芸術的なアッサンブラージュにより生み出された躍動感あふれるハーモニー「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2012」

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社のプレスリリース

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社(東京都千代田区神田神保町)は、取り扱いブランド ドン ペリニヨンより、「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2012」を、2021年11月より順次発売いたします。

ドン ペリニヨンの創造的哲学とは、感性を揺さぶる完璧なハーモニーを追求することです。ドン ペリニヨンの美学と特別な価値観の中には、緻密さ、力強さ、触感、ミネラル感、複雑さと完璧さが宿り、そしてそれらの長く続く余韻が特徴です。すべての創造のプロセスには約束事がありますが、ドン ペリニヨンにおいてそれはヴィンテージ・オンリーへの絶対的なこだわりです。すなわちドン ペリニヨンは単一年に収穫されたブドウのみから造られます。いかに困難な状況に直面しようと、ヴィンテージを完成させる揺るぎない覚悟を貫き、ヴィンテージごとに新たな価値観を生み出しています。さらに、「時」は、ドン ペリニヨンの方程式においての必須要素です。セラーの静寂の中で澱と共にゆっくりと熟成するワインにはダイナミックな変化が起きています。この熟成期間によって、ヴィンテージが綴る唯一無二の完璧なハーモニーが織りなされるのです。

気候の力強さと寛大さに育まれたヴィンテージ
ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2012は、創造力溢れる感性を独創的かつ華やかに表現しています。降雨量が多く雹にも見舞われた暑い夏、それに続く暖かく乾燥した秋によって、予測の難しい2012年のシーズンは気候の力強さと寛大さとともに、驚くほど多様性に満ちた素晴らしい景色を形造りました。2012年のブドウの状態はそれぞれの品種、地方、村、畑の区画においてどれもが最高の状態でした。これによりヴィンテージ 2012は、正反対の個性を持つブドウを比類ない多様性の元でアッサンブラージュ*するという最良の条件を手にすることができました。

躍動感あふれるハーモニーが誘う内なる対話への招待
ドン ペリニヨンにとってアッサンブラージュは、最も重要な醸造工程です。ブドウの選別から始まり2度のアッサンブラージュから成る工程において最高醸造責任者のヴァンサン・シャプロンの下す決断により、多様性と豊かさ、それぞれのヴィンテージの独自性、さらにドン ペリニヨン特有の二面性が生み出されます。
 *ブレンディング

ヴィンテージ 2012は、黒と白のコントラストが弾けるハーモニーを織りなしています。シャルドネの繊細なタッチが口に含んだ際の第一印象にまろやかさをもたらし、その酸味によってワインのフレッシュな余韻を強めます。一方、ピノ・ノワールの壮麗なフルーティな味わいは、しっかりとした密なストラクチャーで、プレアッサンブラージュによって定められた方向性を確固たるものにします。さらに、ファイナルアッサンブラージュにて直観に従った実験的なアプローチによりヴィンテージの均衡のポイントを定め、相反する要素を結合し一貫性を見出すことで、ハーモニーと正確さそして深みをもたらします。この様に精密かつ複雑な工程を経て誕生したドン ペリニヨン ヴィンテージ 2012は、複雑に入り組んだ酸味とバランスのとれた熟成感との調和で成り立ち、煌めくエネルギーが溢れています。そのエネルギーは一度放たれると、五感に広がり、思考の世界に働きかけ、刺激と感動の両方を備えた唯一無二の魅力を最大限に引き出します。

ドン・ピエール・ペリニヨンとその歴史
ドン ペリニヨンの聖地オーヴィレール大修道院に受け継がれる遺産は、ワイン造りの技術という以上に、その精神です。ドン・ピエール・ペリニヨンは、1668年オーヴィレール大修道院で、セラーマスターに任命されました。それから47年間、彼は「世界最高のワイン」を生み出すために人生を捧げました。ドン ペリニヨンにとって完璧なハーモニーへの追求は必要不可欠な創造のビジョンであり、永遠の旅路です。

私たちは、ドン ペリニヨンの理想と唯一無二の個性を表現するために、常に完璧を目指さなければなりません。これは尽きることのない探求であり、神秘を宿すインスピレーションによって、ドン ペリニヨンはそのヴィンテージに、新たな価値を見出します。

■ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2012 商品概要
商品名:ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2012 ギフトボックス
Dom Pérignon Vintage 2012 Gift Box
度 数:12.5度
容 量:750ml
希望小売価格:26,700円(税抜)/29,370円(税込)
販売時期:全国主要百貨店 他 2022年1月より順次
※但し、提携先レストランでのボトル提供は2021年11月から発売

「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2012」テイスティングノート
2012年の気候と収穫
2012年はワイン醸造者にとって天候の矛盾に悩まされる一年でしたが、数々の課題を克服し素晴らしいヴィンテージが誕生しました。冬から春にかけての霜、集中豪雨、雹、ブドウの花が咲く頃に突如訪れた寒波、夏の猛暑など、畑を襲った一連の異常気象から、自然は予測不可能で容赦ないことが明らかでした。しかし暖かく乾燥した気候によって不安は解消され、ブドウの生育状態は安定し、果実の熟成が進みました。
収穫の時期は、区画により異なりますが、9月10日~26日までの期間に行われました。収穫されたブドウは爽やかさと豊潤さのバランスがとれた、非常に有望な収穫となりました。

香り
花と果実、そして植物とミネラルが混ざり合う、豊潤で変化に富んだ香りです。ブーケは、パウダリーな白い花と甘美なアプリコット、ルバーブとミントの爽やかさ、そして灰のミネラル感が続き、心地よく繊細で魅力的です。最後にホワイトペッパーの香りがほのかに感じられます。

味わい
口にした瞬間から圧倒的なエナジーが広がります。 心地よいオープニングの後、ワインはすぐに活気を帯び、 弾けるような泡が爽やかな感覚をもたらします。酸味と苦味を中心に突き抜けるような張りのある味わいとジンジャー、タバコ、トーストの風味が続きます。

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