アフタヌーンティー・ティールーム 梅田阪神の「ベジミートキーマカレーとグリル野菜のプレート」にDAIZの植物肉「ミラクルミート」が採用、10月8日グランドオープンから提供開始

DAIZ株式会社(DAIZ Inc.)のプレスリリース

 発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・製造するスタートアップであるDAIZ株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:井出 剛、以下「DAIZ」)は、株式会社サザビーリーグ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:角田 良太)が運営するアフタヌーンティー・ティールームの「ベジミートキーマカレーとグリル野菜のプレート」に、DAIZの植物肉「ミラクルミート」が採用されましたことをお知らせします。「ベジミートキーマカレーとグリル野菜のプレート」は、10月8日にグランドオープンする阪神梅田本店7階に出店するアフタヌーンティー・ティールーム 梅田阪神にて提供開始となります。

■ベジミートキーマカレーとグリル野菜のプレート
<メニュー概要>
商品名:ベジミートキーマカレーとグリル野菜のプレート
価格:お好みのお茶付き 1,595円(税込)
提供開始日:2021年10月8日(金)
商品説明:
大豆ミートのオリジナルキーマカレーにグリル野菜をトッピング。ひよこ豆と枝豆のフムス、レッドオニオンのマリネ、コーンとインゲンのサブジとともに。

■アフタヌーンティー・ティールーム メニュー開発担当者コメント
 アフタヌーンティー・ティールーム 梅田阪神では、店舗限定メニューを展開致します。女性のお客様のご利用が多いアフタヌーンティー・ティールームとして、野菜をメインにしたメニューを考案したいと思いリサーチをしている中で、発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」に出合いました。原料に丸大豆を使用しているため、大豆ミート特有の臭みが少なく、美味しかったため採用させていただきました。

■アフタヌーンティー・ティールーム 梅田阪神にて提供
 10月8日(金)グランドオープン。
 都市にいながら、自分らしくリラックスして過ごせる、都市のオアシスのような上質で心地よいひとときの提案をコンセプトに、開放感溢れる空間の中、 オーダーを受けてからひとつひとつ焼きあげる「焦がしバターのスフレ」やフルーツの美味しさが味わえる「フルーツサンド」など梅田阪神限定メニューをはじめ、アフタヌーンティーが提案するオリジナルブレンドや、生産された土地ごとの特徴が楽しめる紅茶も充実しています。

Afternoon Teaブランドサイト https://www.afternoon-tea.net/

■サステナブルな世界の実現に寄与する植物肉
 昨今、地球温暖化が私たちにとって大きな課題となっています。地球温暖化は、二酸化炭素・メタン・一酸化炭素・フロンなどの温室効果ガスが原因と言われています。温室効果ガスの最も大きな排出源は電力(火力発電など)ですが、同等に大きな排出源となっているのが、農業・畜産業*1です。世界で飼育されている15億頭もの牛による二酸化炭素や腸内ガス(メタン)の排出が温室効果ガスの大きな要因となっており、私たちの食生活の見直しが求められています。

 牛・豚・鶏に次ぐ新たなお肉として注目されている植物肉は、温室効果ガスの排出を抑える効果の高い植物性食品です。地球温暖化を防ぐため、私たちが今からでもできることは、なるべく地球にやさしい植物肉を食生活に少しずつ取り入れることです。

 また、2050年までに地球上の人口は100億人に達すると予測*2されています。世界的な人口増加と新興国の経済成長により、2030年にはタンパク質の需要に供給が追い付かなくなる「タンパク質危機」が起こり、タンパク質の需給がひっ迫することで、これまで以上に食肉価格の高騰が予想されています。そこで、「植物肉」が代替タンパク質として注目されており、その市場は世界で9兆円*3を超えると見込まれています。

 植物肉が、牛肉・豚肉・鶏肉と同じように食卓に並ぶ時代が到来しています。DAIZは植物肉「ミラクルミート」の普及を通じて、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」の達成とサステナブルな世界の実現に向けて貢献して参ります。

*1 IPCC「Global Greenhouse Gas Emissions Data」より。
*2  国連推計「世界人口推計2019年版」より。
*3 UBS調べ。

■DAIZの発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」について
 従来の植物肉に使用されてきた主原料は大豆搾油後の残渣物(脱脂加工大豆)であったため、①味と食感に残る違和感、②大豆特有の青臭さや油臭さ、③肉に見劣りする機能性(栄養価)といった課題が残っており、本格的な普及の妨げとなっていました。

 DAIZは長年の研究で得られた独自の発芽技術と肉様の食感を再現する加工技術によって、これまでの課題を解決する植物肉「ミラクルミート」の開発に成功しました。

<DAIZの植物肉「ミラクルミート」の特徴>
特徴1.原料に丸大豆を使用
 従来の植物肉は、大豆搾油後の残渣物である脱脂加工大豆を主原料としていましたが、DAIZの植物肉「ミラクルミート」は原料に丸大豆を使用しています。さらに、オレイン酸リッチ大豆を使用することで、大豆特有の臭みを無くし、異風味を低減しています。

特徴2.旨味や栄養価を増大、肉様食感を再現する独自技術
 味や機能性を自在にコントロールするコア技術「落合式ハイプレッシャー法」*4で大豆を発芽させ、旨味や栄養価を増大させます。その発芽大豆をエクストルーダー(押出成形機)*5にかけ、膨化成形技術*6により、肉のような弾力と食感を再現しています。これらの独自技術により、異風味を低減した植物肉「ミラクルミート」を製造しています。

特徴3.独自製法による価格競争力
 旨味や栄養価が増大した発芽大豆を使用しているため、他の原料や添加物を何も足さずして、植物肉原料が完成しています。発芽タンクを用いた独自の製造プロセスにより、原価低減を実現し、牛肉・豚肉・鶏肉に対し、価格競争力があります。
 

▲DAIZの植物肉「ミラクルミート」の製造工程
*4 大豆の発芽中に酸素・二酸化炭素・温度・水分などの生育条件を制御し、酵素を活性化させることで遊離アミノ酸量が増加し、素材の旨味を引き出す栽培法。(特許第5722518号)
*5 食品加工時に使用する装置。材料に水を加えながら、高温下で圧力をかけ押し出すことにより混練・加工・成形・膨化・殺菌等を行う。
*6 特許申請準備中。

■会社概要
商号:DAIZ株式会社(https://www.daiz.inc/
代表者:代表取締役社長 井出 剛
所在地:〒860-0812 熊本県熊本市中央区南熊本五丁目1番1号 テルウェル熊本ビル4階
設立:2015年12月1日
資本金:12億4,025万円(累計資本調達額:37.5億円)
事業内容:発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」の開発・生産及び販売
     発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を用いた食品の開発・生産及び販売

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。