株式会社モンテローザのプレスリリース
当社は、全ブランドで3,000 種類以上あるメニューの衛生管理を効率化し、さらに確認フローを厳密化することで効果的なチェック体制を実現してまいります。また、店舗の衛生管理業務から、紙媒体の記録を排除するなど、食品以外のものに接触する回数を減らす取り組みを推進し、with コロナ、after コロナ時代にも、お客様に安心してご飲食を、お楽しみいただける店舗運営を目指します。
■具体的には■
当社は、HACCP の考え方を取り入れた「衛生管理計画」を策定しています。この計画を策定する過程で、店舗での食品提供に関わる衛生管理上のチェック項目の洗い出しを行いました。
各店舗がこのチェック項目に基づく確認作業を日々実施し、管理状況を継続的に記録することで、店舗における衛生管理意識をさらに醸成するとともに、確認記録の情報にもとづき、効率的な衛生指導と業務改善につなげてまいります。
具体的には、各店舗の実務責任者が以下の項目について日々確認し、入力端末(iPad)に確認結果を入力して記録・管理しています。
〇 HACCP の考え方を取り入れた衛生管理に関する確認記録
(一般衛生管理の確認項目と調理プロセスの衛生管理確認項目)
〇 従業員の健康状態や体温管理、手洗いの記録
〇 店内のすべての冷凍・冷蔵庫の温度を1 日3 回記録
〇 店内トイレの衛生状況の巡回チェック記録
UPR HACCP の導入により、店舗ごとの衛生管理状況を“見える化”することができます。
また、各店舗の確認記録(入力結果)はクラウド上に保管し、ペーパレス化を推進しています。クラウド上の各店舗の確認記録は、本部からいつでも確認することができるため、店舗の衛生管理状況を容易に把握することができ、その後の効率的な店舗に対する衛生指導と業務改善が行えます。
■「UPR HACCP」について■
「UPR HACCP」はユーピーアールが提供する衛生管理システムで、以下のような特徴があります。
〇 標準テンプレートを用い、必要なチェック項目を記録・保存することで、簡単に衛生管理のスタートが可能
〇 シンプルで少ない操作ステップや見やすい画面設計で、タブレットやスマホからも操作が可能
店舗で必要な日々のチェック作業を簡便化し、管理業務の負担を軽減
〇 店舗管理者向け機能が充実
■HACCP: Hazard Analysis and Critical Control Point (危害分析重要管理点)とは■
食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入などの危害要因(ハザード)を把握したうえで、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。
日本国内では、2020 年6 月に「HACCP に沿った衛生管理」が、すべての食品関連事業者に義務化され、1 年の猶予期間を経て2021 年6 月から完全制度化されました。(※2)
(※2) 当社は、改正法に対応し「HACCP に沿った衛生管理」を開始しましたが、「HACCP」そのものの認証を受けたわけではありません。
【ユーピーアール株式会社 概要】
社 名: ユーピーアール株式会社(東証二部:証券コード7065)
本 社: 東京都千代田区内幸町1-3-2 内幸町東急ビル12 階
代表者: 酒田 義矢
資本金: 96,000,000 円
主な事業内容: パレット・物流機器のレンタル事業
パレット・物流機器の販売事業
海外事業、アシストスーツ事業、物流IoT 事業
ICT 事業、ビークルソリューション事業