株式会社ビューティフルスマイルのプレスリリース
座談会(Washington Women’s Dialogue)は、日本 5/21 9時~10時(アメリカ東部 5/20 20時~)をつないでオンラインで行う。国連WFPのスタッフとして貧困や飢餓で苦しむ現場を世界各地で見てきた出石氏と、食品ロス削減事業を行うロスゼロが、日本発のSDGsとして何ができるかを、JSIE主催のイベントで考える。
【開催経緯】
2021年1月、JSIE主催のWWD(Washington Women’s Dialogue)で文美月が食品ロス削減事業『ロスゼロ』について講演をした。「もったいないものを減らしたい!」という文の思いと、ロスゼロの実践的行動を聞いた出石氏が、文にメッセージをしたのが縁の始まり。
同氏は国連WFPのスタッフとして貧困や飢餓で苦しむ現場を世界各地で見てきた経験から、先進国でのあり余った食料、ダイエット、食品ロス等について何か出来ないかを考えてきた。今回、JSIE主催の座談会を機に、ロスゼロとの協力を踏まえて日本発SDGsの取り組みとしていかにして世界へ広げていけるか、参加者と一緒に考える。
●第21回Washington Women’s Dialogue 座談会
https://www.jsie.net/archives/9294/
●JSIE( Japan Institute for Social Innovation and Entrepreneurship )
WWDの運営や啓発的なプログラム実施、国際社会において若者のグローバルな活躍、女性の活躍を後押しするGlobal Peer-Mentoring Network等を組織し、各国の組織・団体と協働しグローバルな啓発活動に積極的に取り組んでいる。代表は村上博美が務める。
https://www.jsie.net/who-we-are/about-jsie/
●WWD(Washington Women’s Dialogue)
少子化と労働力不足が顕著となる日本では、ますます女性の活躍が不可欠。社会の閉塞感を打ち破る大きな原動力となりうる女性や若者の活躍の場を広げ、一人ひとりがリーダーシップをとり、力を発揮し行動することが大切。国際社会においてより包括的な社会の実現を目指し、女性のエンパワーメントを促進しながら、グローバルコミュニティに対する貢献度を高めることを目的として、JSIEがWWDを主催している。これは、グローバルに活躍するロールモデルとなる各界のリーダーをゲストスピーカーに迎え、ライフストーリーを共有するイベントである。
●国連WFP(World Food Programme)
飢餓のない世界を目指して活動する国連の食料支援機関として毎年約80カ国 1億人に支援を行い、飢餓とたたかっている。2019年には88か国で9700万人に支援を行った。国連WFPは紛争や自然災害などの緊急時に食料支援を届けるとともに、途上国の地域社会と協力して栄養状態の改善と強い社会づくりに取り組んでいる。
https://ja.wfp.org/
【スピーカー】 出石佳子・文美月 モデレーター村上博美
【時間】:日本時間 5/21 9時~10時(アメリカ東部時間 5/20 20時~)オンライン
●出石桂子氏(いずしけいこ)名古屋出身(英国MBA, メキシコ経済修士)
約30年間国連システムに勤務、 内25年間は2020ノーベル平和賞を受賞した国連世界食糧計 画(WFP)の本部イタリア、日本、インドネシア、 アフガニスタン、キルギス共和国の副代表(2016−2020) を歴任。母親、国際ベストセラー作家。特に女性問題、 将来国際舞台で活躍する若者の育成に携わりたいと活動中。
●文美月 ㈱ビューティフルスマイル代表取締役、リトルムーンインターナショナル㈱取締役副社
同志社大学経済学部卒。日本生命の女性総合職として融資に携わる。留学・結婚・2度の出産を経て、2001年に自宅のPC一台で起業。リトルムーンインターナショナル(株)を品揃え日本最大級の1万点・販売累計420万点のヘアアクセサリー専門ECサイトを育てる。ECアワード多数受賞。2010年から、ユーズドヘアアクセサリーを回収、約4万点を世界10か国の発展途上国に寄贈。一部をカンボジアで販売し、売上を職業支援に回している。「もったいない」ものの価値を知り、社会課題である食品ロスに注目し「ロスゼロ」を立ち上げる。
●村上博美(ファシリテータ) JSIE 代表
米国、フランス、ドイツなど海外生活が21年を超える。内外の民間企業やワシントンDCのシンクタンク等に勤務した経験から、米国で自分たちが得られるような機会を少しでも日本の女性と若者へと、2015年にJSIEを設立。
●ロスゼロのサービス概要
2018年4月より、「もったいない、を次の笑顔へ」をミッションとし、未利用食品を、オンライン・オフラインで消費者につなぐことで食品ロスを削減するフードシェアリングサービスを提供。
製造や流通段階で行き場を失った余剰・規格外品食品を消費者にECで直接つなぐBtoCをメインをしながら、自ら未利用材料を使ってオリジナルの「アップサイクル食品」を製造し、DtoCで消費者に届けている。
作り手のブランド棄損を防ぐため、ロスの理由や作り手の思いをHPで丁寧に記載。消費者にもったいないものをポジティブに食べ切ってもらうエシカル消費を社会に提案。
他にも、規格外食材を使う食堂イベント「ロスゼロ食堂」を不定期開催するほか、食品ロスや環境の情報コンテンツを大学生と作るなど人材育成にも注力。
大阪府「おおさか食品ロス削減推進パートナー」認定企業。2020年「食品産業もったいない大賞」審査委員長賞受賞。2021年1月東大阪市と包括連携協定を締結。
・URL:http://losszero.jp/