相模灘で獲れた“未活用魚”を出汁(ベース)にレシピや海への興味関心を育てる「熱海千魚ベース」

海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース

この度、私たち「海と食の地域モデルin熱海」は、熱海で獲れた「未活用魚」を出汁(ベース)にし、レシピや食文化を育てていく「熱海千魚(せんぎょ)ベース」を立ち上げました。10月10日(日)〜16日(土)には、熱海市内飲食店と連携し、未活用魚の出汁や出汁粉を活用したメニューを限定的に販売。また16日(土)には東京は二子玉川駅前にてキッチンカーを出店しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環です。

  • 未活用魚を出汁(ベース)にして、地域の取り組みや海への興味関心を育てる

私たち「海と食の地域モデルin熱海」は2021年度より、熱海の海の豊かさや魅力を伝えるビジョンのもと、熱海で意図せず獲れてしまう「未活用魚」の価値化を入り口に、

・地域でも知られていない“多品種小ロットな未活用魚”の認知向上
・多種多様な魚が獲れる、熱海の海の豊かさや面白さを知ってもらう
・“海のコンテンツ”や海に関わる人材、新しい海にまつわる食文化の可能性を育てていく
ことを掲げ活動していきます。

この度、私たち「海と食の地域モデルin熱海」は、熱海で獲れた「未活用魚」を出汁(ベース)にし、レシピや食文化を育てていく「熱海千魚(せんぎょ)ベース」を立ち上げました。「熱海千魚ベース」は、未活用魚を活用した「出汁(ベース)」であり、ここからいろんな食の楽しみ方が生まれる「土台(ベース)」であり、未活用魚や熱海の海への興味や理解を広げて、深めていく「拠点(ベース)」でもあります。この取り組みを通して、魚や海を守る取り組みが多角的に生まれていく場を作っていきます。

10月10日(日)〜16日(土)の「海のごちそうウィーク」期間中、地域飲食店と連携し、オリジナルの未活用魚の出汁や出汁粉を活用したメニューを提供、販売を実施。また16日(土)には東京は二子玉川駅前にて「熱海千魚ベース」としてキッチンカーを出店しました。

期間中には「熱海の海でこんなに魚が獲れるとは知らなかった」「未活用魚の存在すら知らなかった」という飲食店やお客様の声を聞くことができました。また、本イベントをきっかけに期間終了後も継続してメニューを提供いただける店舗も生まれました。引き続き、地域内外に対して熱海の海を知る機会を作っていきたいと思っています。
 

  • 10月10日〜16日の飲食店や店舗連携の概要

・日程:海のごちそうウィーク/2021年10月10日(日)〜 10月16日(土)
・提携飲食店・店舗及び提供メニュー:
熱海市内4店舗
□MARUYAテラス/熱海千魚ベース茶漬け
□熱海 蕎麦処 利久庵/熱海千魚ベースだし巻き玉子
□まぐろや/地魚の塩焼き 出汁塩がけ
□ケータリングサービス風のね/熱海千魚ベースの特製スープ2種(和と洋)

10月16日は二子玉川にてキッチンカーを出店。上記スープ2種類を販売しました。

・実施団体:
主催:海と食の地域モデルin熱海(NPO法人atamista)
共催:日本財団 海と日本プロジェクト

【ケータリングサービス風のね/熱海千魚ベースの特製スープ2種】【ケータリングサービス風のね/熱海千魚ベースの特製スープ2種】

【MARUYAテラス/熱海千魚ベース茶漬け】【MARUYAテラス/熱海千魚ベース茶漬け】

【キッチンカー出店の様子】【キッチンカー出店の様子】

 

  • 団体概要

事業名称       :海と食の地域モデルin熱海(NPO法人atamista)
Webサイト :atami-sengyobase.com
電話番号       :090-3309-3788(担当水野)
プロジェクト責任者    :水野綾子
 

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
 

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