家具として置きたくなる⾶沫感染防⽌パーティション「Q（キュー）」がグッドデザイン賞を受賞！

協和精工株式会社のプレスリリース

「Teyney」を展開する協和精工株式会社（本社：京都市伏見区、代表取締役：山下徹也）とo-lab inc. (本社京都市左京区、代表取締役：綾利洋)は、当ブランド製品「Q(キュー)｜家具として置きたくなる飛沫感染防止パーティション」において、「2021年度グッドデザイン賞」(主催：公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。https://www.g-mark.org/award/describe/52253?token=x0bJ64kNIU

パンデミックの完全な収束にはほど遠い社会状況の中、Teyneyとして何か少しでも⼒になることはできないか、と模索して参りました。その中で感じたのは、飲⾷店さんや公共スペースに設置されている既存の⾶沫感染防⽌パーティションが、どことなく悲壮感を漂わせている、ということでした。

これからもしばらく続くであろうウィズコロナの社会においては、必要に迫られて仕方なく設置されたパーティションではなく、能動的に楽しめる家具のような存在の置きたくなるパーティションが必要だと感じ、開発に取り組みました。

既存のパーティションの多くからは、本当は置きたくないために可能な限り存在を消すべくミニマルにしたいという意図が伺える⼀⽅、⾒えにくいパネルのエッジへの不意の衝突や怪我が懸念され、端部にマスキングテープ等を貼ることで警告しているような事例も⾒かけます。
そのような視認性の課題も美しく解決すべく、⾼精度の曲げ加⼯による繊細な真鍮性フレームでアクリルパネルを縁取りました。また、設置スペースが最小限に抑えられるよう、素材感のある一本の真鍮削り出しスタンドを考案致しました。スタンドは補強されたパネル穴に、ネジ式で簡単に固定することができます。

隣席との遮蔽効果を⾼めるため、パネルはテーブル端から15cmほど⾶び出させて設置することもできます。窓のような、鏡のような、不思議な情景を⽣み出す「Q」を⽬の前にした⽅々に、ウイルスの話ではなく家具やインテリアの楽しい話題を提供することができれば幸いです。

まだまだ厳しい状況が続いておりますが、少しでも「丁寧なもので、丁寧な時間やつながりを」提供し、社会に貢献していきたいと考えております。

■グッドデザイン賞とは？
「グッドデザイン賞」は、1957年に旧通商産業省によって設立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を継承する、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。単にものの美しさを競うのではなく、産業の発展とくらしの質を高めるデザインを、身の回りのさまざまな分野から見いだし、広く伝えることを目的としています。世界でも有数の規模と実績を誇るデザイン賞として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加するとともに、よいデザインを社会に広める運動としても多くの人びとから支持されています。

■審査委員の評価
新型コロナウィルス感染症拡大以降、暮らしにまつわる必需品のデザインは大きく変化した。今では当たり前となったアクリルパーテションもその一つといえるだろう。このTeyney Qはウィズコロナ、アフターコロナ時代において空間での視認性の課題を解決している。素材選定と加工、シチュエーションに至るまで細部まで緻密にデザインし、置かざるを得ないので置いてあるという印象や悲壮感を払拭している。さまざまな空間に清潔さと美しさを提供することに成功している点が高く評価された。

■Q（キュー）の特徴
(1)家具のように楽しめる美しい⾶沫感染防⽌パーティション
(2)設置⾯積が最⼩限となる⼀本だけの真鍮製スタンド
(3)不意の衝突や怪我の防⽌にも役⽴つ、アクリルパネルのエッジを繊細に縁取る真鍮フレーム
(4)ネジ式の簡単な組み⽴て

■Q（キュー）の概要
名称： Q（キュー）｜家具として置きたくなる⾶沫感染防⽌パーティション
素材：アクリル／真鍮
デザイン：綾利洋（o-lab inc.）
販売店：Teyneyオンラインストア
URL： https://teyney.stores.jp/