食品流通のDXを推進するクロスマート、中小飲食店向けの決済サービスをリリース

クロスマート株式会社のプレスリリース

XTechグループで、食品流通のDXを推進するクロスマート株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:寺田佳史、以下「当社」)は、株式会社クレディセゾン(本社:東京都豊島区、代表取締役(兼)社長執行役員 COO:水野克己)及び株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長共同COO 兼 執行役員SEVP:篠 寛、以下:DGFT)と提携し、中小飲食店向けの決済サービス「クロスオーダー決済」を7月8日より提供開始します。
「クロスオーダー決済」は卸売業者・飲食店間の入金サイクルを早めることで、卸売業者の資金繰りを改善し、飲食店の経理業務を効率化することが可能です。

 

  • 背景

卸売業者は商品を仕入れ、飲食店に納品を行っています。卸売業者・飲食店間では、納品月の翌月末に売掛金が振り込まれるサイクルが一般的です。しかし卸売業者は商品の仕入れ代金を、飲食店からの入金前である仕入れ後5営業日程度で支払っているため、キャッシュフローが悪化することが問題でした。また昨今の新型コロナウイルス感染症の影響もあり、飲食店の廃業も増加し、売掛金の未回収リスクが高まっています。
一方で飲食店側は、平均10社の卸売業者と取引があるため月末の請求が立て込み、1社ずつの支払い処理により経理業務が煩雑化していることが問題でした。万が一支払い期日を過ぎてしまうと、卸売業者との関係性が悪化し、好条件で取引ができなくなってしまいます。
このような背景を受け、卸売業者と飲食店をつなぐプラットフォームを運営する当社と、約40年にわたるカードビジネスのノウハウや、約3,600万人(連結)の顧客基盤を持つクレディセゾン、1997年よりオンライン決済事業を展開し年間約3.0兆円の決済処理実績を持つDGFTが連携し、卸売業者の代金回収・早期資金化を実現する「クロスオーダー決済」を提供開始しました。
 

  • 「クロスオーダー決済」について

「クロスオーダー決済」は、卸売業者の未回収リスクの解消・売掛金の早期資金化を実現し、飲食店の経理作業を効率化するサービスです。受発注サービス「クロスオーダー」のオプション機能であり、クロスオーダーを利用する飲食店はクレジットカードを登録することで卸売業者への支払いでカード決済が可能になります。なお、決済用カードは、クレディセゾンが発行するセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードをはじめとしたすべてのセゾンカードが対象です。
通常、飲食店から30日後(翌月末払い)に入金される売掛金が、「クロスオーダー決済」を利用することで、売上計上日より最短1営業日後に入金可能です。代金の入金作業が不要となるため飲食店の業務効率化につながり、売掛金の代金回収をクレディセゾンが担うため卸売業者も未回収リスクがなくなります。

■それぞれのメリット
<卸売業者側>
①経理業務を効率化できる
 毎月の請求書発行や督促業務の負荷が減ります。
 与信・代金回収はカード会社であるクレディセゾンが行うため、入金遅延や未回収のリスクがありません。
②入金サイクルが早い
 納品後、最短1営業日で入金。
 そのため商品仕入れ代金支払いの前に回収が可能です。

<飲食店側>
①カード決済でポイントが貯まる
 飲食店様は日々の仕入れで「永久不滅ポイント」が貯まります。
 有効期限のないポイントなので、ポイント失効の心配もありません。
②支払い業務が楽になる
 セゾンカードのお支払いとして口座引き落としができるので、月末の振り込み作業がなくなります。
 支払い期日を気にする必要もなくなり、飲食店様に喜ばれます。
 

  • 先行利用した企業様の声

協和物産株式会社 経営管理部部長 郡司 敏 様
これまで飲食店との決済に関しては様々な施策を講じてきましたが、運用までに準備する書類や手間、手数料などがネックとなりなかなか浸透しない状況が続いていました。
今回クロスオーダー決済を導入した経緯として、クロスオーダーでの取引+αで運用できるということ、またコロナ禍においての代金回収のリスクや回収業務の負担、入金サイクルのリードタイムなどを鑑みて導入を決めました。
今後においても期待値がもてる良いサービスだと感じております。

有限会社並木商店 専務取締役 並木 建造 様
クロスオーダーのサービスを使うまでは、別の仕組みで受注を回していました。
ところが、設定がややこしかったりお客様目線で考えたときに使いにくいという課題がありクロスオーダーへ移管しました。
LINEを使うという手軽さもあり、お客様には概ねご好評を頂いております。
当社のもう一つの課題としては、お得意先の与信管理でした。
売掛ありきの新規お取引だと、どうしても売掛金未回収の恐れがあり積極的な営業活動が出来ませんでした。
今回のクロスオーダー決済を導入したのは、今までは現金のお取引しか出来なかった新規のお客様とも
・未回収のリスク無くお取引開始出来る事
・納品ごとに現金で集金している場合、社内的な現金のリスクもございます
・飲食店様では、小銭でお支払いいただくケースも多くご集金時に数えるのが大変という場合もございました。
他にもありますが、上記が解決できることが導入のきっかけです。
 

  • お申込先

「クロスオーダー決済」にご興味のある方は、お気軽に下記よりお問い合わせください。
https://xmart.co.jp/#contact
 

  • 各社コメント

クロスマート 代表取締役 寺田佳史
クロスオーダー決済は、飲食店の声から生まれた決済サービスです。日々の仕入れでカード決済ができれば、飲食店は月末の振り込み作業がなくなり、「永久不滅ポイント」も貯まります。卸売業者も代金回収の手間とリスクが軽減し、積極的に取引先を拡大することが可能になります。
コロナウイルスの影響で外食産業は厳しい時期が続いておりますが、少しでも飲食店と卸売業者に貢献できればという想いでサービスを開発しました。クロスマートは「新たな価値を生み出す、食のマーケットプレイスをつくる」というビジョンのもと、今後もユーザーと共にサービス開発をしてまいります。

クレディセゾン 取締役(兼)専務執行役員 三浦 義昭 様
新型コロナウイルスの影響により、飲食店や卸売業者の経営は厳しさを増しております。
本取組により、業務のデジタル化・DX推進にあわせて仕入れ決済のキャッシュレス化を推進し、飲食店様と卸売業者様双方のキャッシュフロー改善に貢献していきたいと考えています。
クレディセゾンは今後もB2B領域に関して事業者様の経営に貢献すべく、様々なソリューションツールを展開してまいります。

DGFT 代表取締役社長共同COO 兼 執行役員SEVP 篠 寛 様
クロスマート様、クレディセゾン様との本取組は、飲食店様、卸売業者様双方にとって負荷の高かった受発注、請求業務のDX化を推進し、卸売業者様のキャッシュフロー改善に大きく貢献できるものと考えております。
本取組を契機に法人間取引のキャッシュレス化を推進し、経理業務の効率化、キャッシュフロー改善をはじめとした、法人向けファイナンスサポートを強化してまいります。

<会社概要>
社名:クロスマート株式会社
設立:2018年7月24日
代表取締役:寺田 佳史
所在地:〒103-8285 東京都中央区八重洲1-5-20 東京建物八重洲さくら通りビル3F
URL:https://xmart.co.jp/

社名:株式会社クレディセゾン
設立:1951年5月1日
代表取締役(兼)社長執行役員COO:水野 克己
所在地:〒170-6073 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60・52F
URL:https://corporate.saisoncard.co.jp/

社名:株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス株式会社)
設立:1997年4月24日
代表取締役社長共同COO 兼 執行役員SEVP:篠 寛
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル10階
URL:https://www.dgft.jp

<本件に関するお問い合わせ先>
Tel: 03-4500-8221
E-mail: info@xmart.co.jp 担当:硲(ハザマ)

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