NPOココハル設立から1年 活動報告と感謝の想い  ~少しずつ笑顔という花が咲き始めた!みんなの場づくり~

特定非営利活動法人ココロにハルをのプレスリリース

特定非営利活動法人ココロにハルを(所在地:北海道札幌市、代表理事:酒谷 晃生、通称:NPOココハル)は、2021年11月に設立1周年を迎えます。設立から1年間の活動や実績を公開いたします。

■NPOココハルについて
NPOココハルは、ストレス社会と言われる現代を生きゆく方々のメンタルヘルス(心の健康)の改善を目的として、2020年11月に設立した法人です。個人/団体の支援・共同のプラットフォームとしての機能を有し、出会い・安らぎ・学びに繋がる様々な“場づくり”を行っています。
「やさしさ(Kindness)」・「恩送り(Pay it Forward)」・「ただ自分らしく(Just be Yourself)」の3つの法人理念を大切にしております。

■設立して芽吹かせた想いを咲かせるため、改めて人々のあたたかさに感謝
元々道内の病院に医療従事者として勤務していた私にとって初めての法人経営であり、正直に申し上げると「果たして人は集まるのだろうか…」と不安が募っておりました。ですが、お陰様で現在まで100名近くの会員、そしてココハルこども食堂への応援や援助をはじめとする多くの支援者が集っていただいています。そこには閉塞感溢れる社会に対し解決策を求める人々の想い、そして物質的豊かさではなく目には映らない心や社会的繋がり、生きがいといったことへの価値や需要が高まっている表れであると感じており、より社会に必要とされる法人であることが出来るよう励んでまいります。
改めまして関係者の皆様方へ心からの感謝を申し上げます。今期は“医療者による成年後見事業”の開始に向けた準備を着々と行なっており、NPOココハルはこれからも皆さまの優しき想いと共に新たなチャレンジを続けてまいります。
代表理事 酒谷 晃生

■笑顔が咲いた!優しさと安心の空間で食と学びを提供する『ココハルこども食堂』

ココハルこども食堂

日本で7人に1人の子供が給食以外で食べられない日があること、共働きの家庭が多くなり子供だけの食事時間が増えたこと、また68.8%の家庭が経済的な理由で塾や習い事を諦めたというデータを知り、開催へのきっかけとなりました。さらにコロナ過となり社会情勢は厳しさを増しています。
だからこそ、助け合い支え合える優しさと寄り添う気持ちを大切にして、子供たちだけではなく親御さんや地域の方々にも笑顔の輪が広がり、手を取り合い繋がる場所づくりを目指しています。

こども食堂は現在までに計7回の開催をいたしまして、「子供たちが笑顔で食事の時間を過ごせました」「助けようとする気持ちや行動を起こすことなど、食事をしながら伝えています」「子供たちの笑顔がいっぱいです」など、うれしいお言葉を頂戴しております。

温かいご飯をみんなで一緒に食べることで幸せな気持ちになり、多くの笑顔が生まれる場やお互いの多様性を認め合いながら学ぶ「ダイバーシティ学習」の提供を続けていきたいと思っています。そのために、2021年5月クラウドファンディングによるお声がけも実行し、多くの支援者の方々とも繋がることが出来て、たいへん感謝しております。皆さまの想いを恩送りとして継続してまいります。

「ココハルこども食堂」活動内容、クラウドファンディング結果と今後の開催予定内容については、NPOココハルホームページ内( https://koko-haru.org/kodomosyokudou )にて掲載しております。

■自分らしい花の咲かせ方 ~がんと向き合う高橋 絵麻さんのオンライン講座~
2021年7月24日(土)に高橋 絵麻さん『ただ自分らしく生きる~ガンと向き合っていく為の考え方~』を開催しました。ガン患者さんや医療関係者、生きることに行き詰まっている方など、様々な人生背景を抱えた32名の聴講者が訪れてくれました。

高橋 絵麻さんオンライン講座

高橋 絵麻(たかはし えま/福井県在住)さんは、ヨガインストラクターをされており、2人のお子様がいらっしゃるお母さんでもあります。2015年に右乳がんステージ3aと告知を受けましたが、その約2か月後には笑顔でスキンヘッド姿と共に「しこり触ってキャンペーン」をスタートされました。

当日のオンライン講演会の雰囲気は決して暗いものではなく、絵麻さんの明るさと強さから生み出される温かい雰囲気が流れていました。絶望のガン告知を受けてから、死に対しての意識が変わり、笑顔で生きられる現在に至るまでの自身の体験談をお話して下さいました。

日々の生活がいかに幸せなのかということを実感できる時間となり、NPOココハルとしてもありのままの自分で、限りある命を生きていくことが大切だと感じる場所を創っていきます。

■大切な種から笑顔の花が咲くために ~畑づくりとあたたかな人との繋がり~
NPOココハルは、他にも温かな場所づくりとそこでたくさんの笑顔の花が咲き誇るために種まき活動を行いました。また、これからも多くのプラットフォームとなるよう活動してまいります。

●イベント企画・運営 ~つながり構築~
第1期はコロナ過の為、ほとんどがオンラインとなりましたが、様々なテーマで交流会を開催しました。中でも、北野 まなみ(きたの まなみ/E-Project代表)さんとの交流から、国際交流オンラインフェスへ参加し、繋がりは世界へと広がっております。

●誰もが幸せに暮らせる街づくり・環境活動 ~環境・社会問題解決~
村田 美穂(むらた みほ/環境活動家)さんの「ハピエコ講座」を釧路町立富原中学校とオンラインにて開催、また、佐々木 佑季(ささき ゆうき/市立札幌藻岩高等学校教諭)さんのもと「SDGs de 地方創生カードゲーム体験会」を開催するなど、教育現場との繋がりも作ることが出来ました。毎月最終日曜日に自分が住む地域の清掃活動も行っております。

●いのちにつながる活動 ~心身の健康~
当法人代表理事の酒谷によるストレスケアや感情のコントロール、大人交流スキルについて学びを深めることができるココロのワークショップの開催、役員には消防・救急救命士がおり、日常の命に係わる出来事や防災関連のセミナーも開催し、災害時の対策や対応方法を学びました。
そして、中井 すがた(歌手、インド伝統音楽ドゥルパド声楽修行)さんの~音の揺らぎと心身調律~ストレスデトックスを目的とした場づくりも行ない、参加者からは「身体の疲れが取れた」「ストレス解消に繋がった」との感想をいただきました。

■私たちの想いにご賛同・ご協力いただける方はぜひお待ちしております!
NPOココハルは他者共同型の“プラットフォーム型NPO”として、メンタルヘルス(心の健康)に問題解決の一助となることを目的としています。NPOココハルに集う他者貢献の精神を大切にする会員の想いを形創るべくこれからも進化発展し続けますので、今後の歩みを温かく見守っていただけますと幸いです。

【かかわり方は3タイプ!】
(1) 一緒に運営してみたい!
(2) イベントに参加してみたい!
(3) ココハルを応援したい!

ぜひ、ココハル会員になって一緒に活動しませんか!?あなたの声・行動が、優しい社会につながります。NPOココハルホームページからよろしくお願いいたします。手をつなぎ、共につくろう、ココロにハルを咲かせるために!

■会社概要
商号  : 特定非営利活動法人ココロにハルを
代表者 : 代表理事 酒谷 晃生
所在地 : 〒063-0012 北海道札幌市西区福井1丁目20番45号
設立  : 2020年11月11日
事業内容: 学校や職場、家庭環境や人間関係等において少なからず心的ストレスを
      抱えながら現代社会を生きゆく人びとに対して、様々なイベント活動や
      取り組を通じ心身共に健康的で活力溢れる人々の増加促進や
      社会的繋がりの構築を図り、現代そして未来の世代の人々が持続的に
      互いを助け合い続ける事の出来る利他の精神性の育成、
      ストレスケアによるこころの健康の充足、更には自殺・孤独死の予防、
      健康寿命の延伸に寄与することを目的とする。
URL   : https://koko-haru.org

【NPOココハル 各イベントに関するお客様からのお問い合わせ先】
特定非営利活動法人ココロにハルを
Tel:011-500-2322

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