小城観光まちづくりプロジェクト合同会社のプレスリリース
長年に渡り地域の経済と文化活動を支え、小城城下の街並み風景と溶け合って美しい景観をつくり上げている小柳酒造の酒蔵を解体危機から守り、活かし、良い形で次の世代へ引き継ぎたいとの想いを叶えたるため、新しい価値を創造し、地域の魅力を発信するランドマーク施設(小城蒸溜所)として再生させるプロジェクトにチェレンジしています。
この秋、佐賀県小城市にオープンさせようと計画中の「小城蒸溜所」にご支援いただきたく、このクラウドファンディングを立ち上げました。
私たちの取り組みは、創業から200年以上の長年に渡り地域の経済と文化活動を支え、小城城下の良好な街並み景観を形成してきた歴史的建造物の小柳酒造の酒蔵を守り、活かし、良い形で次の世代へ引き継ぎたいとの想いからスタートしました。
私たちが目指す22世紀に残す酒蔵は、単にものづくりの場とか、ものやサービスの売買の場ではありません。
人と人の想いをつなぎ、絆をつくり、そして新しい価値を生み出し、未来へ引き継ぐ場所だと思っています。
自宅のファーストプレイス、職場や学校のセカンドプレイス、そして自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所がサードプレイスと言われています。これらの場所は私たちの暮らしの中でどれもが大切な場所でもあります。
新型コロナ感染症の蔓延による生活スタイルや働き方の変化に伴い、旅行や余暇のスタイルにも変化をもたらすものでしょう。
そこで私たちはニューノーマルな時代にあって日常と非日常が緩やかに融合し、決まった誰かのための場所ではなく、仕事かプライベートか、新しいものを生み出す場所か伝統を守り変わらない場所か、交流の場所か一人になれる場所か、といった2項対立的ではない多様な価値観(目的)をもった人を認め合える場所としての第4の居場所、フォースプレイスを提案していきたいと思っています。
各プレイスが隔離するのではなく、自宅や職場、コミュニティと緩やかにつながっていて、自分のライフステージ、その時の気分や目的によって自分自身でその境界をコントロールしながら自分たちの思いを発信できる場所、自分らしく居られる場所、新しい出会いや発見・学びが得られる場所にしていきたいと考えています。
そしてあらゆる世代や人種・国籍、性別、職業、障がいの有無などの境界線を越えて、交流連携協創する多様で豊かな地域社会づくりに貢献していきたいと思っています。
国登録有形文化財指定の酒蔵を改修整備し、地元の素材を使った新しいお酒(クラフトジン)づくりにチャレンジする「小城蒸溜所」の開設を目指します。また、地元食材を使ったカフェ・レストラン、地元産品の販売所、障がい者の就労施設などにリノベーションします。
今回のプロジェクトにより、全国や海外から多くの来場者の方をお迎えし、交流と消費の創出を図り、貴重な日本の清酒文化資源でもある酒蔵の持続的な保全・活用に繋げていきたいと考えています。
私たちは、どんなに苦しい状況になろうとも、『継承と挑戦・伝統と変革』をスローガンに掲げ挑戦を続けていきます。ぜひとも応援してください。小さな観光まちづくり会社の大きなチャレンジにどうかご支援いただきますよう、心よりお願い申し上げます。
クラウドファンディングは現在チャレンジ中です。
小城蒸溜所に支援された方の木名札を掲げる事や、蒸溜所で使えるお買い物券等がリターンとなっております。
https://camp-fire.jp/projects/view/454335
小城観光まちづくりプロジェクト合同会社
佐賀県小城市小城町903番地
代表 江頭正秀