「がんアライアワード2021」サッポロビールとポッカサッポロフード&ビバレッジが連続受賞

サッポロホールディングスのプレスリリース

サッポロホールディングス(株)のグループ企業である、サッポロビール(株)とポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)は、11月29日に開催された、がんと就労問題に取り組む民間プロジェクト「がんアライ部」主催の「がんアライアワード2021」において、それぞれ「ゴールド」と「シルバー」を受賞しました。サッポロビール(株)は4年連続の「ゴールド」、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)は3年連続の「シルバー」受賞となります。

また、がんアライアワード表彰式の第2部として実施された「がん治療と就労の両立支援ハンドブック 先進企業とがんアライ部の取り組み」をテーマにしたパネルディスカッションに、「ゴールド」受賞企業としてサッポロビール(株)人事部プランニングディレクター村本 高史が参加しました。社内における両立支援ガイドブック作成の取り組みで得た知見やアイデアをがんアライ部の活動を通じて広く共有することで、企業が相互に高め合い、がんと就労の両立に向かう社会の流れを後押ししていきたいという思いや、他の会社との交流を通じて、サッポロビール(株)の両立支援ガイドブックをさらに充実させていきたいという考えを伝えました。
 
サッポログループは「潤いを創造し 豊かさに貢献する」という経営理念のもと、より具体的にサステナビリティ活動を推進するために、さまざまな課題の中から、特に重要と捉えて重点的に取り組む「サステナビリティ重点課題」を抽出し、ステークホルダーの皆様との「4つの約束」(注1)を定めています。その1つに掲げる「個性かがやく人財の輩出」では、従業員のあらゆる多様性を尊重し、一人ひとりの能力を最大限発揮できる環境の整備を強化することに取り組んでいます。

この受賞を励みに、がんに罹患しても、働き続けられる社会であることを望むとともに、がんに影響を受ける社員の思いを大切にし、すべての社員の学びと成長につなげます。

(注1)ステークホルダーの皆様との「4つの約束」は ①『酒・食・飲』による潤いの提供 ②社会との共栄 ③環境保全 ④個性かがやく人財の輩出 です。

 

【サッポロビール(株)受賞詳細】

1.「がんアライ宣言」内容
①私たちは、がんに罹患しても働き続けられる社会であることを望んでいます。
②サッポロビールは、がんに影響を受ける社員の思いを大切にし、働きやすい制度と対話により、会社の強さにつなげます。

2.受賞内容
ゴールド

3.受賞ポイント
・自社がんアライ宣言を具現化し、ダイバーシティや健康経営をさらに推進すべく、がん経験者の社内コミュニティ「Can Stars」を2019年に発足し、体験談の共有を中心に活動。温かい職場に支えられたことへの感謝や罹患者がいたら普通に接してほしいとの要望等、がん経験者の声を社内発信している。また、本年は、Can Starsの参加資格を従来の「がんを経験した社員本人」のみから「がん経験者の家族・遺族である社員」を加え拡大するとともに、一般社員が休憩時間中に気軽に体験談をオンラインで聞ける「Can Starsカフェ」を本年からスタートした。

・「Can Stars」は他企業等との交流も行う中、一般社団法人CSRプロジェクトを中心にWorkCAN’sの枠組みで進める「企業内ピアサポーターの育成」を側面支援し、本年5月の「第2回企業合同ピアサポート研修」や10月の「Beグッド・パートナーズ研修」開催にあたって他企業7,8社に声掛けをすることで、活動の重要性の理解促進や社会の中で働くサバイバーのつながりの形成にも取り組んでいる。

・WorkCAN’sの課外活動として、お客様との共創によるビールづくりを展開する「HOPPIN’ GARAGE」の仕組みを活用し、がんサバイバーの思いに基づく「生きている喜びを心から実感できるビールづくり」の取り組みを行っている。

・「治療と就労の両立支援マニュアル」を作成し、社内イントラに掲載することで、がんに罹患した社員が治療と就労の両立に当たり必要な情報をいつでも閲覧できるような環境を整備している。

・「時間有休制度」、「スーパーフレックス」「テレワーク」の各制度とともに、2019年1月からは治療と仕事の両立に活用できる「治療短時間勤務制度」を導入。柔軟な勤務を可能にすることで、治療を続けながら就労継続できる体制を整えている。

 
【ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)受賞詳細】
1.「がんアライ宣言」内容
①私たちは、がんに罹患しても働き続けられる社会であることを望んでいます。
②ポッカサッポロは、がんを経験した従業員に寄り添い、働き甲斐と働きやすさを感じてもらえる企業を目指します。

2.受賞内容
シルバー

3.受賞ポイント
・本人が話したい・相談したいことを何でも上司に話せる「1on1ミーティング」、業務やキャリアについて相談・確認・アドバイスする「定期面談」、「産業医面談の上司出席」等、仕事や治療のことを相談できる複数の場を設けており、いつでも相談できる体制を整備している。

・人事担当や上司が、がんに罹患した社員の治療や勤務について相談する先として、産業医・保健師だけでなく、産業EAP企業と提携し、対応の仕方や選択肢の検討等、適時アドバイスをいただける体制をとっている。上司からは、メンタル面でのサポートの仕方の悩み等が解決したと好評。

・喫煙率の低下・受動喫煙の徹底排除に向け、社員を対象とした専門家による勉強会を複数回実施。本年は、本社棟における就業時間内禁煙や、社用車内での禁煙を実施するとともに、2022年には全国で就業時間内禁煙を行うことを決定し、社内周知した。

・各拠点の産業医とWEBによる面談対応を可能にし、設定回数も増やした。

・「サッポログループ健幸創造宣言」に基づき、日常の中で健康に関する話題を増やす身近な健康推進者として「健康アンバサダー」を2020年より任命し、「健康アンバサダー勉強会」に参加、各組織での展開に繋げている。

【参考:がんアライ部について】
がんアライ部は、「がんと就労」問題に取り組むプロジェクトで、「がんと就労」に関するリテラシー向上を目的とした活動等を行い、がんを治療しながら働くことが自然に受け入れられる社会の実現を目指します。 

がんアライ部URL https://www.gan-ally-bu.com/
がんアライアワード2021受賞企業・事例紹介URL https://www.gan-ally-bu.com/report/2911

以上

<消費者の方からのお問い合わせ先>
サッポロビール(株)お客様センター
℡ 0120-207-800

 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。