磐栄ホールディングス株式会社のプレスリリース
磐栄ホールディングス株式会社(所在地:福島県いわき市、代表取締役:村田裕之、以下「当社」)は、子会社である磐栄運送が運営する日本酒ブランド「御湖鶴(みこつる) 純米吟醸 山恵錦」が、2021年の世界最大規模のワイン品評会「International Wine Challenge」のSAKE部門/純米吟醸部門において、最優秀賞である「純米吟醸トロフィー」に選ばれましたので、お知らせいたします。
<純米吟醸トロフィーに選ばれた、御湖鶴(みこつる) 純米吟醸 山恵錦>
<御湖鶴を製造する、諏訪御湖鶴酒造場(長野県)>
- International Wine Challengeについて
International Wine Challengeは、1984年から続く世界最大規模のワイン品評会で、毎年ロンドンにて開催されています。SAKE部門には純米吟醸を含めて9つのカテゴリーがあり(*)、2021年のSAKE部門全体では、1,499銘柄が出品しております。その中から特に優れたものに対してトロフィーの栄誉が与えられるものです。2021年のInternational Wine Challengeの結果詳細はこちらでご確認いただけます。
https://www.internationalwinechallenge.com/trophy-results-2021.html
またそのトロフィーを獲得した9つの銘柄の中から、SAKE部門の最高賞として「チャンピオン・サケ」の称号が与えられます。こちらは2021年6月30日に発表される予定となっております。
*ご参考:SAKE部門のカテゴリーについて
https://www.internationalwinechallenge.com/Articles/sake-category.html
- 酒類製造業の免許を持つ唯一の運送会社に
御湖鶴を製造する諏訪御湖鶴酒造場は、下諏訪町で唯一の蔵元であった菱友醸造が破産をしたため、この蔵元と交流のあるムラコシ精工様を通じ承継の打診を受けたことがきっかけです。CO2排出業者である当社としましてはクリーンエネルギーの創出となる再生可能エネルギー事業の他、植物工場等の農産品製造も手掛けております。酒造業である御湖鶴も当社があわせて支援することになり、自然と共存する蔵元の「再生」を手掛けることになりました。
結果、当社は全国で唯一、運送会社が酒類製造業の免許を有している会社となりました(2021年6月現在)。
*御湖鶴について https://www.mikotsuru.com/
- 磐栄ホールディングスが目指す「再生」
当社は、コアとなる磐栄運送株式会社が昭和36年に創業されて以来、地域経済のインフラを支え、雇用創出、地域の発展を支えてまいりました。2011年の東日本大震災時とその後の福島第一原子力発電事故をきっかけとして地元のみに根差す事業体のリスクと限界に直面し、その後関東地区の拠点網整備とM&Aを積極的に推進した結果、現在は震災前の約10倍の企業規模と日本全国に広がる物流網を構築しております。
物流業というCO2排出に深くかかわる企業の社会的責任として、弊社はCO2削減につながる太陽光や風力発電などの環境の「再生」にも積極的に取り組んでおります。またドライバー不足が慢性的である現状において労働環境の改善も必須課題であり、M&Aにより当社グループとなった運送会社については車両や設備の「再生」を行い、ドライバーの安全面を強化しています。さらに、引退後のドライバーが働く場所を提供する目的で植物工場を開設し、当社グループに関わるすべての人が安心して働ける環境を提供できるよう、日々企業努力を重ねております。
当社としましてはこうした一つ一つの「再生」をキーワードとした事業拡充を継続することで、ひいては運送業界全体にも「再生」の機運をもたらしたいと考えており、これを実現することを目指して平成28年に当社はホールディングス化いたしました。
今後、「物流と環境の未来へ」をスローガンに、総合物流企業としての更なる対応力強化と確固たる経営基盤の確立をグループ全社が一体となって推進して参ります。
- 磐栄ホールディングス株式会社
代表者:代表取締役 村田裕之
所在地:福島県いわき市泉町下川字大剣1番97
売上高:年商約245億円
社員数:1,733名
事業内容:運送・物流、環境に関わる総合サービス展開、グループ会社45社(2021年6月現在)