マリオット・インターナショナルのプレスリリース
ザ・リッツ・カールトン大阪では2021年4月、新しいエグゼクティブペストリーシェフとしてファビアン・マルタンが就任いたしました。
フランス出身、パリで生まれたファビアンは、幼少期をフランス東部のアヌシーで過ごしました。料理好きの父親の傍らでデザート作りを手伝っていたことをきっかけに菓子作りへの興味が芽生え、15歳の時に本格的に調理学校で製菓を学び、パティシエとショコラティエの資格を取得。卒業後はパリへ移り、 “パティスリー界のピカソ”と称賛されるピエール・エルメが統括する「ピエール・エルメ・パリ」でパティシエとして第一歩を踏み出しました。その後「ホテル・プラザ・アテネ」での勤務を経て、2008年に初来日。東京の「イデミスギノ」や「洋菓子店クリオロ」で修業を積んだ後、2011年にフランスへ戻り、パリの五つ星ホテル「フォーシーズンズ ホテル ジョルジュサンク パリ」のペストリース―シェフに就任。2016年にはスイスの「ローザンヌパレス」でペストリーシェフに就任し、ホテル内のレストランや宴会などすべてのペストリー部門を統括しました。2018年に再来日し、東京のミシュラン二つ星店「ピエール・ガニェール」でさらに腕に磨きをかけ、2020年に京都・嵐山にオープンした世界的に有名なフレンチの巨匠アラン・デュカスの名前を冠するレストラン「MUNI ALAIN DUCASSE」および「MUNI LA TERRACE」でペストリーシェフとして手腕を発揮しました。
フランスやスイス、東京、京都のレストランで経験を重ね、日本人の好みにも精通するファビアンは、本場パリで培った確かな技術のもと、常に新しく創造的なスイーツ作りを心がけています。ザ・リッツ・カールトン大阪では、ザ・リッツ・カールトン・グルメショップで販売するスイーツやチョコレートはもちろん、アフタヌーンティーで人気のザ・ロビーラウンジを含む6つのレストランやラウンジ、宴会や婚礼などホテル内のすべてのスイーツを監修統括します。
今回の就任にあたり、ファビアンは次のように述べています。
「世界的ホテルブランドのリッツ・カールトンの一員になれたことを光栄に思います。今のペストリーチームは既に素晴らしいスキルを持っていますが、私が加わることでさらにそれを高めていくことができるでしょう。大きな改革というよりは、味や見た目などを一つ一つ磨き上げていく、その積み重ねでさらにゲストの皆様に喜んでいただけるスイーツを創ることができます。そのために私のこれまでの経験を生かして尽力してまいります。」
【ザ・リッツ・カールトン大阪について】
ザ・リッツ・カールトン大阪は、ホテル王セザール・リッツのサービス哲学を受け継ぐ、国際的なホテルグループ、リッツ・カールトンの日本第一号として、1997年5月に開業いたしました。18世紀の英国貴族の邸宅を感じさせる洗練された空間、五感を満たすお料理の数々、そして世界中で高い評価を得るリッツ・カールトンならではのきめ細やかなサービスで、お客様にユニークで思い出に残る、パーソナルな体験をご提供いたします。