SHIBUYA109発 最新トレンド調査を発表!SHIBUYA109 lab.トレンド予測2022

株式会社SHIBUYA109エンタテイメントのプレスリリース

株式会社SHIBUYA109エンタテイメント(本社:東京都渋谷区、社長:石川あゆみ)が運営する若者マーケティング研究機関『SHIBUYA109 lab.(読み:シブヤイチマルキューラボ)』は、SHIBUYA109 lab.が保有する独自ネットワークにて、around20(15~24歳)425人の女性を対象に実施した2022年のトレンド予測の結果をお知らせいたします。

  • SHIBUYA109 lab.トレンド予測2022

【カフェ・グルメ部門】50年代アメリカンテイストに注目。特徴はカラフル&ハイカロリー
【モノ・コト部門】アイテムと体験は「手作り感」、美容は「自分らしさ」と「オールジェンダー」
【アーティスト部門】シームレスに活躍するアーティスト。アイドルはセカンドキャリアにも注目!
【ヒト部門】「身近さ」「専門性」「マネしたくなる」…いずれかの軸で“自分の村”を作れる人
 

  • 【カフェ・グルメ部門】50年代アメリカンテイストに注目。特徴はカラフル&ハイカロリー

近年トレンドの中心になっている韓国・中国などのアジアンフードだけでなく、50年代のアメリカンカルチャーの世界観にあうものに注目が集まっています。Z世代は食を楽しむ際に世界観も重視しており、2022年は背徳感を感じるくらいのハイカロリーを楽しめる、アメリカンテイストの空間がトレンドとなりそうです。

■アメリカンパーティー
アメリカのカラフルな、ハイカロリーで背徳感を楽しめるスイーツやお菓子・飲み物で机をいっぱいにして楽しむパーティー。食べ物だけでなく、サングラスをかけたり、カラフルなおもちゃを用意するなど、アメリカンな空間づくりまで含めて楽しまれています。カフェなど、外食先に求める世界観としても、50年代のアメリカンダイナー風の世界観が注目されています。

■バナナスプリット
バナナを縦半分にカットし、アイスクリームを添えたアメリカの伝統的なスイーツ。豪華な見た目の新しさと、美味しさにハマる人が続出しており、おうちで作ることで、アメリカンパーティーの一環として楽しめます。

■カップケーキデコ
アメリカのカップケーキのように、生クリームやカラフルなチョコレートなどを沢山盛ることがポイントです。デコレーションする過程も含めて楽しむことができ、写真撮影をした際にインパクトがあり、ボリューム感がある見た目を演出できることが魅力です。アメリカンパーティーでも楽しまれています。

■ハーフケーキ
半分にカットしたホールケーキを縦に置き、デコレーションしたケーキ。犬やアニメキャラクターのデザインが特に人気で、ホールサイズでは多いと感じる人や、複雑なケーキ装飾ができない人でも作れることが魅力です。

■太っちょケーキ
鏡餅のような立体的な形が特徴のケーキ。韓国アイドルのセンイル(誕生日)ケーキに使われたことで話題となっています。ハーフケーキと同様、動物の下半身が大きくなったフォルムで、うさぎやクマなどの様々な動物で作成されています。

 

 

■インジョルミケーキ
インジョルミは韓国語で「きな粉餅」を意味しており、インジョルミケーキはきな粉餅が入ったケーキです。現在日本で食べることができるお店は少ないですが、韓国でトレンドとなっていることで注目されています。

■マンドゥ
韓国語で「饅頭」を意味しており、シンプルで丸い形をした蒸し餃子。餡には豆腐や春雨などヘルシーな具材が入っており、ボリューミーな見た目を楽しみつつ、カロリーを気にせずに食べられることがポイントです。

■ヴィーガンスイーツ
卵・乳製品・はちみつを使わずに植物性食品のみで作られたお菓子。甘さはありつつもヘルシーであることが魅力です。社会課題への関心が高いものの、課題解決へのアクションに踏み出せずにいるZ世代にとって、気軽に取り入れやすいことも注目ポイントのひとつです。

■しゅうまい
しゅうまい専門店が増えており、注目されています。外食した際に写真や動画を撮影し、SNSに投稿することが主流となっているZ世代にとって、感覚的に可愛いことは重要です。しゅうまいは白くて丸い見た目が可愛いこともポイントです。

■麻辣湯
中国四川省発祥の辛いスープ料理。春雨や野菜などの具材を煮込んだもので、お店では様々な具材の中から好きなものを自分で選び、カスタマイズして楽しめることも魅力です。

  • 【モノ・コト部門】アイテムと体験は「手作り感」、美容は「自分らしさ」と「オールジェンダー」

アイテム・体験においては引き続き“手作り感”が特徴になるものが多く、アレンジ次第で自分だけのものを作ることができる“アレンジの余白”がある体験が注目されています。また美容に関しては、性別問わず自分らしさを貫くものが多いのが特徴です。

■ビーズキーホルダー
デザインに推しの名前や推しのメンバーカラーを取り入れたりすることで、ヲタ活の一環として楽しまれています。Z世代を中心に使われ始めている通販サイト「SHEIN」では手作りビーズセットが販売されており、それを使い自分だけのビーズキーホルダー作りを楽しんでいます。

■キーリングハンガー
短めのストラップが、背面の斜めの位置に装着されたスマホケースのこと。ストラップを手作りする人も多く、自分でデザインを決められることがポイントです。推しの名前を入れる等、ビーズキーホルダーと同様、ヲタ活に使われています。

■スニーカーストラップ
スニーカーのかかとに付けて楽しむファッションアイテム。
ビーズで作られたものが人気で、シンプルなデザインのスニーカーのアクセントとして楽しまれそうです。

■クロシェアイテム
「クロシェ」はかぎ針編みを指す言葉です。ビスチェと帽子などのファッションアイテムを中心に、カラフルなお花がモチーフとなったかぎ針編みのアイテムが注目されています。

■タフティング
もこもことしたフロアマットのような質感のものです。オリジナルデザインでマットを作ったり、鏡の周りをタフティングでデザインする「タフティングミラー」など、インテリアアイテムとして注目されています。

■プロジェクターフォト
好きな画像や動画をプロジェクターで投影し、その前に立ち、写真を撮り楽しみます。
リモート授業が増え、プロジェクターで投影するために黒板がホワイドボードに変わった学校もあり、コロナ禍を経たZ世代の子たちの新しい放課後の楽しみでもあります。

 ■顔タイプ診断
2021年にトレンドとなった「骨格診断」「パーソナルカラー診断」の次に注目されており、似合う服のテイストを顔立ちのタイプから診断します。お買い物に失敗しないために、自分を知ることに力を入れているZ世代が増えていることから、注目が集まっています。

■カラー眉メイク
ピンクやグリーンなど、眉にカラーを足して楽しむメイク。マスク生活が続いていることもあり、マスクをしていても楽しめることが魅力です。

■オールジェンダーコスメ
性別を特定せず、誰もが使えるコスメブランドが増えており、メイクを取り入れる男性の選択肢になっています。

■メンズネイル
メンズアイドル・アーティストの中でネイルを取り入れる人が増加していることで、おしゃれの一環として楽しむZ世代が増えています。ファッションや美容に関心が高い人の中で、黒やカーキなど暗めのカラーに加え、黄色やオレンジなどポップなカラーも取り入れられています。

  • 【アーティスト部門】シームレスに活躍するアーティスト。アイドルはセカンドキャリアにも注目!

ノミネートには次世代アイドル・邦ロックバンド、HIP HOPなど多岐にわたるアーティストが並びました。
特定のジャンルの音楽に縛られず、シームレスに活躍するアーティストや、アイドルを中心に、様々な背景を持つメンバーが集結したグループが増えています。元々別のグループのメンバーとして活動していた過去を持ち、オーディションに挑み、デビューしたメンバーもいる BE:FIRSTなど、これまでにあまりないセカンドキャリアを築いていく姿にも注目が集まっています。
 

  • ヒト部門】「身近さ」「専門性」「マネしたくなる」…いずれかの軸で“自分の村”を作れる人

Z世代が注目する人は細分化・多様化していますが、友達感覚で応援できる「身近さ」、美容や食など特定分野に詳しい「専門性」、そしてみんなが「マネしたくなる」SNS投稿のフォーマットを共有している人のいずれかの特徴を持っていることが注目されています。
コロナ禍の影響で交友関係に対する価値観が変化しており、「同じ価値観を共有」「共有できる小さなコミュニティを重視する」傾向に変化しています。そのためインフルエンサーにおいても、共感や信頼関係の構築が重要で、相互コミュニケーションを生みながらより強固な関係性を作り上げつつ、“村”のような小さなコミュニティにしていくスキルがあることがポイントになります。

  • 【所長が分析!】コミュニティが“村化”し、更に生きやすい環境を優先する傾向に。「隣の芝は隣の芝。“自分達の村”を青くしていく」

コロナ禍による生活環境の変化によって、2021年度も既に交友関係が「浅く広く」から「深く狭く」に変化していますが、2022年もこの傾向は継続していくことが予測されます。そのため、よりクローズドコミュニティの中で楽しめるトレンドに注目が集まりそうです。Z世代はSNSネイティブであるため、引き続き、周囲との調和やゆるい繋がりの中でのコミュニケーションも重視されますが、深い付き合いを優先することで「外野を気にせず、“ウチら”で楽しむ」という意識が高まり、周囲を気にせず主観的に楽しめるトレンドがピックアップされているのが特徴です。
居心地の良い、“自分達の村”のようなクローズドコミュニティを作って、その中で楽しんでいる様子を軸にして他者とのコミュニケーションに繋げます。今回のトレンド予測の結果からは、「自分の身近な人たちであれば、違和感なく受容してもらえる範囲のアクセントとなる個性にチャレンジしたい」という意思も見られます。

■本調査について
SHIBUYA109 lab.が毎月行う、SHIBUYA109独自ネットワークに属するaround20(15〜24歳)女性へのアンケート調査から、around20注目のトレンドキーワードをSHIBUYA109 lab.独自にピックアップ。さらに、トレンドキーワードに対してWEBアンケート調査を行い、4部門(カフェ・グルメ部門、モノ・コト部門、アーティスト部門、ヒト部門)の中から、票を集めた上位10コンテンツを発表。

【アンケート調査概要】
■ノミネート選定
①SHIBUYA109ガールズ調査
調査期間:2021年1月~10月
調査方法:WEBアンケート(自由記述式)
対象者:SHIBUYA109 lab. 独自ネットワーク around20(15〜24歳)女性
有効回答数:n=100/毎月

②ノミネート選出
上記調査結果から計12名の高校生・大学生とSHIBUYA109 lab.で2022年にトレンドとなりそうなキーワードをノミネートとして選出。

■トレンド予測調査
③SHIBUYA109ガールズ トレンド予測調査
調査期間:2021年11月
調査方法:WEBアンケート(上記ノミネート選定より複数選択式アンケート)
調査対象:SHIBUYA109 lab.独自ネットワークとSHIBUYA109渋谷店来館者のaround20(15歳~24歳)女性
有効回答数:n=425

■SHIBUYA109 lab.概要
株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが運営する新しい世代に特化した若者マーケティング調査研究機関。SHIBUYA109のターゲットである「around20(15~24歳)」を中心に彼らの実態を調査し、SHIBUYA109独自の視点から分析している。
設立:2018年5月17日
所長:長田麻衣(株式会社SHIBUYA109エンタテイメント所属)
ホームページ:https://shibuya109lab.jp

■SHIBUYA109 lab.所長 長田麻衣(おさだ・まい)
総合マーケティング会社にて、主に化粧品・食品・玩具メーカーの商品開発・ブランディング・ターゲット設定のための調査やPR サポートを経て、2017年に株式会社SHIBUYA109エンタテイメントに入社。
SHIBUYA109マーケティング担当としてマーケティング部の立ち上げを行い、2018年5月に若者研究機関「SHIBUYA109 lab.」を設立。現在は毎月200人の「around20(15~24歳)」と接する毎日を過ごしている。

■株式会社SHIBUYA109エンタテイメント概要
SHIBUYA109渋谷店(東京都・渋谷区)を中心とした4つの施設を展開。「Making You SHINE!-新しい世代の”今”を輝かせ、夢や願いを叶える-」の企業理念を掲げ、これからを担う新しい世代の今を輝かせ、夢や願いを叶えるため、商業施設運営に留まらないエンタテイメント事業展開を行う。
設立:2017年4月3日
代表取締役:石川 あゆみ
ホームページ゙:https://www.shibuya109.co.jp/

※ 公開データの引用・転載の際は、『SHIBUYA109 lab.調べ』と明記いただきますようお願い申し上げます。
SHIBUYA109 lab./https://shibuya109lab.jp
※ 本リリースに記載の会社名、製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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