「Alipay(支付宝/アリペイ)」とアクワイアリング契約を締結

株式会社ぐるなびのプレスリリース

 近年、訪日中国人旅行者の数は増えており、観光庁によると訪日外国人旅行消費額4兆4162億円のうち、中国が1兆6947億円(38.4%)にのぼります。先日ニールセンが発表したレポートにおいても、9割を越える中国の観光客が、「海外でモバイル決済が利⽤できれば、購買意欲が更に⾼まる」と回答(※)しています。

 今回の締結により、ぐるなび加盟店でAlipayの決済サービスの導入とアプリ内で飲食店の情報発信が可能になります。飲食店は、訪日中国人旅行者の来店のきっかけ作りとなり、訪日中国人旅行者は、日本の飲食店の情報をアプリで検索から決済まで簡単・便利に利用できるようになります。また、これまでAlipayやその他中国系モバイル決済システムの導入時に複数社との契約が必要であった飲食店は、今後契約から窓口、支払いまでワンストップでサービスを受けることが可能になります。

 ぐるなびはこれまで、訪日中国人旅行者向けの情報発信では「ぐるなび外国語版」にて、繁体字・簡体字に対応した多言語レストラン予約サービスを提供してきました。これからは、Alipayのサービスを活用することで、訪日中国人旅行者の利便性の更なる向上と飲食店の情報発信や販促支援により送客から決済まで一環した業務支援サービスを提供していきます。

■「Alipayについて」
 Alipayは、アント フィナンシャルグループが提供する決済と生活関連サービスを融合した世界最大規模のプラットフォームです。中国国内のアクティブユーザー数は5.2億人を超え、中国国内4,000万店舗以上の加盟店で利用可能です。海外でもクロスボーダー決済、免税、対面決済などのサービスを40以上の国と地域で提供しており、日本においても既に4万店以上が導入しています。

※ニールセン 2018年2月「Outbound China Tourism and Consumption Trend:2017 Survey」

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