おやつ以上食事未満の軽食1位「フルーツ大福」2位「マリトッツォ」!腹七分目程度におなかにたまるメニューが人気 コロナ禍で「0.7食」がトレンドの兆し

株式会社リクルートのプレスリリース

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、外食のプロフェッショナルを集め、外食トレンドを発表するための「トレンド座談会」を開催しています。6月は「軽食の新トレンド」についてレポートします。
今回は「今後食べてみたいおやつ以上食事未満の軽食」について全国の20代~50代の男女1,107名にアンケート調査を実施致しました。

■外食総研が注目する新軽食グルメの中で食べてみたいランキング1位は「フルーツ大福」!
イタリアンスイーツ「マリトッツォ」、「台湾カステラ」「焼き小籠包」など異国気分を味わえるメニューもランクイン

「おやつ以上食事未満の軽食」について「ホットペッパーグルメ外食総研」が注目するメニューを中心に「今後食べてみたいもの」について聞いたところ、1位は「フルーツ大福」に。また、2位にはブリオッシュ生地に生クリームがたっぷりと入ったイタリアンスイーツ「マリトッツォ」が僅差でランクイン。さらに、「台湾カステラ」「焼き小籠包」といったアジア系のおやつも上位となりました。海外旅行に行けない今、手軽に異国気分を味わえることも人気の理由かもしれません。

Q. おやつ以上食事未満の軽食として、今後食べてみたいものを選んでください。(N=1,107、複数回答)

●選択肢
マリトッツォ、カンノーリ、ボンボローネ、ジーパイ、焼き小籠包、台湾カステラ、クロッフル、フルーツ大福、フルーツサンド、豆花、からあげ、その他、あてはまるものはない

■「ホットペッパーグルメ外食総研」研究員からの解説
コロナ禍におけるライフスタイルの変化により「0.7食」が新たな軽食トレンドの兆し

コンビニなどで気軽に購入できるサンドイッチや肉まん、ハンバーガーに代表されるファストフードなど、これまでも根強い人気のあった軽食ジャンル。新型コロナウイルス感染症の流行が長期化し、人々のライフスタイルが変化する中、この軽食がブームとなっています。調査データによると、コロナ禍において外出や運動をする機会が減った人が一定数、また食事回数と1回当たりの食事量が共に減った人が約16%と食生活にも変化が出ていることが明らかになりました。
「ホットペッパーグルメ外食総研」では、このような背景の中、1回当たりの食事量を少し控えた‘おやつ以上食事未満’の「0.7食」に注目をしています。外食総研が今後注目している軽食メニューの中から調べたところ、「フルーツ大福」や「マリトッツォ」、「フルーツサンド」など、腹七分目程度にお腹にたまるものが上位にランクイン。ライフスタイルの変化とともに、これまでの1食を「0.7食」ジャンルに置き換えるニーズはさらに拡大されると予測され、今後も新しいメニューが続々と登場することが推測されます。

「ホットペッパーグルメ外食総研」
上席研究員 有木 真理

■アンケート調査結果

・軽食の新トレンド!食べてみたいおやつ以上食事未満の軽食は「フルーツ大福」が1位!
イタリアンスイーツ「マリトッツォ」、「台湾カステラ」「焼き小籠包」など、異国気分を味わえるメニューもランクイン。

「おやつ以上食事未満の軽食」について、「ホットペッパーグルメ外食総研」が注目するメニューに絞り「今後食べてみたいもの」について聞いたところ、1位は「フルーツ大福」に。また2位には、ブリオッシュ生地に生クリームがたっぷりと入ったイタリアンスイーツ「マリトッツォ」が僅差でランクイン。この二つは、比較的食べごたえのあるスイーツということのほかに、SNS上にフルーツの美しい断面やたっぷりの生クリームの写真が多数投稿されるなど、見た目のインパクトが大きいところに共通点がありました。さらに、「台湾カステラ」「焼き小籠包」といったアジア系のおやつも上位となりました。海外旅行に行けない今、手軽に異国気分を味わえることも人気の理由かもしれません。

Q. おやつ以上食事未満の軽食として、今後食べてみたい物を選んでください。
(N=全体:1,107/男性:552/女性:555、複数回答)

・3食のうち1回はおやつ以上食事未満の「0.7食」程度が食生活の新たなトレンドの兆し。
新型コロナウイルス感染症の流行以前と現在を比較した食生活の変化の中で「朝昼晩の食事量が多いと感じ、3食のうち1回はおやつ以上食事未満の軽食(目安として0.7食程度)にしたいと感じる、そのようにしている」と15.9%が回答。満腹を感じる1食ではなく、間食・軽食の「0.7食」程度にしておく、という新たな食生活トレンドの兆しが見える結果に。
また、「コーヒー・紅茶・お茶を飲む頻度が増えた」と回答した人が36.6%となり、間食・軽食と親和性の高い飲み物がコロナ禍でさらに好まれていることも分かりました。

■朝昼晩の食事量が多いと感じ、3食のうち1回はおやつ以上食事未満の軽食(目安として0.7食程度)にしたいと感じる・そのようにしている
(N=1,107)

■コーヒー・紅茶・お茶を飲む頻度が増えた
(N=1,107)

・コロナ禍で5割が食生活に変化あり。最大の変化は「食事回数・食事量共に減った」。
新型コロナウイルス感染症の流行以前と現在を比較すると、「間食・軽食を含む食事回数の増減」と「食事1回あたりの量の増減」の項目では、50.0%の人に食生活の変化があったことが分かりました。変化のパターンで最も大きな割合を占めたのは、回数・量共に「減った」15.9%という結果となりました。このように、食事量や回数を調整したいという理由が、軽食ブームをさらに加速させていると考えられます。

Q. 新型コロナウイルス感染症の流行以前と現在のあなたの活動量と食生活を振り返り、以下の変化についてどう思いますか。
(N=1,107、単一回答)

(設問)
・食事回数(間食・軽食を含む)が増えた ※増えた方はそう思うを選択、減った方はそう思わないを選択
・食事1回あたりの量が増えた ※増えた方はそう思うを選択、減った方はそう思わないを選択

【アンケート調査概要】
■調査時期:2021年4月30日~2021年5月6日
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査対象:全国20~50代男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
■有効回答数:1,107件(男性552件、女性555件)

■「ホットペッパーグルメ外食総研」トレンド座談会とは
シーズンごとに“今”はやりの外食トレンドを発表する、リクルートの外食のプロフェッショナル集団による座談会。アンケート調査や、レストランの現場から“生の声”を聞き、「外食のリアル」を語ります。メンバーは、飲食トレンドの数値化・可視化を行う「ホットペッパーグルメ外食総研」の研究員をはじめ、女子トレンド、高級店トレンドなど、さまざまな分野のスペシャリストで構成されます。

▼リクルートについて
https://www.recruit.co.jp/

▼本件に関するお問い合わせ先
https://www.recruit.co.jp/support/form/

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。