大阪商工会議所のプレスリリース
「食創造都市 大阪推進機構」(代表=大阪商工会議所会頭 尾崎裕、(公財)大阪観光局理事長 溝畑宏)は、5月30日(日)に、「困ったときほど美味しいものを!」プロジェクトにおいて、個人からの寄付を募るクラウドファンディングを開始した。
「困ったときほど美味しいものを!」プロジェクトは、コロナ禍で厳しい状況に置かれている医療従事者と飲食店の両方を支援する取り組みで、昨年7月に開始。協賛金をもとに飲食店から食事を買い取り、医療従事者に対し無料で提供する。
法人・団体からの協賛金だけでなく、個人からの寄付をクラウドファンディングで募ることで、活動資金の確保を目指す。クラウドファンディングは2月に続き今回で2回目。
- 「困ったときほど美味しいものを!」プロジェクトは、大阪府内の新型コロナウイルス感染症最前線の現場で闘う医療従事者を食で支援することを目的に実施。医療従事者にミシュラン星つきレストラン等のシェフによる美味しい食事を提供するだけでなく、休業や営業時間の短縮要請など、厳しい経営環境に置かれている飲食店に対しても、売り上げ確保による経営支援や、社会貢献によるモチベーション向上にもつなげていく。食の街大阪として、今後、その他の有事の際にも美味しい食を提供するインフラの構築を目指す。
- 現在は、大阪コロナ重症センターの医療従事者を中心に、協賛金をもとに、週1回の頻度で、ミシュラン星付きシェフらによる食事を提供している。
- 一般の方にも広く周知し、支援を求めることで持続的な運営を行うことを目的に、今年2月にクラウドファンディングによって個人からの協賛金を募集したが、一般の方から本プロジェクトの趣旨に賛同し、寄付の場を求める声があったことを踏まえ、再度クラウドファンディングを実施し、広く支援を呼びかける。また、昨今の感染症拡大状況に鑑み、本プロジェクトを8月末(予定)まで延長する。
- クラウドファンディング専用ページ(運営:㈱ CAMPFIRE)にて1口5,000円より支援を受け付ける。募集期間は、7月31日(土)まで。
クラウドファンディングURL:https://camp-fire.jp/projects/view/438273 - なお、法人・団体からの協賛は1口10万円から、引き続き大阪商工会議所・地域振興部にて直接支援を受け付けている。
医療従事者・飲食店どっちも応援プロジェクト「困った時ほど美味しいものを!」クラウドファンディング概要
1.プロジェクト内容
このプロジェクトは、最前線で闘う医療従事者、苦境に立たされる飲食業界を同時に応援することを目的に、活動を展開している。企業や個人からの協賛金を資金源とし、1年に渡り活動を継続。
変異株による感染拡大でコロナ禍の長期化が予測される中、引き続き医療従事者と飲食業界を支援するため、この度クラウドファンディングでも協賛を呼び掛ける。プロジェクトの実施期間は、2020年7月〜 2021年8月31日(火)予定。
※期間延長の可能性有。また、期間終了後も継続的に取り組み可能な仕組みを構築する。
2.クラウドファンディング募集期間
2021年5月30日(日)~7月31日(土)
3.プロジェクト実績
<配達先:十三市民病院> 3回 600食
<配達先:大阪コロナ重症センターで従事する医療関係者向け> 19回 1528食
4.食事提供飲食店
a canto(イタリアン)、アニエルドール(フレンチ)、一碗水(中国料理)、靱本町がく(日本料理)、柏屋 (日本料理)、空心(中国料理)、コムニコ(イノベーティブ)、昇六(日本料理)、ディファランス(フレン チ)、焼鳥 市松(焼き鳥)、幽玄(日本料理)、楽心(日本料理)、RiVi(イノベーティブ)、ル・シュクレク ール(ベーカリー) ※店名五十音順
<コーディネーター>
食創造都市 大阪推進機構 マーケティング&PRディレクター
鈴木 裕子 氏(株式会社Office musubi 代表)
5.医療従事者・シェフからの声
医療従事者から感謝の手紙をいただいており(5月末時点で250通超)、「美味しい食事をいただくと、また明 日から頑張ろうと思います!」「家族を置いて大阪で働くために単身で来ていますが、シェフ達の食事をいただ く時は、唯一ほっと安らげる時間です。」といった声をいただいている。
また、こうした声にシェフ達からは、「コロナ禍で気分が落ち込むことも多いが、この取り組みで皆さんの笑顔 を見ると、自分たちが役に立っていることを実感でき、モチベーションになります!」といった声が上がってい る。
6.協賛について
個人:クラウドファンディング専用サイトにて1口5,000円より協賛を受け付ける
法人:大阪商工会議所地 域振興部まで直接問い合わせください