ハウス食品グループ本社株式会社のプレスリリース
ハウス食品は、製品の購入を通じて産地の生活応援に繋がるスパイス製品「C.A.M.T.A．BLACK PEPPER（カンタ ブラックペパー）」を、2月14日からスーパーなどで発売します。ブラジル トメアス地区で日系ブラジル人が立ち上げた現地農協（C.A.M.T.A.）の組合員が栽培した“穏やかな香りとシャープな辛味”が特徴の黒胡椒を、“パウダータイプ”と“あらびきタイプ”の2種類で展開します。税別希望小売価格200円。
ハウス食品グループでは、“スパイスの持続可能な調達”の一環として、日本の家庭に馴染みが深く、幅広い料理に使われている「黒胡椒」をテーマにした取り組みを、スパイス産地と協働で推進してまいります。
■特徴
（1）製品購入を通じて、スパイス産地（ブラジル トメアス地区）の人々の生活応援に繋がる製品です。
（2）環境配慮の観点から、詰替えを前提とした袋タイプを採用しており、包材用のインクにはバイオマスインキを使用。
（3）穏やかな香りとシャープな辛味をもつ黒胡椒で、素材の良さを引き立てる風味が特徴。
■製品に込めた想い
約90年前にブラジルに入植した日系移民が立ち上げた現地農協（C.A.M.T.A.（カンタ）＝正式名称は「トメアス総合農業協同組合」）が、過去経験してきた貧困・飢餓・疫病といった存続に関わる大きな問題を、黒胡椒の栽培によって乗り越えてきた苦難と発展の歴史にスパイスメーカーとして共感を覚えました。
また、C.A.M.T.A.が組合員に対し推進する「アグロフォレストリー農法（農作物と樹木作物を組み合わせた農業）」が、現地の環境保全や雇用の創出に繋がる持続的な農業モデルとしてブラジル国内だけでなく世界でも注目されている事を知りました。
黒胡椒を原料として購入し現地の人々の生活を応援（所得の安定化）するとともに、地球環境保全にも繋がる「アグロフォレストリー農法」を推進するC.A.M.T.A.を、事業を通じ応援したいとの想いから、本製品の発売を決めました。
製品購入を通じて、日々の暮らしから社会課題解決へのアクションを始められるライフスタイルを提案してまいります。
※2022年2月発売時点で、本製品中の全てのブラックペパーが「アグロフォレストリー農法」によるものではありませんが、現地雇用やアマゾンの環境保全に繋がる同農法を推進するC.A.M.T.A.との取り組みを継続し、持続可能な社会により一層貢献できるよう努めて参ります。
■コンセプトは、「暮らしから世界を想う、これからのスパイス生活」
＜生産者コメント＞
トメアス総合農業協同組合（C.A.M.T.A.）乙幡アルベルト理事長（中央）と ご親族の皆様
アグロフォレストリー農法を通じた短期・中長期的な栽培活動は、取り組む人々に持続的な収入をもたらし、また長期に渡り森林を保全させる事が出来る最も良い方法の1つだと考えています。日本のお客さまには私たちの製品を手に取って頂くことで、我々現地の人間がこの地に定住し、安定した多くの雇用の維持ができること、さらに環境的な面でもトメアスの自然を守ることに繋がりますので、ぜひ応援していただければと思います。
＜製品開発者コメント＞
ハウス食品グループ本社株式会社 スパイスバリューチェーンプロジェクト 鶴野 凌
遠く離れたブラジルの地で日本をルーツに持つC.A.M.T.A.が黒胡椒に想いを持ち、栽培を続けている事、アグロフォレストリー農法がアマゾンの環境保全に繋がる手法と知り、彼らのストーリーや取り組みを皆様に感じてほしいと考えました。ブラジルへ移住し約1世紀にも及んで歩まれた彼らの歴史やアグロフォレストリー農法。現代へ紡がれてきた彼らの情熱、胡椒に込められたストーリーを想いながらご賞味いただけますと幸いです。
■ブランドの取り組み・展望
2022年2月発売時点で、本製品中の全てのブラックペパーが「アグロフォレストリー農法」によるものではありませんが、現地雇用やアマゾンの環境保全に繋がる同農法を推進するC.A.M.T.A.との取り組みを継続し、持続可能な社会により一層貢献できるよう努めて参ります。
本製品および「C.A.M.T.A.」・「アグロフォレストリー農法」に関する詳細は、ブランドサイトをご覧ください。
URL：https://housefoods.jp/products/special/camta/index.html（2月10日公開予定）
■製品概要
●製品名 ／ 内容量：
C.A.M.T.A. BLACK PEPPER＜パウダー＞ ／ 26g
C.A.M.T.A. BLACK PEPPER＜あらびき＞ ／ 23g
●価格：税別希望小売価格200円
●発売日：2022年2月14日
●発売地区：全国
