星野リゾートのプレスリリース
津軽文化と四季を感じる「津軽四季の水庭」誕生
<誕生の背景>
界 津軽の風景を代表する池には、津軽伝統の刺し子「津軽こぎん刺し」のモチーフでデザインした「津軽こぎん燈籠」を夏の期間限定で浮かべ、夜の幻想的な空間を演出してきました。より深く、津軽の地に根付いた文化や芸能を堪能し、季節ごとの風情を感じてほしいとの思いから、新たに「津軽四季の水庭」が誕生します。水庭には回廊が配され、ゲストは散策をしながら、より身近に津軽の文化や四季を感じることができます。
<4つのポイント>
1 津軽の伝統工芸品に触れる
「津軽こぎん燈籠」の他にも、青森の四季をテーマに色ガラスを美しく調合した 「津軽びいどろ」など、様々な伝統工芸品に触れることができます。
2 津軽の伝統芸能を体験
ご当地楽(がく)として毎夜開催している「津軽三味線」の演奏は、水庭での特別開催も予定しています。
津軽の美しい四季の景観と共に、津軽三味線の力強い音色が楽しめます。
3 津軽の四季を感じる空間
枝垂れ桜やもみじ、杉などの植栽が点在する水庭では、季節に合わせて設えが変わります。春は桜模様の「津軽金山(かなやま)焼」のライト、冬は雪の上の「かまくら」など、四季によって異なる景色に出会えます。
4 昼は湯涼み、夜はBARで寛ぐ
昼は湯上がり処として、桜茶、りんご茶など季節のお茶やジュースを飲みながら入浴後に寛ぐことができます。夜はBARとなり、開放感のある空間で地酒を中心としたお酒が「津軽びいどろ」のグラスで堪能できます。
■予約受付開始:2018年12月1日
■リニューアルオープン:2019年4月1日
全客室がご当地部屋「津軽こぎんの間」へ
界 津軽では、2013年より青森県出身のkoginデザイナー・山端家昌(やまはた いえまさ)氏とコラボレーションし、「津軽こぎんプロジェクト」を進めてきました。その一環として、2015年3月に、こぎん刺しの模様を現代風にデザインした障子や掛け軸などを取り入れたご当地部屋「津軽こぎんの間」が誕生しました。今回の改装では新たに34室を改装し、全41室が「津軽こぎんの間」になります。
今回、改装する客室にはローベッドとソファーが備わり、ゆったり過ごすことができます。障子や壁面には津軽こぎんのシンメトリーなデザインが施され、洗練された印象と落ち着きを感じる空間です。
*ご当地部屋とは、歴史や名産品などその土地の特徴を表現したモチーフや伝統工芸品を使用した客室で、地域の文化を存分に感じることができます。
<津軽こぎん刺しとは>
水平・垂直にシンメトリーな菱形がモチーフとして使われている伝統工芸品です。津軽地方の雪深い冬を温かく過ごすため、また仕事着の強度を高める工夫として、重ねた麻布に細かな刺し子を施したのが津軽こぎん刺しの発祥とされています。
坂倉建築研究所
今回の改装は、近代建築における巨匠ル・コルビュジエに師事し、モダニズム建築を実践した日本の建築家、坂倉準三(さかくら じゅんぞう)氏が創設した建築設計事務所が担当します。これまでのデザインを活かしながら、より洗練された空間となるよう計画しています。
<主な作品>
「東京ミッドタウン」、「ギャラリー・サカ」、分譲型別荘「追分倶楽部」など
koginデザイナー・山端 家昌氏
青森県出身のKoginデザイナー・山端 家昌氏は、高校時代に弘前でこぎん 刺し模様に出会い、その後、こぎん刺しの魅力を発信すべく「kogin.net」 を立ち上げ、作家活動をスタートしました。
界 津軽では、津軽こぎん刺しの技法や模様を客室のインテリアとして展開。伝統模様の魅力をベースに、こぎん模様をデジタル化し、意外性のある素材や色などを駆使したオリジナルのデザインは、津軽こぎん刺しへの興味を引き寄せ、強く印象づけます。
星野リゾート 界津軽(青森県・大鰐温泉)
弘前の奥座敷に佇む、津軽文化が光る宿。日本画の巨匠・加山又造の壁画『春秋波濤』の前で披露する津軽三味線は圧巻。八甲田や白神山地、奥入瀬渓流など青森観光にも便利。
住所 :青森県南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1
電話 :0570-073-011(界予約センター)
料金 :1泊2食付 21,150円~(2名1室利用時の1名料金、税サ込)
URL :www.kai-ryokan.jp/tsugaru/