ユーハイム100歳の誕生日会期間限定イベント「ハッピーバースデートゥーユーハイム」開催

株式会社ユーハイムのプレスリリース

株式会社ユーハイム(本社:神戸市中央区港島中町7-7-4 代表取締役社長:河本英雄 以下、ユーハイム)は、2022年3月から2023年11月までを100周年として、今までの100年に感謝を込めた「ハッピーバースデートゥーユーハイム」という期間限定イベントを日本全国各地で行います。初回は2022年3月2日(水)から神戸阪急での開催。また、100周年事業としてユーハイムのロゴデザインの刷新や、神戸元町本店、定番商品のリニューアルなどを行います。
100周年の期間は、創業者カール・ユーハイムが日本に永住をすることを決心し、自身の初めてのお店を横浜にオープンした1922年3月から、関東大震災を経て、横浜から神戸に居を移しお店を再興する、1923年11月を元に20か月としています。

期間限定イベント「ハッピーバースデートゥーユーハイム」イメージ期間限定イベント「ハッピーバースデートゥーユーハイム」イメージ

ドレスコードはユーハイムチェック ユーハイムのお誕生日会全国各地でご招待

 ユーハイムは、3月2日(水)から神戸阪急で開催される、ユーハイム100周年の期間限定イベント「ハッピーバースデートゥーユーハイム」を皮切りに、全国で同様のイベントを開催します。このお誕生日会は、日本全国にある272店舗のユーハイムのお店に、日々お越しいただくお客様とともに、100歳のバースデーをお祝いしたいという思いから実施されることになりました。お誕生日会開催の1か月前から、対象エリアのユーハイムのお店で、税込1,080円以上のお買い物いただいた方に、ユーハイムチェック柄に、刷新されたロゴをあしらった、ユーハイムハンカチとお誕生日会への招待状をプレゼントします。
 また、お誕生日会にユーハイムハンカチを「ドレスコード」として身に着けてご来場いただくと、「ユーハイム100周年ガラポン」に参加いただけます。「ユーハイム100周年ガラポン」はハズレなし。「ユーハイム工場見学」や、「ハッピーバースデートゥーユー バースデーケーキ」など、ユーハイムをもっとよく知っていただけるアイテムをご用意しています。

【ハッピーバースデートゥーユーハイム@神戸阪急】
期間:2022年3月2日(水)~7日(月)
会場:神戸阪急 本館9階 催場
営業時間:午前10時~午後8時 ※最終日は午後5時終了
期間限定イベント情報は、ユーハイムの特設サイトにて随時更新します。
https://www.juchheim.co.jp/happy_birthday_to_juchheim/

1920年代から続く定番を「ユーハイムクランツ」として改名、さらに進化

「ハッピーバースデートゥーユーハイム」会場内での注目のお菓子は、ユーハイムの創業当時から販売している定番ケーキ「フランクフルタークランツ」です。フランクフルタークランツ(Frankfurter Kranz)は、「フランクフルトの王冠」という意味の、バタークリームとスポンジを合わせたシンプルなケーキです。
ドイツ本国では、キャラメリゼしたナッツで覆われているものを、「フランクフルタークランツ」と呼んでいますが、アーモンドシュガーをまぶした白いフランクフルタークランツはユーハイムのオリジナル、つまり日本で誕生しました。このアーモンドシュガーが、ユーハイムのフランクフルタ―クランツのサクサクとした食感と、サラッとした口どけを生み出しています。
 ユーハイムはこのたび、わたしたちが、独自に作り上げた大切なこの商品を未来につなげていくために、商品名を「ユーハイムクランツ」とし、創業者カール・ユーハイムが授けてくれた「アーモンドシュガー」を進化させます。
「アーモンドシュガー」は菓子屋にとって、調味料であり、菓子職人のこだわりが詰まっています。
会場内ではこの「ユーハイムクランツ」を実演、できたてでご用意します。
さらにイートインスペースでは、100周年を記念して、できたてクランツを100円(税抜き)でお楽しみいただけます。

【できたてユーハイムクランツ】
価格:110円(税込)
販売店舗:ハッピーバースデートゥーユーハイム@神戸阪急9階 催場

バウムクーヘンのおいしさを最高素材でさらにおいしく「究極のバウムクーヘン」

ユーハイムでは、創業当時から受け継いだバウムクーヘンレシピを引き継いでいくことを基本とし、バウムクーヘンの味のバリエーションの開発は、絶対に商品化することができない最後の砦でした。
しかし10年前に、バウムクーヘンと最高素材を組み合わせる「究極のバウムクーヘン」プロジェクトがはじまります。
なぜ「究極」であるべきなのか?それはバウムクーヘンの黄金比「バター1:粉類1:糖類1:卵2」に対する挑戦であったからです。ユーハイムのバウムクーヘンは添加物を使用しないで作りあげます。そのため、その日の材料のコンディションで、基本のバウムクーヘンの焼きあげることすら難しいのです。そこに、最高素材を加えるだけでなく、バウムクーヘンのおいしさと最高素材の存在感をしっかりと出していくというのは、難易度の高いレシピ開発で、熟練の職人であっても及び腰になるものでした。
 その難関をみごとに超えて、ユーハイムのマイスター全員が賛同したバウムクーヘンが10年の歳月を経て、「究極のバウムクーヘン」としてシリーズになりました。10年間で完成したのは、残念ながらたったの4種類。ユーハイムが究極にこだわったバウムクーヘンの新シリーズです。

【商品詳細】
商品名:究極のバウムクーヘン4アソート(抹茶・ラム酒・胡麻・珈琲)
価格:未定 発売日:2022年3月2日~
発売場所:ハッピーバースデートゥーユーハイム@神戸阪急 9階 催場

抹茶のバウムクーヘン:丸久小山園の抹茶「又玄(ゆうげん)」を使用した、抹茶のおいしさを堪能できる逸品
ラム酒のバウムクーヘン:国産ゴールドラムと山椒を合わせたさわやかな香りのバウムクーヘン
胡麻のバウムクーヘン:和田萬の金胡麻のすりごまとペーストを使用して胡麻の香りをふんだんに感じられる贅沢なバウムクーヘン
コーヒーバウムクーヘン:ミカフェートのコーヒー豆を砕いて生地に混ぜ込み焼きあげました

新しいロゴは創業者から引き継いだ、クリームで絞った文字をベースにカタカナを添えて
ユーハイムの社名は、創業者であるカール・ユーハイムの苗字に由来します。
カール・ユーハイムが、創業当時絞り袋を使ってバタークリームで文字を綴った、クリーム文字をベースに、ブラッシュアップしながら引き継いだロゴを復活し、そして新たな息吹を吹き込みました。
 カタカナロゴと欧文表記の組み合わせは、100年を経て日本のブランドになった証として、日本の洋菓子の黎明期を立ち上げたブランドとして、これからの200年に向けて、日本を代表して世界に羽ばたく意志を表しています。
また、創業当時から使用されていた3色のカラーリングを、「ユーハイムチェック」として甦らせました。この3色は、「純正材料(白)Pure」、「無添製造(赤)Passion」、「職人の系譜(黒)Pride」というユーハイムが大切にする3つをしっかりと織り合わせることで、純正自然のものづくりを行うことを表しています。
 ロゴのデザインは博報堂デザインの永井一史氏によるものです。

【永井一史氏コメント】
100年前のカール・ユーハイム氏による創業のときからの歴史を紐解きながら、
守るべきことと変えていくべきことを考えました。
デザインを考える上で、大きな資産だと思ったのが、独自の形を持ったクリーム文字と白・赤・黒の3色です。
ロゴに関しては、個性的な特徴を復活させつつ、現代に合わせてデザインし直し、新たにカタカナのロゴも加えました。
また、白・赤・黒の3色は、ユーハイムの世界観を伝えながら様々なところに展開可能なユーハイムチェックとしてデザインしました。美味しいお菓子を通じて世界に幸せを届けるユーハイムらしさを感じていただければと思います。

【永井一史氏について】
永井一史 (ながい・かずふみ)
アートディレクター/クリエイティブディレクター
株式会社HAKUHODO DESIGN代表取締役社長
多摩美術大学教授

多摩美術大学美術学部卒業後、博報堂に入社。2003年、デザインによるブランディングの会社HAKUHODO DESIGNを設立。様々な企業・行政の経営改革支援や、事業、商品・サービスのブランディング、VIデザイン、プロジェクトデザインを手掛けている。2015年から東京都「東京ブランド」クリエイティブディレクター、2015年から2017年までグッドデザイン賞審査委員長を務める。経済産業省・特許庁「産業競争力とデザインを考える研究会」委員も務めた。
クリエイター・オブ・ザ・イヤー、ADC賞グランプリ、毎日デザイン賞など国内外受賞歴多数。著書に『博報堂デザインのブランディング』『これからのデザイン経営』など。

ユーハイム神戸元町本店もリニューアル
ユーハイム神戸元町本店(神戸市中央区元町通1-4-13)は、3月上旬オープン予定で現在改装中です。
店舗デザインのリニューアルコンセプトはユーハイムの純正自然を作るうえで欠かせない「純正自然」を表す「白(Pure)」。透明感があり、神戸っ子にも親しんでいただけるような温かさを感じられるデザインです。

 ユーハイム神戸元町本店外観イメージ ユーハイム神戸元町本店外観イメージ

 ユーハイム神戸元町本店内観イメージ ユーハイム神戸元町本店内観イメージ

ユーハイム100周年 幻の1号店「E.ユーハイム」

青島での結婚式の写真青島での結婚式の写真

1909年、中国の青島で菓子店を開業したカール・ユーハイムは第一次世界大戦の捕虜として、日本に渡り、1919年日本で初めてバウムクーヘンを焼きあげます。そして、捕虜から解放された後、銀座で製菓長として「カフェ・ユーロップ」で働き、1922年には、妻のエリーゼの名前を冠した「E.ユーハイム」を横浜にオープンします(神奈川県横浜市中区山下町60)。
ユーハイム夫妻が日本で初めて自分たちで立ち上げた菓子店です。
お菓子は飛ぶように売れ、横浜散策の名所となっていました。
しかし、1923年9月1日、関東大震災により店舗を失い、ユーハイム一家は神戸からの避難船に乗り込み、一命をとりとめました。手元にあったのは、偶然ポケットに入っていた5円札一枚のみ。徹底的な被害を被ったユーハイム一家でしたが、11月には神戸の三宮でお店をオープンします。
カールは日本では主流であった、「技術は盗むもの」という考え方を、当時では革新的な「計量」という方法で、日本人の職人たちにお菓子づくりの技術を伝えました。

 

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