【ぐるなびリサーチ部】新型コロナワクチン接種後の行動意向に関する調査

株式会社ぐるなびのプレスリリース

株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎)は、ぐるなび会員を対象に、世の中のトレンドに合わせて食に関する様々な調査を実施し、「ぐるなびリサーチ部」として、定期的に情報を発信しています。今回は新型コロナワクチン接種後の行動意向について調査しました。主な結果は以下の通りです。

【調査結果ポイント】
・ワクチンを接種した人は12%、まだしていないが接種するつもりは約65%
・ワクチン接種後に期待することは「安心して外食する機会を増やせる」「安心して人と会う機会を増やせる」「外出する際のストレスの軽減」がそれぞれ50%以上となりTOP3に。
・ワクチン接種を終えたら会いたい人は「友人、仲間」が約60%、特に女性は65.6%と高い結果に
・ワクチン接種を終えたらしたいことは「遠方の国内旅行」が最も多く、「友人との外食」、「家族との外食」、「友人と飲みに行く」、「近場の日帰り旅行」がTOP5にランクイン。
・飲食店利用の変化については、「お酒を飲む機会が増える」が約40%でトップに
 

 

ワクチンを接種済・するつもりを合わせると約8割。接種後は、半数以上が友人や家族と安心して外食する機会を増やしたい

㈱ぐるなび  リサーチグループ長  本間 久美子㈱ぐるなび リサーチグループ長 本間 久美子

ワクチン接種後に期待することを見ると、「安心して外食する機会を増やせる」「安心して人と会う機会を増やせる」「外出する際のストレスの軽減」が上位に並び、自粛期間中いかに「不安」や「ストレス」を感じていたかが露呈しました。その結果と連動するように、ワクチン接種後にしたいことでは友人や家族との外食が上位になりましたが、一方で、ワクチン接種後も「感染防止対策をとった飲食店を選ぶ」と回答した方が約3割あり、不安、ストレスが解消されたとしてもコロナ禍の習慣は続くこともわかりました。

 

ワクチンを接種したかを聞いたたところ、接種した人は全体で12.0%、まだしていないが接種するつもりの人は65.1%となり、全年代でみても接種を予定する人が半数以上となりました。接種した人は70代では30.7%、60代では18.8%となっています。
 

ワクチン接種後に期待することは、「安心して外食する機会を増やせる」「安心して人と会う機会を増やせる」「外出する際のストレスの軽減」 の回答が50%を超え、多くの人が外食や外出することに不安やストレスを感じていたからか、ワクチン接種で「安心」、「ストレスの軽減」を求める傾向が伺えます。
 

ワクチン接種を終えたら会いたい人は「友人・仲間」が最も多く、女性では65.6%、男性では51.5%となりました。続いて「同居していない親」、「その他同居していない家族・親族」となり、コロナ禍により友人や家族に会うことができない人が多くいることがわかりました。

 

ワクチン接種を終えたらしたいことでは、全体では「遠方の国内旅行」が49.2%でトップでした。男女別でみると、女性の「友人・同僚との外食」が54.1%となり、最も高くなりました。全体的に外食への意向が強く表れ、長く自粛していた旅行とともに上位に集中する結果となりました。ワクチン接種により、コロナ禍以前の日常を取り戻したいという人々の意向が伺えます。
 

ワクチン接種後の飲食店の利用について、どのように変化すると思うかの質問では、「お酒を飲む機会が増える」が38.5%で最も多い結果となりました。長引く外出自粛と、飲食店への営業時間の短縮要請や、酒類提供の停止要請により、ワクチン接種後は飲食店でお酒を飲みたいと思っている人が一定数いることがわかりました。次に「感染防止対策をとった飲食店を選ぶ」の回答が多く、ワクチンを接種した後も感染症対策には気を付けたいと考えている人も多いことがわかります。

【調査概要】
■調査期間:2021年6月8日(火)~10日(木)
■調査方法:WEBアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20代~70代のぐるなび会員1,200名
 

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