AndTechのプレスリリース
株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せるゲノム編集での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「ゲノム編集食品」講座を開講いたします。
ゲノム編集技術の第一人者・山本卓先生(広島大学)が基調講演を予定、ゲノム編集の技術の基礎から様々な分野での可能性についても解説、ビジネス参入障壁となる規制・特許動向、課題、今後の展開についても解説予定。
本講座は、2021年10月26日開講を予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=7857
- Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:ゲノム編集技術の基礎と高機能食品の開発、取り組み例、規制・特許動向、課題
開催日時:10月26日(火) 11:00-16:50
参 加 費:44,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=7857
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
- セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
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第1部 ゲノム編集とは何か? 産業分野に与える影響と今後の課題
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講師 広島大学大学院統合生命科学研究科 教授 理学博士 山本 卓 氏
(兼務 広島大学ゲノム編集イノベーションセンター センター長)
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第2部 ゲノム編集技術による植物への機能性付与と新規ゲノム編集技術の開発
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講師 東京工業大学 生命理工学院 教授 博士(農学) 刑部 祐里子 氏
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第3部 農業・食品分野におけるにおけるゲノム編集技術の役割・位置づけと規制動向
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講師 (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 企画戦略本部 新技術対策課 ELSIチーム チーム長 博士(理学)
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第4部 ゲノム編集食品の特許出願動向
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講師 SK特許業務法人 代表所員 奥野 彰彦 氏
- 本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
ゲノム編集の技術の基礎、ゲノム編集によって付与された食品の高機能化(耐病虫性・環境ストレス耐性等)とは、国産ゲノム編集技術「TiD」とその取り組み例、新品種創生の世界の研究事例まで解説、又、ゲノム編集食品の特許出願動向、産業化する上で参入障壁となる法規制についても解説します。
- 本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
- 株式会社AndTechについて
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
https://andtech.co.jp/
- 株式会社AndTech 技術講習会一覧
一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
https://andtech.co.jp/seminar_category/
- 株式会社AndTech 書籍一覧
選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
https://andtech.co.jp/books/
- 株式会社AndTech コンサルティングサービス
経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
https://andtech.co.jp/business_consulting/
- 本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
- 下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
第1部 ゲノム編集とは何か? 産業分野に与える影響と今後の課題
【講演主旨】
ゲノム編集は、設計可能な人工DNA切断酵素(ゲノム編集ツール)を利用して目的の遺伝子を改変する最新のバイオテクノロジーです。2012年に開発されたCRISPR-Cas9(クリスパー・キャス9)は、簡便かつ高効率なゲノム編集ツールで、この開発によって開発した2人の研究者が昨年ノーベル化学賞を受賞しました。CRISPR-Cas9を用いたゲノム編集は、基礎研究だけでなく産業分野での活用が期待されています。本公演では、ゲノム編集の技術の基礎から様々な分野での可能性について専門分野以外の方にも理解できるように紹介します。
第2部 ゲノム編集技術による植物への機能性付与と新規ゲノム編集技術の開発
【講演主旨】
現在、干ばつや高温など地球規模の環境変動により、農作物の安定的生産に様々な課題が存在しています。環境悪化下でいかに農業上の生産性を持続するかが人類存続の大きな鍵です。このような中、ゲノム編集技術により従来技術による品種改良を劇的に効率化できることから、新品種開発が飛躍的に進展すると期待されています。遺伝子情報を有効活用し、人類の未来に役立つ農作物の実現が望まれています。本講演では、ゲノム編集による新品種創生の世界の研究事例を紹介します。また、様々な国内産業にゲノム編集技術がより有効活用できるように、欧米の知財によらない国産技術の開発も進んでいます。私たちが開発した新しい国産ゲノム編集技術「TiD」について、その取り組みを紹介します。
【プログラム】
1.ゲノム編集技術による農作物品種創生を目指した研究事例
1-1 実用化のなされた農作物とは?
1-2 様々な高機能性を持つ新品種創生を目指したゲノム編集研究動向
2.新しいゲノム編集ツール開発と応用
2-1 新規国産ゲノム編集ツール TiD の特徴
2-2 新規国産ゲノム編集ツール TiDによる植物機能改変
2-3 新規国産ゲノム編集ツール TiDの動物細胞への応用
3.今後の展望
【質疑応答】
第3部 農業・食品分野におけるにおけるゲノム編集技術の役割・位置づけと規制動向
【講演主旨】
20世紀末に登場したゲノム編集は、簡便で効率の良い「CRISPR/Cas9」が2012年に開発されたことにより、遺伝子改変のツールとして瞬く間に利用が広がり、幅広い範囲での産業利用が進展しつつある。近年、農業を取り巻く環境は急激に変化しているが、その対応策の1つとして重要なのが「品種改良(育種)」である。ゲノム編集技術は、生物がもともと持っている遺伝子をピンポイントに変化させることができ、育種の大幅なスピードアップにつながる画期的な技術として期待されている。
ゲノム編集技術のような先端科学技術の実用化が進むためには、①生産者や消費者にメリットのある作物等の開発、②規制や表示に関する取扱いルール、③特許の利用許諾、④社会における理解と受容など、いくつかのハードルがある。これらの観点から俯瞰しつつ、特に農業分野に焦点を当ててゲノム編集の利用について考えたい。
【プログラム】
1.ゲノム編集とは?
1-1 品種改良の歴史
1-2 ゲノム編集の原理と分類
1-3 遺伝子組換えや突然変異とゲノム編集の違い
2.ゲノム編集を利用した農林水産物の開発状況
2-1 国内での開発事例
2-2 海外での開発事例
3.ゲノム編集農林水産物・食品の取扱いルール
3-1 日本における遺伝子組換えの安全性評価
3-2 カルタヘナ法(環境影響)における取扱い
3-3 食品衛生法(食品安全)における取扱い
3-4 飼料安全法(飼料安全)における取扱い
3-5 ゲノム編集食品の表示に対する考え方
3-6 海外における規制の状況
4.農林水産分野でのゲノム編集の利用における注意点
4-1 ゲノム編集の基本特許に関する動向
4-2 オフターゲット
4-3 ゲノム編集に対する国民の意識動向
4-4 ゲノム編集への理解醸成に向けた取り組み
5.まとめ
【質疑応答】
第4部 ゲノム編集食品の特許出願動向
【講演主旨】
本講座は、ゲノム編集食品の知財戦略について、ゲノム編集食品に対する古い不合理な規制の撤廃、食品メーカー+ゲノム編集ベンチャーの参入、2020年のノーベル賞受賞の影響、マーケットの未来などに言及しつつ解説いたします。
【プログラム】
1.世界的に激増するゲノム編集技術の特許出願~乱世の英雄よ まさに立つべし~
1-1 ノーベル賞受賞の衝撃
1-2 日本+米国+欧州+中国の各地域の動向
1-3 医療、農業+食品、基礎研究の各分野の動向
2.ゲノム編集特許の三国鼎立時代の始まりか?
2-1 天下を取るのはどこか?ブロード研(魏)+UCバークレー(呉)+その他新興勢力(蜀)
2-2 ブロード研陣営の特許ポートフォリオ
2-3 UCバークレー陣営の特許ポートフォリオ
2-4 その他陣営の特許ポートフォリオ
2-5 ゲノム編集特許の赤壁の戦い(ブロード研 VS UCバークレー)
3.各陣営によってライセンスポリシーが違う~天地人 自社に有利な場所で戦うべし~
3-1 医療、農業+食品、基礎研究の各分野での違い
3-2 ブロード研陣営のライセンスポリシー
3-3 UCバークレー陣営のライセンスポリシー
3-4 その他陣営のライセンスポリシー
4.大手食品メーカー+ゲノム編集ベンチャーの取るべき知財戦略~孫子の兵法に学べ~
4-1 どのような特許ポートフォリオを構築すべきか?
4-2 どの国で権利化すべきか?
4-3 農業+食品、基礎研究に対するライセンスポリシーの緩さの有効活用
4-4 どの陣営からライセンスを受けるべきか?
5.事業戦略+研究開発戦略+知財戦略の三位一体 ~戦略の階層構造を意識すべき~
5-1 事業戦略=大戦略 狙うべき市場は?どうやって儲けるか?
5-2 研究開発戦略=戦略 合縦(オープンイノベーション)の策か?連衡(自社開発)の策か?
5-3 知財戦略=戦術 ライセンスインか?特許回避技術の開発か?
5-4 大手食品メーカー
ミート戦略=直接アプローチ戦略(クラウゼヴィッツ)を採用すべき
5-5 ゲノム編集ベンチャー
ゲリラ戦略=間接アプローチ戦略(リデル・ハート)を採用すべき
5-4 裏技
特許ポートフォリオに穴が空いている国+地域の利用
まとめ
【質疑応答】
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上