転じた。不安な気持ちが消費行動にも表れる結果に。

  • ​エビソル飲食店予約推移・4月度(2021/4/5〜5/9)

<全国(1店舗あたり)>4月総予約数:136.1件/1日平均予約数:3.9件(対2019年比:60%、対前月比:69%)

 全国の飲食店1店舗あたりにおける2021年4月の総予約数は136.1件で、対前月比69%にダウン。同年2月から3月にかけておよそ2倍で伸長していた動きが一転しました。新型コロナウイルス感染拡大前となる2019年比では60%に留まり、1日平均予約数も3.9件へ減少。GW前となる4月25日には、東京、大阪、兵庫、京都の4都府県を対象に、3回目となる「緊急事態宣言」が発令される事態に。

 数字上では、昨年の同時期(1回目の緊急事態宣言下)よりも飲食店の予約数は約5倍増加しています。この背景には、宣言期間の日数に差はあるものの、1年超となるコロナ禍で培った飲食店における感染予防対策の徹底や対応している店舗の増加、テイクアウト・デリバリーの導入など企業努力に加え、「Go To Eatキャンペーン事業」を経たガイドラインの改訂、消費者側の来店前の営業時間の確認や事前予約をする動きが増えたと考えられます。

<大阪(1店舗あたり)>4月総予約数:104.7件/1日平均予約数:3.0件(対2019年比:37%、対前月比:39%)

 4月5日に全国初となる「まん延防止等重点措置」が適用された関西エリアの大阪では、総予約数は3月の269.3件から4月は104.7件、1日の平均予約数は7.7件から3.0件に大きく落ち込みました。

  2019年比では37%で、2年連続で書き入れ時となる大型連休のGWに流入が見込めず、苦戦を強いられています。日を追うごとに新規感染者が増加の一途を辿り、医療崩壊が懸念される状況の中、これまで全国や東京に比べて予約数が多かった大阪の飲食店に暗い影を落としています。

<東京(1店舗あたり)>4月総予約数:103.2件/1日平均予約数:2.9件(対2019年比:47%、対前月比:68%)

 3月21日に2回目の緊急事態宣言が明けたのも束の間、およそ1ヵ月後に3回目の宣言下に逆戻りした東京では、飲食店の月間の総予約数・1日平均予約数は、対前月比68%へダウン。1店舗あたりの総予約数は3月の151.0件から103.2件、1日平均予約数は4.3件から2.9件と再び厳しい状況へ。

 2019年比では47%で、平年並みの水準の半数にも及ばない結果となりました。2回目の宣言解除後も21時以降の飲食店の営業自粛が継続されていたことに加え、ワクチン接種の行き渡りに時間を要する先行き不透明な状況によって、人々の不安な気持ちが消費行動に反映される形となりました。

 今後もエビソルは、AIやIoTなど最新のデジタル技術を活用して、外食をもっと便利に心地よく体験していただけるよう尽力してまいります。

【調査概要・結果をご覧いただく際の注意事項】
調査期間:2019年12月30日〜2021年5月9日
調査対象:「ebica」および「グルメサイトコントローラー」をご利用の全国約4,000店舗
実施機関:株式会社エビソル

※1:予約管理システム「ebica」および「グルメサイトコントローラー」で全ての予約を一元管理している全国約4,000店舗の前年対比の予約状況
※契約店舗1店舗あたり、1週間における平均予約数を算出。
※ISO WEEKカレンダーの定義に沿って、前年同週対比となります。
※本報道発表資料に記載されている会社名および製品・サービス名は、登録商標または商標です。
※本報道発表資料に記載されている内容、製品、仕様、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更される場合があります。

ebica(エビカ)予約台帳
「ebica(エビカ)予約台帳」は、飲食店向けに開発されたクラウド型の予約/顧客台帳システムです。各飲食店の予約管理ニーズに応じた設定ができ、グルメサイト経由予約の一元管理機能やオウンドメディア向け予約フォームのご提供等、Web予約を主軸とした様々な集客ソリューションをご提供しています。特に最近では中国最大級の生活情報メディア「大衆点評」等との連携により、訪日中国人をはじめとしたインバウンド集客にもご好評をいただいております。

株式会社エビソル 会社概要
所在地: 東京都渋谷区恵比寿4-5-27 パティオクアトロ3F
代表者: 代表取締役 田中 宏彰
設立日: 2011年10月20日
資本金: 59,746,500円(資本準備金含む 302,619,500円)
事業内容:飲食OMO事業、インバウンド事業、グローバル事業

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