調理ロボットのTechMagicが日清食品と共同開発を開始

TechMagic株式会社のプレスリリース

テクノロジーによる持続可能な食インフラの創造に取り組むTechMagic株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:白木裕士、以下 「TechMagic」)は、日清食品株式会社 (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:安藤 徳隆、以「日清食品」)が進める「完全栄養食メニュー」の研究において、盛り付け作業や栄養バランス調整を自動で担う調理ロボットの開発・実装を目指し共同開発契約を締結しました。

                                                                   
背景
創業以来、TechMagicは大手外食チェーンや食品工場を保有する企業向けに、ハードウェアとソフトウェア両方の技術を高度に融合した調理ロボット・業務ロボットの開発を行っています。調理ロボット・業務ロボットによる一連の作業を自動化することで、食産業の未曽有の人手不足、高コストによる低収益構造改善を目指してきました。食領域に特化したロボット開発を一気通貫で実現できる点を評価いただき、共同開発契約の締結に至りました。また、TechMagicのシリーズBの第三者割当増資にも日清食品の親会社である日清食品ホールディングス株式会社に参画いただくこととなりました。

今後の展開
日清食品が研究を進める「完全栄養食メニュー」を構成する種類や形状がさまざまな食材について、必要な量を正確に盛り付け、1食に含まれる栄養バランスを自動で整えることを目指します。初期段階では、「チンジャオロース」など不定形の食材を具材から判別し、正確に必要量を盛り付ける技術開発に注力します。
将来的には最適な品質を保ちながら食事の調理、盛付けから提供までを完全に自動化する「スマートキッチン」の実現や、個々人の栄養状態や目標摂取数値をデータとしてインプットすることで、その人に合った栄養バランスの食事を調理、提供する“食のパーソナライズサービス”も視野に入れ、取り組む予定です。

■TechMagic株式会社 会社概要
社名: TechMagic株式会社
本社: 東京都江東区青海2‐5‐10 テレコムセンタービル西棟13階
設立: 2018年2月
代表者: 代表取締役社長 白木 裕士
URL:  https://techmagic.co.jp/

TechMagicは、「テクノロジーによる持続可能な食インフラを創る」ことをミッションとして、2018年2月に設立。食を取り巻く多くの企業が直面する人手不足を解消し、生産性の高い社会を実現するために、ハードウェアとソフトウェア両方の技術を高度に融合した各種ソリューションの企画、設計、製造、販売、保守を行っています。

■TechMagic株式会社 事業内容
1. 調理ロボット事業
大手外食チェーンの厨房内における一連の調理工程を、ハードウェアとソフトウェア両方の技術を高度に融合して自動化します。料理の味やおもてなし品質はそのままに、調理工程に付随する人件費を抑制し店舗生産性を高めます。業務軽減でなく、スタッフ一人単位の省人化を既存店舗でも導入可能なコンパクト且つ高効率なプロダクトで実現。顧客の用途に応じ、幅広い調理方法・提供プロセスに対応します。

2. 業務ロボット事業
社員食堂、病院、エアケータリング向けに人工知能の機械学習を活用して洗浄後の食器を自動仕分けするロボット「finibo」や、食品工場の固形・不定形な食品の定量盛付を行うロボット等で、調理に付随する単純作業を自動化します。これにより、業務軽減と労務費用の削減だけでなく、施設業務全体の効率化と生産性向上に貢献します。

■採用情報
TechMagicではエンジニアをはじめとする各ポジションの採用を強化しています。
募集職種などの詳細は、以下URLをご参照ください。
https://techmagic.co.jp/recruit/
【採用イベント申込フォーム】
https://forms.gle/x4GePAw3eaGMRvbF7

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