ひょうご酒米処合同会社のプレスリリース
【山田錦農家として国内初(※)のASIAGAP認証取得】
倒伏しやすく高度な栽培技術を要する山田錦の生産を主とする農家としては、国内初の認証取得となります。今後は、付加価値の高い商品開発ととともに、酒米づくりのノウハウを生かしながら2020年の東京オリンピックも見据えて主食米の生産・販売を強化していく予定です。
※認証発行元のJ-GAP協会HPをもとにした自社調べ。平成30年10月1日時点で米作農家としてASIAGAPを取得している27農場のうち、山田錦を75%以上栽培している農家は当社のみ。
認証マークと取得番号
【酒米農家がつくる新潟仕込みのオリジナル純米吟醸酒『初田』新発売】
この度のASIAGAP取得を機に、当圃場で生産した山田錦を100%使用したオリジナル純米吟醸酒の新商品『初田 -HATTA-』を自社公式サイト(https://hyogo-rice.co.jp/)等で今冬より発売いたします。醸造は、全国新酒鑑評会で二年連続金賞を受賞するなど実績のある新潟の酒蔵・笹祝酒造。昨今飲酒志向が強まっている30〜40代女性をターゲットとし、モニターの声を反映した甘めでコクのある味わいが特長です
ASIAGAP認証取得農場の日本酒 『初田 –HATTA-』
純米吟醸720ml 1,852円 税別・送料別
(参考)
ASIAGAP認証取得の経緯
東京オリンピック・パラリンピックで食材を提供するためには、日本発の世界水準GAP認証制度「JGAP」もしくは「ASIAGAP」の取得が必要となっています。しかし現状国内の農家や農業法人の取得は進んでおらず(10月18日現在967件)せっかくの国内開催にも関わらず選手村で提供する食材のほとんどが外国産となる懸念があり、農林水産省も認証取得の推進や日本発GAPの国際的知名度向上に向けた取り組みを急いでいます。
そのような状況の中、兵庫県で酒米や主食米の生産と6次産業化に取り組むひょうご酒米処も状況に危機感を持ち、生産体制レベルの再確認も兼ねて自社の水準を再確認することを目的にASIAGAPの申請を行い200近い項目の点検をクリアして認証取得に至りました。
◆当社の6次産業化に関する取り組み
- 2017年1月 六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画認定(農水省)
- 同年2月 酒類販売免許付与(国税庁)。農家による自社銘柄の酒類卸売免許取得は極めて稀です。
- 同年5月 自社オリジナル日本酒「初」発売
ひょうご酒米処について
山田錦の本場で60年以上酒米づくりに携わってきた経験と知識を生かして、山田錦の生産と6次産業化に取り組んでいます(2015年法人化)。近年は安心・安全な自社栽培の酒米を100%使用したオリジナル日本酒の開発・販売や酒米のノウハウを生かした主食米づくりに従事。未経験者でも参加できる雇用型農業体験プログラムの実施など、先人から引き継いだ農業の輪を次世代につなぐことを目指しています。
山田錦が兵庫県で生まれたのは昭和初期の頃。北播磨の気候・風土、そして当時の自然環境と人に優しい土づくりと栽培方法によって山田錦を酒米の王様に育てました。当社は「先人の農法に立ち返る」ことをテーマとし、菜の花や竹パウダーなどの有機物を使用し農薬・化学窒素肥料を最小限に抑えた特別栽培米基準で安全・安心なお米の栽培に取り組んでいます。
雇用型農業体験プログラムを実施。労災保険加入等、働く環境を整備
【会社概要】
会社名:ひょうご酒米処合同会社(ひょうごさかまいどころ ごうどうがいしゃ)
所在地:〒 679-0105兵庫県加西市朝妻町271番地の2
代表者:初田 源三
設立(法人登記):2015年
事業内容:水稲(山田錦)の生産・販売/酒米を原料とした加工品開発及び販売/主食米の生産販売等
URL:https://hyogo-rice.co.jp/
【本リリースに関するお問い合わせ先】
ひょうご酒米処合同会社(担当:初田)
TEL/FAX:0790-47-0317(代表) 携帯:090-2116-3007
受付時間 9:00〜18:00(土日休)
E-Mail hatta@hyogo-rice.co.jp