【カレー記念日を祝して、『カレー大學総合学部』6月5日(土)に2021カレートレンド「ニュータイプキーマ」を講義に追加決定】カレー大學を受講しトレンドをつかみ、趣味に、ビジネスに!

株式会社カレー総合研究所株式会社カレー総合研究所のプレスリリース

日本で唯一のカレーコンサルティング会社である株式会社カレー総合研究所(代表:井上岳久/東京都渋谷区)は、 カレーを学問として、 総合的かつ体系的に学ぶことのできるカレー大學総合学部の通学講座を6月5日(土)に開校します。6月2日カレー記念日を祝して、2021年のカレートレンドについて講義内で解説します。今年のカレーの流行を知り、カレーの趣味やビジネスに活かしましょう!
締切間近、早めに申し込みましょう!

 

★ 講座のポイント ★
[1] カレーを総合かつ体系的に学ぶことができる本格的な講座です。
       ビジネスで実益はもちろん、 趣味でも役立ちます。
[2]  カレー界で活躍する登竜門として、 業界に卒業生1,000人以上を輩出!
   商品開発者からタレントやアナウンサーまでカレーのプロを育成しています。
   また、 SNSで精力的にかつするカレー愛好家やマニアも多数受講しています。
   開校8年目になる実績豊富な市民大学です。
[3]  2021カレートレンドはもちろん、カレーの知識のさらに深堀した内容を解説します。
 

■「カレー大學 総合学部」講座概要
講座名: カレー大學総合学部
開講日: 6月5日(土)10:00~17:00
受講料: 35,000円(税別)
形 式: 通学講座
場    所:     神田駅周辺
目 的: 1.カレーの知識・奥深いカレーの世界を広めカレーの文化の発展を図る。
     2.カレーの知識を深めることで、 カレー店経営やレトルトカレーの開発などの
       ビジネス的な局面から、 家庭でのパーティ、 食べ歩きなど趣味の局面まで、
       さまざまな面で役立てさせる。
     3.目標として、 日本全国にカレー業界を牽引する「カレー伝導師」を育成する
 

 

 内 容: 6科目/5時間、 認定試験
1.「カレー概論 カレーとはいったい何か?」
2.「カレーの歴史 カレー日本史とカレー世界史」
3.「カレー社会学 カレーに関する文化」
4.「カレー商品学 売られているカレー商品」
5.「カレー調理学 カレー調理の基本」
6.「カレー食べ歩き 正しいカレーの食べ歩き方」

  ★お申込みはこちらから:カレー大學HP  https://currydaigaku.jp/

 

■カレー大學
 カレーを本格かつ徹底して学ぶ日本最高峰のカレープロフェッショナル育成機関です。

■講座内容
カレーを理解するために必要不可欠な知識全般を楽しく面白く習得します。
カレーに関する概論、 歴史、 文化(社会学)、 商品知識(商品学)、 調理料理方法(調理学)、 食べ歩き法などのカレーを体系的かつ実践的に学びます。 単なる知識としてだけでなく、 ビジネスや家庭で実用的で実績できる「生きた学問」として各所で役に立てる実務的な知識です。
カレー大學を卒業すれば、 カレーについて語ることができ、 ビジネスの多くのシーンで会話の潤滑油になります。 また、 家庭ではカレー作りの要諦を知ることで一層のおいしいカレーを作ることができます。

■講座概要/科目解説/6科目

第1講「カレー概論~カレーとはいったい何か?~」
第2講「カレーの歴史~カレー日本史とカレー世界史~」
第3講「カレー社会学~カレーに関する文化と社会現象~」
第4講「カレー商品学~売られているカレー商品たち~」
第5講「カレー調理学~カレー調理の基本~」
第6講「カレー食べ歩き~正しいカレーの食べ歩き方~」

■講座の特長
・知っているようで知らない「カレー」の正体を知ることができます。
・単にカレーを学び知識量を増やすだけでなく、 カレーを実社会で役立てることができるようにします。 実用的で実益のある実践的な講座となります。
・カレー界の第一人者である井上岳久(株式会社カレー総合研究所代表)がこれまでにカレーミュージアムの設立運営やテレビや雑誌などのメディア及び複数の大学での研究などで得たカレーの広く深い知識と最先端のカレー事情を加味したコンテンツとなっております。 日本の最高峰のカレー講座と言えます。

 
■こんな人におススメ!

・カレーが大好きでカレーを基本から学びたい方
・カレーを趣味にしたい方
・カレーをビジネスにしている人(カレーの商品開発、 マーケティング担当者、 カレーマーチャンダイザー、 カレーまちおこしプロデューサー、 カレー店の経営者、 料理教室主催者など)
・カレー知識を深めことで食文化を極めようとする方(料理研究家、 フードライター、 フードコーディネーターなど)
・カレー知識を商売にしている方(編集者、 企画会社、 ライター、 テレビディレクターなど)
・カレーを会話の潤滑にしたい方
・カレーの食べ歩きをしたいと思っている方、 食べ歩きに行き詰っている方
・おいしいカレーを作りたい方、 カレー作りがマンネリ化している方
・「カレー」を軸としたコミュニティ、 交流をしたい方
・「カレー友」を作りたい方

 

 ■学ぶことを検討している方へ
たかがカレー、 されどカレー、 カレーの名前は知っていて食べたことはあるけれど、 その本当の姿は意外に知らない。
・カレーの歴史を知っていますか?
・カレーの名前の由来を知っていますか?
・いつ日本にやってきたのか、 知っていますか?
・なぜ国民食と言われるまでに日本人に人気が出たのか、 知っていますか?
・カレーを簡単においしくする方法を知っていますか?
・カレーを一晩寝かせるとおいしくなるって本当ですか?
・カレールウってどうように製造されているのか?
・・・などなど、
すべて即答できますか!

このカレーの広く深い部分を知ることができます。
知るとどうなるかって?得をすることがあるのかって?
それはたくさんあります。

国民食のため会話が盛り上がりますので、 カレーを知っていればビジネスで家庭で地域でコミュニケーションの潤滑油になります。
ビジネスでは商談の成功確率が高まると言われています。
カレー店では繁盛するコツが掴めると思います。
それよりもカレー作りが楽しくなりおいしくなります。
炊き出しなど、 非常時の役にも立ちます。
人それぞれ、 いろいろな場面に活かすことができます。

 

株式会社カレー総合研究所代表、 カレー大學学長
井上 岳久

 横濱カレーミュージアムをヒットさせた伝説のプロデューサー。 カレー研究の第1人者で、 カレーの文化や歴史、 栄養学、 地域的特色、 レトルトカレーなどカレー全般に精通している。 インドや英国、 東南アジアに何度も足を運び海外の世界カレーにも深い知識を有する。
日本全国のカレー店8,000店舗以上を制覇し、 レトルトカレーは約7000種類以上を収集し、 カレーを知り尽くしている。 レトルトカレーなどの商品開発は大手メーカーを中心に100品以上を企画販売し、 いずれもヒット商品に。    
 

2021年の最新カレートレンド「ニュータイプキーマ」とは

初期キーマから、今年のニュータイプキーマまでのキーマブームの変遷について
  ~ 今年は従来の「ひき肉+カレー」のキーマに新展開。複雑かつ多岐に進化した
  「ニュータイプキーマ」「ハイブリッドキーマ」「フュージョンキーマ」が大躍進!  ~
 

夏が待ち遠しいこの季節、気温が上昇するにつれ無性にカレーが食べたくなります。今年はどんなカレーがブレイクするのでしょうか?

そこで、カレートレンドの行方をさまざまな調査と検証によって分析している株式会社カレー総合研究所(本社:東京都渋谷区)代表であり、カレー大學(東京都渋谷区)学長を務める井上岳久氏にインタビュー。2021年にブレイクするカレーについて調べてみました。(インタビューアー小原恵利子)

 

1 今年のトレンドは「ニュータイプキーマ」「ハイブリッドキーマ」「フュージョンキーマ」

――今年のカレーのトレンドを教えてください。

井上 ずばり「ニュータイプキーマ」です。2021年に入り、ニュータイプキーマブームが顕在化しました。

――それはどういうカレーですか?

井上 従来の「ひき肉+カレー」を組み合わせただけの単純なキーマカレーから、複雑かつ多岐にわたり進化を遂げたキーマカレーです。

ここ数年、オリジナル性の高いプレミアムなキーマカレーが全国的に急増してきました。味付け、ひき肉の種類や挽き方、色、ソースの比率、食べ方など、その進化は年々加速し、この先もとどまる気配がありません。
 

    ▲2021年トレンド「ニュータイプキーマ」イメージ体系図

ニュータイプキーマは、別の切り口から「ハイブリッドキーマ」「フュージョンキーマ」と呼ぶ人もいます。新しい分野カテゴリーであるため、呼び名が定着していません。「スパイスカレー」「スープカレー」なども、はじめはバラバラであったものが一つに定着していったように、今後、新しいキーマの名称も定まってくると思います。

 ――今年のトレンドはキーマカレーが進化したものなのですね。そもそも、キーマカレーとはどういうものですか? 

井上 インドのヒンドゥスターニー語で「キーマー」は、細かくかみ砕いたものを意味します。日本ではひき肉を使ったカレー料理の総称が「キーマ」と呼ばれています。本場インドのキーマカレーは、肉に限らずに細かくかみ砕いたものをさし、調理方法もメニューも自由度が高く、多種多様にあります。
 

     ▲ひき肉使用のカレー料理を「キーマ」という

――このところ、スーパーのカレーコーナーや飲食店のメニューでキーマカレーをよく目にします。 

井上 大手カレーメーカーがこぞってオリジナリティあふれるキーマカレーを開発・販売を強化し、今や食卓の定番になっています。また、飲食店にとってもキーマは個性を出しやすいカレー。そのバリエーションは年々増加し、一大カテゴリーに成長しています。

    ▲各カレーメーカーがさまざまなカレーを発売。家庭でも簡単に作れるように
  

2 キーマカレーは一過性のブームで終わらない

  キーマカレーのブームは定期的に到来。そのたび市場は拡大
 
――日本では、いつごろからキーマカレーが一般家庭に知られるようになったのですか。 

井上 2008年より前は、インドカレー店のメニューのひとつとして、そこに通う人のみが知るメニューでした。そのため、一般の人にはあまり知られていませんでした。 

2008年にキーマカレーブームがやってきて、インドカレー通だけではなく一般の人が知ることとなり、キーマカレーが全国に知れ渡りました。カレーメーカーも多くの商品を市場に投入しました。
 

      ▲基本(ベーシック)のキーマカレー

 
――当時は私もインド料理店に足しげく通いました。最初のキーマカレーブームから13年。現在のニュータイプキーマに至るまで、どのように変化していったのですか。

井上 2008年に一般家庭で知られる存在になって以来、キーマカレーは一定の人気を保っています。その後は、何回かに分けて徐々に盛り上がってきているんですよ。
 

2009年、より健康志向で「ベジタブル+キーマ」が話題に

――キーマカレーは一過性のブームで終わらなかったんですね。 

井上 翌年2009年は野菜ソムリエの資格が人気となるなど、食品業界で野菜推進の流れになります。この年は野菜にキーマカレーをかけて食べたり、ルーに野菜が大量に入ったりする「ベジタブル+キーマ」などが出現しました。そして、そのヘルシーさやおしゃれ感が受けてベジキーマカレーブームが起こります。このあたりからキーマカレーが一般家庭に浸透し、食卓の定番になりました。
 

           ▲ベジキーマカレー

 

2012年「カフェ・キーマブーム」到来

――ヘルシーさやおしゃれ感が加わって、カレーのイメージが変わってきました。

 井上 2012年はカフェ・キーマカレーブームが到来します。カフェが“コーヒー+α”のメニューとして取り入れたことで、若者を中心にはやりました。独創性があり、見た目がおしゃれでクリーミーなキーマカレーが主流となり、パンを添えたものも多かったですね。 
 

  ▲カフェでお洒落なキーマが流行る!
 

 

「スパイスカレーブーム」から人気が加速

――定番化したキーマカレーは、年々アップグレードしていくようですね。 

井上 その通りでどんどん進化していきます。2018年には、スパイスを強調させた大阪のスパイスカレーが全国的に注目されました。 

なかでも、スパイス感のあるキーマカレーが人気となりました。スパイスカレーの5割以上がキーマカレーだと言われています。 

2018年には東京でもブームとなり、札幌、名古屋、福岡など全国各地に広がりました。
 

    ▲2018年からブームとなったスパイスカレー 約半数はキーマカレーが占めるという!

 

日本人好みのアレンジメニューも話題 

井上 このころはスパイスカレーとは別に、アレンジメニューも豊富に登場しています。例えば、魚介や珍しい肉を使った個性的なキーマなどです。日本人好みの五味や出汁にこだわり、スパイスも日本人向けに配合されたキーマも出現し始めました。 

――2020年からはコロナ禍により自粛生活が始まりました。キーマカレーに影響はあったのでしょうか?
 

井上 ステイホームにより在宅ワークをする人も増え、カレーの需要が増えましたね。カレーメーカーが多様な商品を開発・販売したことで、家庭でも手軽にキーマカレーが楽しめるようになりました。 

同じカレーのカテゴリーでありながら、おなじみの欧風カレーに加えて、“もう一品のカレー”としてキーマカレーが浸透。1週間に2回カレーメニューが食卓に並ぶこともめずらしくなくなりました。
 

――そして2021年、「ニュータイプキーマブーム」が到来したんですね! 

井上 そうです。「ニュータイプキーマ」は一大カテゴリーに成長しました。今後もその成長の速度はますます加速しそうです。
 

      ▲人気が加速するニュータープキーマ

 「食べておいしい×作って楽しい」スパイスキーマカレーは、アップグレードを繰り返し、進化し続けています。その流れを受けて今年、ニュータイプキーマブームが幕を開けました。

◆インタビューアー:小原恵利子
カレー大學、大学院 第1期卒業生。若い頃、カフェで提供されるインドカレーに魅せられ、ほぼ毎日カレーを食べ続けた。その後、本格的にカレーを学びたいとカレー大學、大学院を修了。子育て中は、様々なカレールウ調理やレトルトカレーにチャレンジ。現在は、カレー伝道師として、本業のイベント企画や広告でカレーをビジネスにするととに、日々変化するカレートレンドを追求し続けている。
 

「カレー総合研究所」は、 カレーを通した日本全体の食文化、 健康食としてカレーの普及による健康面からのアプローチなど、 日本総国民が大好物で国民食とまで言われているカレーをさらに盛り上げ、 発展させることを目的とします。
   http://www.currysoken.jp/

 

 

 

 

 

 

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